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公開番号
2025040795
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147823
出願日
2023-09-12
発明の名称
車両駆動装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
1/02 20060101AFI20250317BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両駆動装置を大型化することなく車両駆動力を増大させる。
【解決手段】車両駆動装置100は、走行駆動源であるモータ11,12と、トルクが入力される入力軸、入力軸の回転を変速する変速機構および入力軸と変速機構とを収容する変速機ケースを有する変速機2と、変速機ケースの外部において入力軸と同軸上に延在し、入力軸に連結された回転軸15と、モータ11,12のトルクをそれぞれ回転軸15に伝達する動力伝達部と、を備える。モータ11,12は、回転軸15を対称軸として略対称位置に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行駆動源である第1電動機および第2電動機と、
トルクが入力される入力軸と、前記入力軸の回転を変速する変速機構と、前記入力軸と前記変速機構とを収容する変速機ケースと、を有する変速機と、
前記変速機ケースの外部において前記入力軸と同軸上に延在し、前記入力軸に連結された回転軸と、
前記第1電動機のトルクを前記回転軸に伝達する第1動力伝達部と、
前記第2電動機のトルクを前記回転軸に伝達する第2動力伝達部と、を備え、
前記第1電動機と前記第2電動機とは、前記回転軸を対称軸として略対称位置に配置されることを特徴とする車両駆動装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両駆動装置において、
前記変速機ケースに取り付けられ、前記回転軸の周囲を覆うケース部と、
前記ケース部と前記回転軸との間に介装され、前記回転軸を前記ケース部から回転可能に支持する単一の回転軸支持部と、をさらに備え、
前記第1動力伝達部は、前記第1電動機のトルクが出力される第1出力部と前記回転軸の第1部位との間に掛け回された無端式の第1帯状部材を有し、
前記第2動力伝達部は、前記第2電動機のトルクが出力される第2出力部と前記回転軸の第2部位との間に掛け回された無端式の第2帯状部材を有し、
前記第1部位および前記第2部位は、前記回転軸の軸方向一端部と前記回転軸支持部との間に、軸方向に互いに離間して設けられることを特徴とする車両駆動装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両駆動装置において、
前記変速機は、前記入力軸を回転可能に支持する軸方向複数の入力軸支持部をさらに有し、
前記回転軸の軸方向他端部は、前記入力軸の軸方向一端部にトルク伝達可能に嵌合されることを特徴とする車両駆動装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の車両駆動装置において、
前記変速機から出力されたトルクを左右の車輪に伝達する左右一対のドライブシャフトと、
前記変速機から出力されたトルクを前記左右一対のドライブシャフトに伝達する差動機構をさらに備え、
前記第1電動機および前記回転軸は、前記ドライブシャフトの前方または後方に配置され、
前記第2電動機は、前記ドライブシャフトの上方に配置されることを特徴とする車両駆動装置。
【請求項5】
請求項4に記載の車両駆動装置において、
前記第1電動機は、その下端部の路面からの高さが、前記差動機構の下端部の路面からの高さと略同一となるように配置されることを特徴とする車両駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行駆動源として複数の電動機を有する車両駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、走行駆動用の複数のモータを備える車両が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、車両の各車輪にモータ(インホイールモータ)を内蔵し、各モータの駆動により各車輪を回転駆動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6355927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1記載のように、走行駆動用の複数のモータをインホイールモータとして構成したのでは、各モータの駆動力が各車輪の駆動力となる。このため、車輪の駆動力を増大するためには大型のモータが必要となり、装置の大型化を招く。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である車両駆動装置は、車両の走行駆動源である第1電動機および第2電動機と、トルクが入力される入力軸と、入力軸の回転を変速する変速機構と、入力軸と前記変速機構とを収容する変速機ケースと、を有する変速機と、変速機ケースの外部において入力軸と同軸上に延在し、入力軸に連結された回転軸と、第1電動機のトルクを回転軸に伝達する第1動力伝達部と、第2電動機のトルクを回転軸に伝達する第2動力伝達部と、を備える。第1電動機と第2電動機とは、回転軸を対称軸として略対称位置に配置される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、大型のモータを用いることなく車輪の駆動力を増大させることができ、装置の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る車両駆動装置が適用される車両の側面図。
図1の矢視II図。
本発明の実施形態に係る車両駆動装置の全体構成を示す斜視図。
本発明の実施形態に係る車両駆動装置の全体構成を示す側面図。
本発明の実施形態に係る車両駆動装置の一部である駆動ユニットの分解斜視図。
図5の駆動ユニットの要部断面図。
図5の駆動ユニットを構成するケースの斜視図。
図7Aとは異なる方向から見たケースの斜視図。
図5の駆動ユニットを構成するホルダの斜視図。
図5の駆動ユニットを構成するブラケットの斜視図。
図5の駆動ユニットの回転軸と変速機の入力軸との連結部の構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図10を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る車両駆動装置は、車両を走行駆動するための装置であり、乗用車、トラック、作業車両等、各種車両に適用することができる。以下では、一例として、四輪のトラックに車両駆動装置を適用する例を説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る車両駆動装置100が搭載された車両(トラック)200の側面図であり、図2は、車両駆動装置100の概略構成を示す車両200の底面図(図1の矢視II図)である。なお、図1,2には、車両200の前後方向(長さ方向)、左右方向(幅方向)および上下方向(高さ方向)を矢印で示す。
【0010】
図1に示すように、車両200は、左右一対の前輪201と、左右一対の後輪202と、前輪201の上方に配置されたキャビン203と、車両200の骨格を形成するシャーシ(車体フレーム)204と、シャーシ204の上方に配置された荷台205と、を有する。車両200は、前輪201を従動輪、後輪202を駆動輪として構成された後輪駆動車であり、車両駆動装置100により後輪202が駆動される。車両駆動装置100は、シャーシ204の下方、かつ、後輪202の近傍に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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