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公開番号2025059734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170016
出願日2023-09-29
発明の名称姿勢評価装置、姿勢評価システム、姿勢評価方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社,国立大学法人 東京医科歯科大学
代理人個人
主分類A61B 5/107 20060101AFI20250403BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】後屈姿勢を好適に評価することができる姿勢評価装置、姿勢評価システム、姿勢評価方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】本開示にかかる姿勢評価装置は、特徴量算出部及び状態推定部を備える。特徴量算出部は、対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出する。状態推定部は、算出された特徴量に基づいて、後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する状態推定部と、
を備える姿勢評価装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記身体情報は、前記後屈状態での前記対象者の身体の側面を撮影した画像を含むか、あるいは前記画像から抽出された情報を含む、
請求項1に記載の姿勢評価装置。
【請求項3】
前記身体情報は、前記後屈状態での前記対象者の身体における、前記体幹に対する前記頭部の位置を示す情報を含み、
前記特徴量は、前記体幹に対する前記頭部の位置の特徴を示す特徴量を含む、
請求項1又は2に記載の姿勢評価装置。
【請求項4】
前記身体情報は、前記後屈状態での前記対象者の少なくとも頸椎、股関節、目、及び耳の位置を示す第1位置情報を含み、
前記特徴量算出部は、前記第1位置情報に基づいて、前記体幹の傾き及び前記頭部の傾きを算出し、算出した前記体幹の傾き及び前記頭部の傾きを使用して、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出する、
請求項1又は2に記載の姿勢評価装置。
【請求項5】
前記身体情報は、前記後屈状態での前記対象者の前面側のエッジを示す情報を含み、
前記特徴量算出部は、前記前面側のエッジを示す情報に基づいて、少なくとも骨盤又は脊柱に関する特徴量を算出する、
請求項1又は2に記載の姿勢評価装置。
【請求項6】
前記身体情報は、前記後屈状態での前記対象者の上前腸骨棘と上後腸骨棘の位置を示す第2位置情報を含み、
前記特徴量算出部は、前記第2位置情報に基づいて、少なくとも骨盤又は脊柱に関する特徴量を算出する、
請求項1又は2に記載の姿勢評価装置。
【請求項7】
前記状態推定部で推定された結果の少なくとも一部を表示する表示部と、
前記結果を提示する提示対象者に基づき、前記結果の表示形態及び表示内容の少なくとも一方を変更する変更部と、
を備える請求項1又は2に記載の姿勢評価装置。
【請求項8】
姿勢評価装置と、前記姿勢評価装置と通信可能な端末装置と、を備え、
前記姿勢評価装置は、
前記端末装置で取得された、対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する状態推定部と、
を備える姿勢評価システム。
【請求項9】
姿勢評価装置が、
対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出し、
前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する、
姿勢評価方法。
【請求項10】
コンピュータに、
対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出し、
前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する、
姿勢評価処理を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、姿勢評価装置、姿勢評価システム、姿勢評価方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、オンライントレーニング、セルフトレーニングの普及により、専門知識を有さない一般の人々が自身の姿勢を評価するニーズが高まっている。
【0003】
特許文献1には、簡単に被計測物体の姿勢を計測することを目的とした姿勢の計測装置が記載されている。特許文献1に記載の計測装置は、被計測物体のカメラ画像である姿勢計測画像における被計測物体の位置、大きさ、姿勢を推定する。そして、上記計測装置は、姿勢計測画像と推定結果とから姿勢計測画像における被計測物体の輪郭の中心線を求め、この中心線の傾きから被計測物体の姿勢を計測する姿勢計測手段を備える。上記姿勢計測手段は、エッジ抽出手段、中心線推定手段、及び中心線確定手段を備える。上記エッジ抽出手段は、姿勢計測画像のエッジを抽出してエッジ画像を作る。上記中心線推定手段は、推定結果から姿勢計測画像における被計測物体の輪郭の中心線を推定する。上記中心線確定手段は、この中心線推定手段からの推定中心線とエッジ抽出手段からのエッジ画像とを入力とし、エッジ画像における推定中心線の近傍のエッジから中心線を確定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-207568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の計測装置では、特に対象者が衣服を着ていた場合の後屈姿勢については、その衣服が実際の背中の形状を隠してしまうため、比較的容易に且つ高い精度で被計測物体の後屈姿勢の計測、評価ができるものではない。
【0006】
本開示の目的は、後屈姿勢を好適に評価することができる姿勢評価装置、姿勢評価システム、姿勢評価方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様にかかる姿勢評価装置は、対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出する特徴量算出部と、前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する状態推定部と、を備える。
【0008】
本開示の第2の態様にかかる姿勢評価システムは、姿勢評価装置と、前記姿勢評価装置と通信可能な端末装置と、を備え、前記姿勢評価装置は、前記端末装置で取得された、対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出する特徴量算出部と、前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する状態推定部と、を備える。
【0009】
本開示の第3の態様にかかる姿勢評価方法は、姿勢評価装置が、対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する。
【0010】
本開示の第4の態様にかかるプログラムは、コンピュータに、対象者が後屈をしている後屈状態での前記対象者の身体における少なくとも体幹の傾き、頭部の傾きを示す情報を含む身体情報に基づいて、少なくとも前記体幹に対する前記頭部の傾きの特徴を示す特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて、前記後屈状態のときの少なくとも脊柱の状態を推定する、姿勢評価処理を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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