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公開番号
2025027924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023143271
出願日
2023-08-17
発明の名称
入浴装置
出願人
株式会社竹村製作所
代理人
主分類
A61H
33/00 20060101AFI20250220BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】電動装置を使うことなく上水道の水の圧力を使い、簡単な操作で、高齢者や身体障害者などの要介護者の入浴を安心・安全にできる入浴装置を提供する。
【解決手段】浴槽100に付設され、入浴者を前記浴槽100の内外間で移動させる入浴装置であって、前記浴槽100に隣接付設された上水道の水の供給を制御する切換バルブ10と、前記切換バルブ10により供給された水の圧力により昇降可能な水圧シリンダー20と、前記水圧シリンダー20の上部に取付けられ水平回動可能なアーム30と、前記アーム30に取付けられた椅子40と、前記切換バルブ10と前記水圧シリンダー20を接続する第1の配管201と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
浴槽に付設され、入浴者を前記浴槽の内外間で移動させる入浴装置であって、前記浴槽に隣接付設された上水道の水の供給を制御する切換バルブと、前記切換バルブにより供給された水の圧力により昇降可能な水圧シリンダーと、前記水圧シリンダーの上部に取付けられ水平回動可能なアームと、前記アームに取付けられた椅子と、前記切換バルブと前記水圧シリンダーを接続する第1の配管と、を有する入浴装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記切換バルブは、流入口と、流出口と、前記流入口と前記流出口の間に設けられた通水路と、二次側の水を外部に排水する排水口と、前記通水路を開放することで通水、または閉塞することで止水、前記通水路を閉塞後、閉塞していた前記排水口を開放し二次側の水を外部に排水する弁機構と、前記弁機構を操作するレバーと、前記レバーの回転操作を直進変位に変換するヘリコイド部を有するガイドブッシュと、上端に前記ヘリコイド部に挿入され前記ヘリコイド部に追従する従動ピンを設けた従動部を有し下端に前記弁機構とを有するスピンドルと、を有する請求項1記載の入浴装置。
【請求項3】
前記水圧シリンダーは、水の圧力を前記水圧シリンダー内に供給する供給口を有する接続継手と、前記接続継手にねじ接続されシール材で水密を保持する筒体と、前記筒体にねじ接続され前記シール材で水密を保持するボンネットと、前記ボンネットと前記シール材で水密を保持し供給された水の圧力により昇降するピストンパイプと、前記ピストンパイプにねじ接続されシール材で水密を保持するストッパーと、を有する請求項1記載の入浴装置。
【請求項4】
前記ボンネットは外部と連通する連通口を有し前記連通口に接続され通水、止水時には前記水圧シリンダー内の空気を外部に排気するとともに前記切換バルブが排水時には外部から前記水圧シリンダー内に空気を導入する吸排気弁と、前記連通口と前記吸排気弁を接続する第2の配管と、を有する請求項3記載の入浴装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、介護施設や病院、家庭等で使用する高齢者や身体障害者を入浴させる、入浴装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高齢者や身体障害者の入浴を介助するための入浴装置が種々開発されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、浴槽に付設され昇降可能なマスト部と、マスト部上部に取り付けられ回動可能なアームと、アームに取り付けられた椅子部を有する入浴装置が開示されている。当該入浴装置により高齢者や身体障害者などの要介護者を入浴させる場合、まず椅子部に要介護者を着座させ、マスト部を伸長して要介護者が着座した椅子部を上昇させる。そして、アームを水平旋回させた後、マスト部を収縮させて椅子部を下降させることによって、要介護者を椅子部に着座させたままの状態で入浴させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-75167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、高齢者や身体障害者を入浴させるためにアクチュエータなどの大きな駆動力が必要とされ、駆動源には油圧装置が利用されたり、100Vまたは200V級電源を使う電動装置が利用されていた。
【0005】
しかるに、電動装置を使うと、電力を要してランニングコストが掛かり利用者に経済的負担がかかってしまう。
【0006】
また、電動装置を使うと、水の飛沫や湯気によって漏電が発生しやすくなり、漏電が起こると高齢者や身体障害者などには重大事故につながってしまう。
【0007】
本発明は上記事情に鑑み、電動装置を使うことなく上水道の水の圧力を使い、簡単な操作で経済的で高齢者や身体障害者などの要介護者の入浴を安心・安全にできる入浴装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明にかかる入浴装置の一形態によれば、浴槽に付設され、入浴者を前記浴槽の内外間で移動させる入浴装置であって、前記浴槽に隣接付設された上水道の水の供給を制御する切換バルブと、前記切換バルブにより供給された水の圧力により昇降可能な水圧シリンダーと、前記水圧シリンダーの上部に取付けられ水平回動可能なアームと、前記アームに取付けられた椅子と、前記切換バルブと前記水圧シリンダーを接続する第1の配管と、を有する。
【0009】
また、本発明にかかる入浴装置の一形態によれば、前記切換バルブは、流入口と、流出口と、前記流入口と前記流出口の間に設けられた通水路と、二次側の水を外部に排水する排水口と、前記通水路を開放することで通水、または閉塞することで止水、前記通水路を閉塞後、閉塞していた前記排水口を開放し二次側の水を外部に排水する弁機構と、前記弁機構を操作するレバーと、前記レバーの回転操作を直進変位に変換するヘリコイド部を有するガイドブッシュと、上端に前記ヘリコイド部に挿入され前記ヘリコイド部に追従する従動ピンを設けた従動部を有し下端に前記弁機構とを有するスピンドルと、を有する。
【0010】
また、本発明にかかる入浴装置の一形態によれば、前記水圧シリンダーは、前記切換バルブから供給された水の圧力を前記水圧シリンダー内に供給する供給口を有する接続継手と、前記接続継手にねじ接続されシール材で水密を保持する筒体と、前記筒体にねじ接続され前記シール材で水密を保持するボンネットと、前記ボンネットと前記シール材で水密を保持し、供給された水の圧力により昇降するピストンパイプと、前記ピストンパイプにねじ接続されシール材で水密を保持するストッパーと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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