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公開番号2025040460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147281
出願日2023-09-12
発明の名称酸化染毛剤
出願人玉理化学株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/41 20060101AFI20250317BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】毛髪への負担軽減を図りつつ、大きな色のばらつきが無く、黒髪に近い暗い色調に染毛することを可能とする酸化染毛剤を提供すること。
【解決手段】酸化染料及びアルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤からなり、両剤は1:1~1:3の重量比で混合され、両剤の混合総和に対して酸化染料は0.1~7.0重量%含有され、プレカーサーとして、パラメチルアミノフェノールと、2,2´‐[(4‐アミノフェニル)イミノ]ビスエタノールとを用い、カップラーとして、レゾルシンとメタアミノフェノールと5‐アミノオルトクレゾールとを用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
酸化染料及びアルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とを混合して用いる酸化染毛剤であって、
第1剤と第2剤とは1:1~1:3の重量比で混合され、
第1剤と第2剤との混合総和に対して、酸化染料は0.1~7.0重量%含有され、
プレカーサーとして、パラメチルアミノフェノール及び/又はその塩と、2,2´‐[(4‐アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール及び/又はその塩とを用い、カップラーとして、レゾルシンとメタアミノフェノールと5‐アミノオルトクレゾールとを用いる酸化染毛剤。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
プレカーサーとしてパラアミノフェノールをも用いる請求項1に記載の酸化染毛剤。
【請求項3】
アルカリ剤として、アンモニア、モノエタノールアミンを1種以上配合する請求項1または2に記載の酸化染毛剤。
【請求項4】
プレカーサーとして、パラフェニレンジアミンも、トルエン‐2,5‐ジアミン及びその塩類も含有しない請求項3に記載の酸化染毛剤。
【請求項5】
メラニン色素が脱けた毛髪や白髪を黒髪に近い暗い色調に染毛するのに用いられる請求項4に記載の酸化染毛剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、黒髪に近い暗い色調(JIS色名帳(JIS Z 8102準拠)の明度3.5以下、彩度3以下)に染毛するのに用いて好適な酸化染毛剤に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
冠婚葬祭や就職活動などに臨むことを契機として、脱色によって明るくなった髪色を暗くするカラーリングや白髪を目立たなくさせるカラーリングを施すとき、日本では、日本人の特徴である黒髪に近い暗い色調(黒色やこげ茶色といった黒髪に比較的近い色相)に染毛することが多い。そして、こうしたカラーリングには、一般的に酸化染毛剤(酸化染料を酸化重合させて発色させるヘアカラー)が用いられる。
【0003】
酸化染毛剤は、毛髪内に酸化染料を浸透させ、酸化剤により酸化染料を酸化重合させて発色させるものであり、酸化染料及びアルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素(酸化剤の一例)を含有する第2剤とを混合して用いる二剤式の酸化染毛剤が広く使用されている。なお、第1剤にアルカリ剤が配合されているのは、毛髪を膨潤させて酸化染料の毛髪への浸透を促進するとともに、過酸化水素の活性化を図るためである。
【0004】
そして、酸化染料には、プレカーサー(染料中間体)及びカップラー(調色剤)が配合される。プレカーサーは酸化剤で酸化されると重合して発色し、カップラーは単独で酸化してもほとんど発色しないが、プレカーサーと共に酸化するとプレカーサー単独での発色とは異なった色に発色するのであり、目的の発色に応じて、プレカーサー及びカップラーの組み合わせが決められる。また、例えば青色系に染毛する場合、青色系に発色するプレカーサー及びカップラーのみを用い、青色系以外の色に発色するプレカーサー及びカップラーは不要とすることができるのであり、このように、目的とする発色により、単一の色系に発色するプレカーサー及びカップラーの組み合わせのみを用いることができる場合もあるが、黒髪に近い暗い色調に発色させる場合には、黄色、褐色、紫色、青色など複数の色系に発色させるプレカーサーとカップラーを組み合わせて酸化染料がつくられる。そして、一般に、単一の色系に発色するプレカーサー及びカップラーの組み合わせのみを用いる場合に比べ、複数の色系に発色するプレカーサー及びカップラーの組み合わせを用いる場合の方が、発色が不安定化する傾向にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-057165号公報
特開2016-088891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
性別や年齢等による毛髪の質の違いに左右されない安定した染毛力を得ようとする場合、染毛性の強い酸化染料が用いられる。従来、黒髪に近い暗い色調に発色可能であり、かつ、染毛性の強い酸化染料をつくる場合、パラフェニレンジアミン又はトルエン‐2,5‐ジアミンがプレカーサーとして選択され、このとき、レゾルシンやメタアミノフェノールは外せないカップラーとなる。
【0007】
ここで、パラフェニレンジアミン又はトルエン‐2,5‐ジアミンをプレカーサーとして選択した場合、カップラーとしてのレゾルシン(この場合、黄色系に発色するカップラーとなる)は、その発色に一定以上のpH値とアルカリ度を必要とし、pH値の低下やアルカリ量の減少に伴って発色が顕著に弱くなり、これを配合した酸化染毛剤によって発色する色のバランスが崩れてしまう。
【0008】
また、パラフェニレンジアミン又はトルエン‐2,5‐ジアミンをプレカーサーとして選択した場合、カップラーとしてのメタアミノフェノール(この場合、褐色系に発色するカップラーとなる)は、発色に一定以上の時間を要する。そのため、放置時間が短くなると褐色系の発色は淡くなり、これを配合した酸化染毛剤で染めた毛髪が黒髪に近い暗い色調にならなくなってしまう。
【0009】
ところで、カラーリングを繰り返している毛髪についてみると、カラーリングの施術歴のある既染部(主として毛髪の中間から毛先側の部分)に比べ、施術歴のない新生部(主として毛髪の根元側の部分)は染まり難い傾向がある。そして、新生部をしっかり染めることのできるように染毛力を高めた酸化染毛剤は、既染部にとって過剰なスペックになる上、毛髪に余分なダメージを与えることにもなり、毛髪が長くなるほど、毛髪全体に占める既染部のボリュームが増すので、毛髪全体への負担量が多くなるという問題がある。
【0010】
そのため、美容業務では、既染部と新生部とで施術方法を異ならせる対応をとることがある。すなわち、第1剤と第2剤とで構成される酸化染毛剤では、両剤の混合比率は基本的に1:1であり、このときに十分な染毛効果が発揮できるように設定されている。そこで、この混合比率(1:1)の酸化染毛剤を新生部に塗布し、第1剤と第2剤の混合比率を1:2~3(1:2~1:3)に変更した酸化染毛剤を既染部に塗布する。この方法では、アルカリ量を減らすことで既染部への負担は軽減されるが、カップラーとしてレゾルシンを用いる上記従来の酸化染毛剤では、アルカリ量の減少に伴ってレゾルシンの発色が顕著に弱くなり、黒髪に近い暗い色調に発色させることが困難化する。
(【0011】以降は省略されています)

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