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公開番号
2025040143
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146875
出願日
2023-09-11
発明の名称
空調制御システム
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
F24F
11/80 20180101AFI20250314BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ユーザの快適性とともに省エネ性を向上させることが可能な空調制御システムを提供する。
【解決手段】空調制御システムは、室内の温度を設定温度に調整する運転動作を行う空調部と、空調部を制御する制御部と、室内のCO
2
濃度を測定するCO
2
センサと、CO
2
濃度の測定値に基づいてCO
2
濃度の変化傾向を算出する傾向算出部と、変化傾向の増減を判定する判定部と、を備え、判定部が、CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、制御部は、設定温度よりも低い第一温度を目標とする運転動作を空調部に実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
室内の温度を設定温度に調整する運転動作を行う空調部と、
前記空調部を制御する制御部と、
前記室内のCO
2
濃度を測定するCO
2
センサと、
前記CO
2
濃度の測定値に基づいて前記CO
2
濃度の変化傾向を算出する傾向算出部と、
前記変化傾向の増減を判定する判定部と、を備え、
前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、
前記制御部は、前記設定温度よりも低い第一温度を目標とする運転動作を前記空調部に実行させる
空調制御システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
運転開始から第一時間経過までの間の前記CO
2
濃度の変化傾向を基準傾向として記憶する記憶部を、更に備え、
前記判定部は、第一時間経過後の前記CO
2
濃度の変化傾向が、前記基準傾向と比較して大きい場合に、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定する
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項3】
前記空調部が前記第一温度を目標とする運転動作を実行しているときに、前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、
前記制御部は、前記第一温度を目標とする運転動作を前記空調部に継続させる
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項4】
前記空調部は、送風部を備え、
前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、
前記制御部は、前記送風部の風量を上げるように前記空調部を制御する
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項5】
前記判定部が、前記第一温度を目標とする運転動作の開始から所定時間経過後に、前記増加傾向が継続していると判定すると、
前記制御部は、前記第一温度よりも低い第二温度を目標とする運転動作を前記空調部に実行させる
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項6】
ユーザに情報を報知する出力部を、更に備え、
前記判定部が、前記第一温度を目標とする運転動作の開始から所定時間経過後に、前記増加傾向が継続していると判定すると、
前記出力部は、換気を促すメッセージを報知する
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項7】
前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向ではないと判定すると、
前記制御部は、前記室内の温度を前記設定温度に調整する初期運転動作を前記空調部に実行させる
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項8】
室内の温度を設定温度に調整する運転動作を行う空調部と、
前記空調部を制御する制御部と、
前記室内のCO
2
濃度を測定するCO
2
センサと、
前記CO
2
濃度の測定値に基づいて前記CO
2
濃度の変化傾向を算出する傾向算出部と、
前記変化傾向の増減を判定する判定部と、を備え、
冷房運転中に、
前記判定部が、前記CO
2
濃度は減少傾向であると判定すると、
前記制御部は、前記設定温度よりも高い温度を目標とする運転動作を前記空調部に実行させる
空調制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
以下の開示は、空調制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
空気調和機等の消費電力の高い家電においては、消費エネルギーを低減する省エネ技術が以前から要求されている。例えば特許文献1には、在室者の活動量の大小に応じて空気調和機の能力を加減した空気調和機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-080653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1等の従来の空気調和機では、赤外線センサを用いて在室者の活動量を検出しているため、活動量の検出に時間を要する。また、赤外線センサでは、センサの検知範囲内の熱源の温度そのものを検出するため、センサの検知範囲外に熱源がある場合には対応できないといった課題もあり、ユーザの快適性や省エネ性を高めるための工夫の余地があった。
【0005】
本開示は、ユーザの快適性とともに省エネ性を向上させることが可能な空調制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態は、室内の温度を設定温度に調整する運転動作を行う空調部と、前記空調部を制御する制御部と、前記室内のCO
2
濃度を測定するCO
2
センサと、前記CO
2
濃度の測定値に基づいて前記CO
2
濃度の変化傾向を算出する傾向算出部と、前記変化傾向の増減を判定する判定部と、を備え、前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、前記制御部は、前記設定温度よりも低い第一温度を目標とする運転動作を前記空調部に実行させる、空調制御システム。
【0007】
(2)また、本開示のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、運転開始から第一時間経過までの間の前記CO
2
濃度の変化傾向を基準傾向として記憶する記憶部を、更に備え、前記判定部は、第一時間経過後の前記CO
2
濃度の変化傾向が、前記基準傾向と比較して大きい場合に、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定する、空調制御システム。
【0008】
(3)また、本開示のある実施形態は、上記(1)又は上記(2)の構成に加え、前記空調部が前記第一温度を目標とする運転動作を実行しているときに、前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、前記制御部は、前記第一温度を目標とする運転動作を前記空調部に継続させる、空調制御システム。
【0009】
(4)また、本開示のある実施形態は、上記(1)、上記(2)又は上記(3)の構成に加え、前記空調部は、送風部を備え、前記判定部が、前記CO
2
濃度は増加傾向であると判定すると、前記制御部は、前記送風部の風量を上げるように前記空調部を制御する、空調制御システム。
【0010】
(5)また、本開示のある実施形態は、上記(1)、上記(2)、上記(3)又は上記(4)の構成に加え、前記判定部が、前記第一温度を目標とする運転動作の開始から所定時間経過後に、前記増加傾向が継続していると判定すると、前記制御部は、前記第一温度よりも低い第二温度を目標とする運転動作を前記空調部に実行させる、空調制御システム。
(【0011】以降は省略されています)
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