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公開番号2025035081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141873
出願日2023-08-31
発明の名称輸液ポンプ
出願人株式会社トップ
代理人個人
主分類A61M 5/142 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
ドアの開閉状態にかかわらずフリーフローを防止可能な輸液ポンプを提供する
【解決手段】
ポンプ部10を有する輸液ポンプ本体2と、輸液ポンプ本体2に対して開閉自在に配置されたドア4と、ドア4が開いた状態で輸液チューブ100を閉塞させ、ドア4が閉じた状態で輸液チューブ100の閉塞を解除するチューブクランプ機構5と、を有し、チューブクランプ機構5は、ドア4の内面に配置され先端に傾斜面を有する解除突起42と、輸液ポンプ本体2に配置され先端面に曲面部524を有し、解除突起42の傾斜面が曲面部524を押圧していない状態では受け部材514に対して閉じて輸液チューブ100を閉塞し、解除突起42の傾斜面が曲面部524を押圧した状態では受け部材514に対して開いて輸液チューブ100を開放するクランプ部材52と、を有する構成の医療用ポンプとした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
輸液チューブにより液状物を送出する医療用ポンプであって、
ポンプ部を有する輸液ポンプ本体と、
前記輸液ポンプ本体に対して開閉自在に配置されたドアと、
前記ドアが開いた状態で前記輸液チューブを閉塞させ、前記ドアが閉じた状態で前記輸液チューブの閉塞を解除するチューブクランプ機構と、を有し、
前記チューブクランプ機構は、
前記ドアの内面に配置され先端に傾斜面を有する解除突起と、
前記輸液ポンプ本体に配置され先端面に曲面部を有し、前記解除突起の傾斜面が前記曲面部を押圧していない状態では受け部材に対して閉じて前記輸液チューブを閉塞し、前記解除突起の傾斜面が前記曲面部を押圧した状態では受け部材に対して開いて前記輸液チューブを開放するクランプ部材と、を有することを特徴とする医療用ポンプ。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記クランプ部材は、前記先端面に前記曲面部に連続して形成された斜面部を有し、
前記解除突起の前記傾斜面と接する前記先端面が前記曲面部から前記斜面部に切り換わる状態の時に前記クランプ部材の開度が最大になることを特徴とする請求項1に記載の医療用ポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用の輸液ポンプに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
医療現場において、輸液チューブ内の薬液を送液する医療用の輸液ポンプが利用されている。輸液ポンプは薬液バッグと接続された輸液チューブを保持し、その輸液チューブの外周面を複数のフィンガの押圧動作によって送液を行うポンプ機構を備えている(特許文献1参照)。
【0003】
輸液ポンプは本体とドアの間に輸液チューブを保持し、ポンプ機構のフィンガとドアの裏面に設けられたバックプレートとの間に輸液チューブを挟み、個々のフィンガを蠕動運動のように順次作動させることで輸液を送出している。
【0004】
このような従来の輸液ポンプでは、ポンプ動作が停止し、ドアが閉じている状態ではいずれかのフィンガが輸液チューブを押圧している為、輸液チューブ内の液体が自由に流れることはない。一方、ドアが開放されると、フィンガによる輸液チューブの押圧が開放され、輸液チューブ内の液体が患者に対してフリーに流れ込む(フリーフロー)現象が生じる虞がある。
【0005】
このため、この種の輸液ポンプでは、特許文献1に記載されているような、クリップ等を用いてフリーフローを防止している。
【0006】
上記のようなクリップを用いるメリットは、あらかじめ輸液ラインに装着した状態で、輸液ポンプに取り付けることができる点であるが、クリップを取り外し可能とする為、フリーフロー防止機構の構造が複雑になるという問題がある。また、クレンメなどを実装している場合には、クリップはなくても問題ない。
【0007】
このため、例えば図22に示すような、クリップを介さずに直接輸液チューブを閉塞するフリーフロー防止機構も考案されている。
【0008】
図示例のフリーフロー防止機構であるチューブクランプ(500)は、輸液ポンプ本体(2)側に設けられた、開閉動作を行うクランプレバー(520)と、このクランプレバー(520)と協働してチューブを挟む受け部材(514)と、クランプレバー(520)を受け部材(514)に向けて付勢する押圧バネ部材(550)と、を有する。
【0009】
図示例は、ドア(4)が閉じられている状態を示しており、ドア(4)の内側に設けられている解除突起(42)の先端傾斜斜面により、クランプレバー(520)の先端傾斜面(523A)が押圧され、押圧バネ部材(550)の力に抗して回動軸(601)を中心にして図面左方向に移動し、受け部材(514)との間が開いた状態になっている。クランプレバー(520)と、受け部材(514)との間には、輸液チューブ(100)が配置されている。
【0010】
一方、ドア(4)が開くと、解除突起(42)の押圧力が無くなり、押圧バネ部材(550)の付勢力により、クランプレバー(520)は受け部材(514)方向に移動して閉じた状態になり、それらの間に位置している輸液チューブ100は閉塞される。これにより、フリーフローが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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