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公開番号
2025055842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165233
出願日
2023-09-27
発明の名称
パラメータ値決定システム、パラメータ値決定方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
,
東芝電波テクノロジー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B64G
1/24 20060101AFI20250401BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】宇宙機の軌道を推定する場合において、非重力外乱を考慮するために使用するモデル(非重力外乱モデル)のパラメータ値を、比較的短期間の観測情報に基づいて決定できるようにする。
【解決手段】パラメータ値決定システムが、軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出する評価手段と、前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定するパラメータ値決定手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出する評価手段と、
前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定するパラメータ値決定手段と、
を備えるパラメータ値決定システム。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記第2軌道情報は、前記第1軌道情報が軌道を示す時間区間と、前記第2軌道情報が軌道を示す時間区間との一部が重なるような時間区間について、前記非重力外乱モデルを用いて算出された軌道を示す情報である、
請求項1に記載のパラメータ値決定システム。
【請求項3】
互いに異なる時刻における前記対象宇宙機の位置を示す前記第1軌道情報と前記第2軌道情報とが、同じ時刻における前記対象宇宙機の位置を示すようにする補間を行う比較情報生成手段をさらに備え、
前記評価手段は、同じ時刻について前記第1軌道情報が示す前記対象宇宙機の位置と前記第2軌道情報が示す前記対象宇宙機の位置との距離が小さいほど良い評価を示す評価値を算出する、
請求項1または請求項2に記載のパラメータ値決定システム。
【請求項4】
コンピュータが、
軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出し、
前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定する、
ことを含むパラメータ値決定方法。
【請求項5】
コンピュータに、
軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出することと、
前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定することと、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パラメータ値決定システム、パラメータ値決定方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
人工衛星などの宇宙機の軌道を推定する際、太陽輻射圧など非重力外乱を考慮する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2010-508524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
宇宙機の軌道を推定する場合において、非重力外乱を考慮するために使用するモデル(非重力外乱モデル)のパラメータ値を、比較的短期間の観測情報に基づいて決定できることが好ましい。
【0005】
本発明の目的の一例は、上述の課題を解決することのできるパラメータ値決定システム、パラメータ値決定方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、パラメータ値決定システムは、軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出する評価手段と、前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定するパラメータ値決定手段と、を備える。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、パラメータ値決定方法は、コンピュータが、軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出し、前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定する、ことを含む。
【0008】
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、軌道計算対象の宇宙機である対象宇宙機の軌道について非重力外乱モデルを用いて算出された第1軌道情報と、前記対象宇宙機の軌道を、前記第1軌道情報が示す時間区間と共通する時間区間を含む時間区間について示す軌道情報である第2軌道情報との比較に基づいて、前記第1軌道情報の評価を示す評価値を算出することと、前記評価値に基づいて、前記非重力外乱モデルに用いられるパラメータ値である非重力外乱モデルパラメータ値を決定することと、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、非重力外乱モデルのパラメータ値を、比較的短期間の観測情報に基づいて決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るパラメータ値決定システムの構成の例を示す図である。
実施形態に係る座標系の例を表す図である。
実施形態に係る対象軌道情報の期間および外部軌道情報の期間の例を示す図である。
実施形態に係る2つの対象軌道情報の期間の例を示す図である。
実施形態に係る評価値計算部が算出する評価値の例を示す図である。
実施形態に係る最適化前処理部が評価関数の算出に用いる初期データの例を示す図である。
実施形態に係るパラメータ値決定システムにおけるデータの入出力の例を示す図である。
実施形態に係るパラメータ値決定システムが非重力外乱モデルパラメータ値を決定する処理の手順の例を示す図である。
実施形態に係るパラメータ値決定システムの構成の、もう1つの例を示す図である。
実施形態に係るパラメータ値決定方法における処理の手順の例を示す図である。
少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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