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公開番号2025043134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150467
出願日2023-09-15
発明の名称皮膚外用剤
出願人第一工業製薬株式会社
代理人
主分類A61K 8/49 20060101AFI20250321BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】分散性および安定性が優れる皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】本発明の皮膚外用剤は、カンナビノイドと、ショ糖脂肪酸エステルとを含み、前記ショ糖脂肪酸エステルは、平均エステル化度が1.00～1.15である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
カンナビノイドと、ショ糖脂肪酸エステルとを含み、
前記ショ糖脂肪酸エステルは、平均エステル化度が１．００～１．１５である、皮膚外用剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、カンナビノイドを含む皮膚外用剤に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
カンナビノイドは、アサの葉及び種子皮に含まれており、カンナビジオール（ＣＢＤ）等の種々の成分を有することが知られている。カンナビジオールは、特異な効能を有することから、食品添加剤等の食品分野、及び、製剤等の医療分野に広く適用されており、利用価値の高い成分である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【０００３】
本発明者らは、鋭意研究を行った結果、皮膚外用剤においてカンナビノイドおよび特定のショ糖脂肪酸エステルを必須成分とすることにより、分散性および安定性が優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００４】
すなわち、本発明は、例えば、以下の項に記載の主題を包含する。
項１
カンナビノイドおよびショ糖脂肪酸エステルを含む皮膚外用剤であって、前記ショ糖脂肪酸エステルは平均エステル化度が１．００～１．１５である、皮膚外用剤。
【発明の効果】
【０００５】
本発明によれば、分散性および安定性が優れる皮膚外用剤を得ることができる。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書中において、「含有」及び「含む」なる表現については、「含有」、「含む」、「実質的にからなる」及び「のみからなる」という概念を含む。
【０００７】
本発明の皮膚外用剤は、カンナビノイドとショ糖脂肪酸エステルとを含み、前記ショ糖脂肪酸エステルは、平均エステル化度が１．００～１．１５である。本発明の皮膚外用剤は、特定の前記ショ糖脂肪酸エステルを含むので、分散性と保存安定性に優れる。
【０００８】
本発明の皮膚外用剤に含まれるカンナビノイドとしては、例えば、アサ由来のカンナビノイドに含まれる種々の化合物群（具体的には、カンナビジオール（ＣＢＤ）、テトラヒドロカンナビノール等）の１種又は２種以上を使用することができる。
【０００９】
カンナビノイドはカンナビジオールを含むことが好ましい。この場合、溶媒、特には水性溶媒への分散性に特に優れる。カンナビノイドはカンナビジオールを５０質量％以上含むことが好ましく、８０質量％以上含むことがより好ましく、９０質量％以上含むことがさらに好ましく、９５質量％以上含むことが特に好ましい。カンナビノイドはカンナビジオール１種のみとすることもできる。
【００１０】
カンナビノイドは、例えば、公知の方法で製造することができる。あるいは、市販されているカンナビノイドを本発明の皮膚外用剤に適用することができる。同様に、カンナビジオールも、例えば、公知の方法で製造することができ、あるいは、市販されているカンナビジオールを本発明の皮膚外用剤に適用することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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