TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025040731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147710
出願日2023-09-12
発明の名称案内装置、案内方法、案内プログラム、案内システム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20250317BHJP(チェック装置)
要約【課題】混雑の発生を回避しながら、施設のセキュリティを向上しつつ、ユーザを案内することができる、案内装置、案内方法、案内プログラム、案内システムを提供する。
【解決手段】案内装置は、ユーザの個人識別情報と、ユーザが車いすユーザであるか否かを少なくとも示すユーザ情報とを対応付けて案内装置に登録する登録部と、改札において取得された個人識別情報に基づいて、改札を通過したユーザが車いすユーザであるか否かを判断する判断部と、電車の車体に設置された少なくとも2台のカメラによって取得された画像に基づいて、電車とホームとの間の隙間の幅及び電車の床面とホームの面との高さの差を推定する推定部と、改札を通過したユーザが車いすユーザである場合に、隙間の幅及び高さの差に基づいて、電車の床面とホームの面との間に架け渡されるようにスロープを制御する指令を出力するスロープ制御指令部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方方向に進行可能な複数の通路の一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部における、前記通路の入口に設置された自動ドアの開閉を制御する開閉制御部と、
ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納する登録部と、
前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成するコードシンボル生成部と、
前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行う認証部と、
を備え、
前記登録部は、前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納し、
前記開閉制御部は、前記認証部による生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する、
案内装置。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記登録部は、
前記ユーザの登録用身体画像から前記登録用生体情報を取得し、
前記登録用身体画像を撮像する施設端末から、前記登録用身体画像とともに前記ユーザの行き先情報を受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納する、
請求項1に記載の案内装置。
【請求項3】
前記登録部は、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とに対応付けて、さらに前記行き先に前記ユーザが着く予約日時を前記記憶部に格納し、
前記予約日時の所定時間前になったら、前記ユーザ端末に、前記予約日時の所定時間前である旨の通知を行う指示を送信する通知部を備える、
請求項1に記載の案内装置。
【請求項4】
複数の前記通路は、複数の階に分かれて配置され、一の行き先へ向かう一の階の通路が、当該行き先と同じ行き先へ向かう他の階の通路へと直接に接続されており、
前記一の階の通路と前記他の階の通路とが接続される通路部分は傾斜している、
請求項1に記載の案内装置。
【請求項5】
前記通路は、動く歩道である、
請求項1に記載の案内装置。
【請求項6】
コンピュータが、
一方方向に進行可能な複数の通路の一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部における、前記通路の入口に設置された自動ドアの開閉を制御し、
ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納し、
前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成し、
前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納し、
前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行い、
前記生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する、
案内方法。
【請求項7】
前記コンピュータが、
前記ユーザの登録用身体画像から前記登録用生体情報を取得し、
前記登録用身体画像を撮像する施設端末から、前記登録用身体画像とともに前記ユーザの行き先情報を受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納する、
請求項6に記載の案内方法。
【請求項8】
コンピュータに、
一方方向に進行可能な複数の通路の一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部における、前記通路の入口に設置された自動ドアの開閉を制御する処理と、
ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納する処理と、
前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成する処理と、
前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納する処理と、
前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行う処理と、
前記生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する処理と、
を実行させる、
案内プログラム。
【請求項9】
前記コンピュータに、
前記ユーザの登録用身体画像から前記登録用生体情報を取得する処理と、
前記登録用身体画像を撮像する施設端末から、前記登録用身体画像とともに前記ユーザの行き先情報を受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納する処理と、
を実行させる、請求項8に記載の案内プログラム。
【請求項10】
一方方向に進行可能な複数の通路と、一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部と、前記通路の入口に設置された自動ドアと、を備える施設のユーザが所持するユーザ端末と、複数の前記自動ドアをそれぞれ開閉する複数の施設端末と、前記施設端末及び前記ユーザ端末と通信可能な案内装置と、を備え、
前記案内装置は、
前記自動ドアの開閉を制御する開閉制御部と、
ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納する登録部と、
前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成するコードシンボル生成部と、
前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行う認証部と、
を備え、
前記登録部は、前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納し、
前記開閉制御部は、前記認証部による生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する、
案内システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、案内装置、案内方法、案内プログラム、案内システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
ビルや商業施設等の施設におけるセキュリティを強化するため、ゲートを設け、当該ゲートにおいて顔認証を行う技術が開発されている。しかし、顔認証により本人確認が行われた場合にゲートを開くとすると、当該施設を利用するユーザに、ゲート前において足止めをされている印象を与える可能性がある。特許文献1には、複数のスライドシャッタを並べてなる、2つの方向につながるゲートを設け、当該ゲート前において顔認証を行うとともに、ユーザが進むべき方向にスライドシャッタを開くことにより、当該ゲートがユーザを誘導することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-199472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、統合リゾート施設等では、ユーザの顔情報を予め施設のサーバ等に登録しておき、その後、ユーザが行き先を当該サーバに登録する場合もあり、そのような場合には、行き先を登録するための施設端末に行列が発生してしまう可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、混雑の発生を回避しながら、施設のセキュリティを向上しつつ、ユーザを案内することができる、案内装置、案内方法、案内プログラム、案内システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る案内装置は、一方方向に進行可能な複数の通路の一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部における、前記通路の入口に設置された自動ドアの開閉を制御する開閉制御部と、ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納する登録部と、前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成するコードシンボル生成部と、前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行う認証部と、を備え、前記登録部は、前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納し、前記開閉制御部は、前記認証部による生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する。
【0007】
本開示に係る案内方法は、コンピュータが、一方方向に進行可能な複数の通路の一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部における、前記通路の入口に設置された自動ドアの開閉を制御し、ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納し、前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成し、前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納し、前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行い、前記生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する方法である。
【0008】
本開示に係る案内プログラムは、コンピュータに、一方方向に進行可能な複数の通路の一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部における、前記通路の入口に設置された自動ドアの開閉を制御する処理と、ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納する処理と、前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成する処理と、前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納する処理と、前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行う処理と、前記生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する処理と、を実行させる、プログラムである。
【0009】
本開示に係る案内システムは、一方方向に進行可能な複数の通路と、一の前記通路と他の2以上の前記通路とを接続する複数の接続部と、前記通路の入口に設置された自動ドアと、を備える施設のユーザが所持するユーザ端末と、複数の前記自動ドアをそれぞれ開閉する複数の施設端末と、前記施設端末及び前記ユーザ端末と通信可能な案内装置と、を備え、前記案内装置は、前記自動ドアの開閉を制御する開閉制御部と、ユーザの登録用生体情報と前記ユーザの識別情報とを対応付けて記憶部に格納する登録部と、前記ユーザの前記識別情報を記録する視認可能なコードシンボルを生成するコードシンボル生成部と、前記ユーザが前記接続部に近づいた場合に、前記ユーザの認証用生体情報と前記登録用生体情報とを照合することによる生体認証を行う認証部と、を備え、前記登録部は、前記コードシンボルを撮影することにより前記識別情報を取得したユーザ端末から、前記識別情報と前記ユーザの行き先情報とを受信した場合に、前記登録用生体情報と前記識別情報と前記行き先情報とを対応付けて前記記憶部に格納し、前記開閉制御部は、前記認証部による生体認証が成功した場合に、前記行き先情報に基づいて、前記ユーザの行き先の前記自動ドアを開くための制御信号を出力する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、混雑の発生を回避しながら、施設のセキュリティを向上しつつ、ユーザを案内することができる、案内装置、案内方法、案内プログラム、案内システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本電気株式会社
超伝導デバイスおよびその製造方法
3日前
日本電気株式会社
行動支援装置、行動支援方法、及び、記録媒体
5日前
日本電気株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
4日前
日本電気株式会社
衛星システム、監視衛星、監視方法、プログラム
4日前
日本電気株式会社
保守支援装置、保守支援方法、およびプログラム
3日前
日本電気株式会社
電力制御器、処理システム、処理方法、およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
電力変換器、処理システム、処理方法、およびプログラム
4日前
日本電気株式会社
給電制御装置、給電システム、給電制御方法、及びプログラム
4日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および分析システム
4日前
日本電気株式会社
姿勢評価装置、姿勢評価システム、姿勢評価方法、及びプログラム
3日前
日本電気株式会社
パラメータ値決定システム、パラメータ値決定方法およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
異常検出システム、異常検出装置、異常検出方法、及び、プログラム
4日前
日本電気株式会社
前方監視システム、前方監視装置、前方監視方法、及び、プログラム
4日前
日本電気株式会社
マスターバッチ、マスターバッチの製造方法、および、発泡樹脂組成物の成形方法
3日前
日本電気株式会社
端末、端末の制御方法及びプログラム
3日前
日本電気株式会社
売価管理装置、制御方法及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
情報処理システム、方法、およびプログラム
2日前
日本電気株式会社
通信端末、コアネットワークノード、及び方法
3日前
日本電気株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
映像処理システム、映像処理方法及び映像処理プログラム
3日前
日本電気株式会社
サーバ装置、購入管理方法、情報処理システム、及び、プログラム
2日前
日本電気株式会社
端末デバイスで実行される方法、端末デバイス、ネットワークデバイスで実行される方法、及びネットワークデバイス
3日前
日本信号株式会社
ゲート装置
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
4日前
株式会社寺岡精工
システム
25日前
東芝テック株式会社
買い物かご
1か月前
富士電機株式会社
料理提供装置
1か月前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
1か月前
東芝テック株式会社
セキュリティゲート
16日前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
17日前
株式会社イシダ
商品処理装置
11日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
株式会社MEDIUS
入場管理システム
1か月前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び自動取引装置
1か月前
株式会社寺岡精工
データ処理装置、プログラム
26日前
続きを見る