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公開番号2025047889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156653
出願日2023-09-22
発明の名称無線端末、方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 76/14 20180101AFI20250327BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サイドリンクの機能をサポートしながらも低消費電力化を可能とする。
【解決手段】
本開示の第一の無線端末は、所定の事象を検知し、所定の事象を検知した場合であって、第一の無線端末が基地局と通信できない場合、基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一の無線端末であって、
所定の事象を検知する検知部と、
前記所定の事象を検知した場合であって、前記第一の無線端末が基地局と通信できない場合、前記基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立する通信部と、を有する
無線端末。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記所定の事象に関するデータを取得するデータ取得部を有し、
前記検知部は、前記データ取得部で取得されるデータに基づき前記所定の事象を検知する、
請求項1に記載の無線端末。
【請求項3】
前記所定の事象は、
緊急事態として予め前記検知部に設定された事象である、
請求項2に記載の無線端末。
【請求項4】
前記通信部は、
前記所定の事象に基づいたメッセージを、前記第二の無線端末を介して前記基地局に送信する、
請求項3に記載の無線端末。
【請求項5】
前記通信部は、
前記第二の無線端末との間で確立したサイドリンクの接続を用いて、前記第二の無線端末を介して前記基地局と通信を行い、
前記第二の無線端末を介した前記第一の無線端末と前記基地局との通信が、他の無線端末と前記基地局との通信よりも優先的に行われるべきことを示す情報を、前記第二の無線端末に送信する、
請求項1に記載の無線端末。
【請求項6】
前記通信部は、
前記第二の無線端末を介した前記基地局との通信が完了した場合、前記サイドリンクの接続を解除する、
請求項5に記載の無線端末。
【請求項7】
前記通信部は、
前記第一の無線端末が前記基地局と通信できない場合、前記基地局と通信可能な第二の無線端末の探索を行う、
請求項1に記載の無線端末。
【請求項8】
前記探索は、
前記通信部から探索信号を送信し、前記基地局と通信可能な第二の無線端末からの応答を受信する、
請求項7に記載の無線端末。
【請求項9】
第一の無線端末において実行される方法であって、
所定の事象を検知し、
前記所定の事象を検知した場合であって、前記第一の無線端末が基地局と通信できない場合、前記基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立する、方法。
【請求項10】
第一の無線端末の1またはそれ以上のプロセッサに方法を実行させるためのプログラムであって、
前記方法は、
所定の事象を検知すること、
前記所定の事象を検知した場合であって、前記第一の無線端末が基地局と通信できない場合、前記基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立すること、
を備える、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線端末、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって携帯電話システムの国際標準仕様が規定されている。その中でも、非特許文献1において、サイドリンクが規定されている。サイドリンクとは、端末間の直接通信をサポートする機能である。サイドリンクを用いた通信を行う事例としては、次のようなものが挙げられる。すなわち、端末が、無線基地局との無線通信が可能な他の端末との間で確立したサイドリンクを用いて、該他の端末を介して無線基地局と通信を行う場合がある。なお、このような端末をリモート端末と呼び、該他の端末のことをリレー端末と呼ぶ場合がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS 38.300 V17.0.0(2022-03)“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; NR; NR and NG-RAN Overall Description;Stage 2(Release 17)”,2022年3月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のサイドリンクを用いた通信により、リモート端末は、リレー端末を経由して無線基地局とのデータ通信を行うことが出来る。しかし、リモート端末とリレー端末とのサイドリンクの接続を常時維持する場合には、該リモート端末の消費電力が増大するという課題がある。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、サイドリンクの機能をサポートしながらも低消費電力化を可能とする無線端末、方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様における第一の無線端末は、所定の事象を検知する検知部と、所定の事象を検知した場合であって、第一の無線端末が基地局と通信できない場合、基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立する通信部と、を有する。
【0007】
本発明の一態様における第一の無線端末において実行される方法は、所定の事象を検知し、所定の事象を検知した場合であって、第一の無線端末が基地局と通信できない場合、基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立する。
【0008】
本発明の一態様における第一の無線端末の1またはそれ以上のプロセッサに方法を実行させるためのプログラムは、所定の事象を検知すること、所定の事象を検知した場合であって、第一の無線端末が基地局と通信できない場合、基地局と通信可能な第二の無線端末との間でサイドリンクの接続を確立すること、を実行する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、サイドリンクの機能をサポートしながらも、低消費電力化を可能とする無線端末、無線端末の方法、及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示にかかる無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
本開示にかかる無線端末の構成の一例を示すブロック図である。
本開示にかかる無線端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる無線端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
本開示にかかる無線端末の構成の一例を示すブロック図である。
本開示にかかる基地局と通信可能な無線端末の探索の処理動作の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる無線端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる基地局と通信可能な無線端末の探索の処理動作の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる無線端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる無線端末の構成の一例を示すブロック図である。
本開示にかかる無線端末の構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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