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公開番号
2025037199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023144039
出願日
2023-09-05
発明の名称
眼底撮影装置
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
3/12 20060101AFI20250310BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 良好なパノラマ画像を撮影可能な眼底撮影装置を提供すること。
【解決手段】 眼底撮影装置は、被検眼の瞳孔に撮影光の照射領域と受光領域とを形成し、前記照射領域および前記受光領域を介して前記撮影光を投受光することによって、被検眼の眼底正面画像を撮影する撮影光学系と、被検眼の前眼部を含む観察画像を取得する前眼部観察光学系と、前記撮影光学系と被検眼との位置関係を変更する駆動手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、眼底上の1つの位置を撮影する第1撮影モードと、パノラマ画像を取得するために眼底上の複数の位置を順番に撮影する第2撮影モードと、の間で撮影モードを選択して、前記第2撮影モードでは、前記照射領域と前記受光領域とが前記第1撮影モードにおける所要瞳孔径よりも小さな瞳孔径に対応する状態となるように、前記撮影光学系および前記位置関係の少なくともいずれかを制御して、前記複数の位置の各々を撮影する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼の瞳孔に撮影光の照射領域と受光領域とを形成し、前記照射領域および前記受光領域を介して前記撮影光を投受光することによって、被検眼の眼底正面画像を撮影する撮影光学系と、
被検眼の前眼部を含む観察画像を取得する前眼部観察光学系と、
前記撮影光学系と被検眼との位置関係を変更する駆動手段と、
制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
眼底上の1つの位置を撮影する第1撮影モードと、パノラマ画像を取得するために眼底上の複数の位置を順番に撮影する第2撮影モードと、の間で撮影モードを選択して、
前記第2撮影モードでは、前記照射領域と前記受光領域とが前記第1撮影モードにおける所要瞳孔径よりも小さな瞳孔径に対応する状態となるように、前記撮影光学系および前記位置関係の少なくともいずれかを制御して、前記複数の位置の各々を撮影する、眼底撮影装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、
前記第1撮影モードでは、前記前記撮影光学系の光軸が、前記瞳孔中心と一致するように、前記駆動手段を前記前眼部画像に基づいて調整し、
前記第2撮影モードでは、前記光軸が、前記瞳孔中心に対してオフセットするように、前記駆動手段を前記前眼部画像に基づいて調整する、請求項1記載の眼底撮影装置。
【請求項3】
前記撮影光学系は、スリット状に形成された撮影光を眼底上で一方向に走査する走査部と、被検眼の瞳孔において前記照射領域と前記受光領域とを前記一方向に沿って分離させる瞳分割部と、を有し、
前記制御手段は、前記第2撮影モードでは、前記光軸を、前記瞳孔中心に対して前記一方向に沿ってオフセットさせる、請求項2記載の眼底撮影装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第2撮影モードでは、前記瞳孔中心に対する前記基準位置のオフセットの向きを、眼底上の撮影する位置に応じて随時変更する、請求項3記載の眼底撮影装置。
【請求項5】
前記撮影光学系は、前記照射領域と前記受光領域とのサイズ、形状、および、前記光軸に対する配置、の少なくともいずれかを変更する変更部を有し、
前記制御手段は、前記第1モードと前記第2モードとの間で、前記照射領域と前記受光領域とのサイズ、形状、および、前記光軸に対する配置、の少なくともいずれかを変更する請求項1又は2記載の眼底撮影装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、眼底撮影装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、眼科では、被検眼の眼底正面画像を撮影する眼底撮影装置が広く利用されている。眼底撮影装置には、より広範囲の画像を得るために、パノラマ撮影機能を備えたものがある。この種の装置では、固視位置が互いに異なる複数の眼底正面画像を撮影して、複数の眼底正面画像をパノラマ合成することで、パノラマ画像を取得する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-6105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
固視位置が互いに異なる複数の眼底正面画像を撮影する場合、縮瞳の影響で、撮影光のケラレが生じやすく、パノラマ画像を生成した場合に、明るさ、照明ムラ、色味、の画像内の違いが目立ってしまう。
【0005】
本開示は、従来技術の問題点の少なくともいずれかに基づいてなされたものであり、良好なパノラマ画像を撮影可能な眼底撮影装置を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様に係る眼底撮影装置は、被検眼の瞳孔に撮影光の照射領域と受光領域とを形成し、前記照射領域および前記受光領域を介して前記撮影光を投受光することによって、被検眼の眼底正面画像を撮影する撮影光学系と、被検眼の前眼部を含む観察画像を取得する前眼部観察光学系と、前記撮影光学系と被検眼との位置関係を変更する駆動手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、眼底上の1つの位置を撮影する第1撮影モードと、パノラマ画像を取得するために眼底上の複数の位置を順番に撮影する第2撮影モードと、の間で撮影モードを選択して、前記第2撮影モードでは、前記照射領域と前記受光領域とが前記第1撮影モードにおける所要瞳孔径よりも小さな瞳孔径に対応する状態となるように、前記撮影光学系および前記位置関係の少なくともいずれかを制御して、前記複数の位置の各々を撮影する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例に係る眼底撮影装置の外観を示した図である。
実施例に係る眼底撮影装置の光学系を示した図である。
実施例に係る固視灯の配置を示した図である。
標準撮影モードを説明するための図であって、標準撮影モードにおいて使用される固視灯と、アライメント位置とを示した図である。
パノラマ撮影モードを説明するための図であって、パノラマ撮影モードにおいて使用される固視灯と、アライメント位置とを示した図である。
実施例における装置の動作を示したフローチャートである。
実施例における検査選択画面を示した図である。
実施例におけるアライメント画面を示した図である。
実施例における観察画面を示した図である。
実施例における標準撮影モードでの確認画面を示している。
実施例におけるパノラマ撮影モードでの確認画面を示している。
変形例における、パノラマ撮影モードにおいて使用される固視灯と、アライメント位置とを示した図である。
変形例における、パノラマ撮影モードにおいて、図11Aとは異なる固視灯が使用された場合のアライメント位置を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[概要]
本開示に係る実施形態を説明する。各実施形態は、他の実施形態の一部または全部について適用することができる。例えば、以下の<>にて分類された項目は、独立又は関連して使用され得る。
【0009】
本実施形態に係る眼底撮影装置は、撮影光学系と、前眼部観察光学系と、駆動部と、制御部と、を少なくとも有する。
【0010】
<撮影光学系>
撮影光学系は、被検眼の瞳孔に撮影光の照射領域と受光領域とを形成する。また、撮影光学系は、被検眼の眼底正面画像を、照射領域および受光領域を介して撮影光を投受光することによって撮影する。撮影光学系は、眼底観察画像を取得する眼底観察光学系を兼用しても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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