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公開番号2025071442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181610
出願日2023-10-23
発明の名称加熱調理装置
出願人株式会社ツインバード
代理人
主分類F24C 7/04 20210101AFI20250428BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】特性の異なるヒータを用いた加熱調理装置において、被調理物を良好に加熱できるようにする。
【解決手段】本体2と、その開口部5を開閉可能な扉3と、前記本体2内の焼成室4の下部に設けられる近赤外線ヒータである第一のヒータ6a,6bと、前記焼成室4の上部に設けられる遠赤外線ヒータである第二のヒータ7a,7bと、前記第一のヒータ6a,6bと第二のヒータ7a,7bの間に設けられる焼き網8と、前記焼成室4内の温度を検出する温度検出素子としての温度センサ17と、操作部15とを有する加熱調理装置としてのオーブントースター1において、一つのプログラム中で、前記第一のヒータ6a,6bと第二のヒータ7a,7bの両方に通電する第一の時間帯と、前記第一のヒータ6a,6bにのみ通電する第二の時間帯を有するプログラムを実行する制御回路14を有することで、被調理物の内部も外部もムラなく良好に加熱できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有すると共に内部に焼成室を有する本体と、この本体の開口部を開閉可能に取り付けられる扉と、前記焼成室の下部に設けられる第一のヒータと、前記焼成室の上部に設けられる第二のヒータと、前記各ヒータの間に設けられる焼き網と、前記焼成室内の温度を検出する温度検出素子と、操作部とを有する加熱調理装置において、
前記第一のヒータが近赤外線ヒータであり、前記第二のヒータが遠赤外線ヒータであり、一つのプログラム中で、前記第一のヒータと第二のヒータの両方に通電する第一の時間帯と、前記第一のヒータにのみ通電する第二の時間帯を有するプログラムを実行する制御回路を有することを特徴とする加熱調理装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記制御回路が、一つのプログラム中で、前記第一のヒータと第二のヒータの両方に通電する第一の時間帯の後、前記第一のヒータにのみ通電する第二の時間帯を有するプログラムを実行するものであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
【請求項3】
前記制御回路が、一つのプログラム中で、前記第一のヒータにのみ通電する第二の時間帯の後、前記第一のヒータと第二のヒータの両方に通電する第一の時間帯を有するプログラムを実行するものであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オーブントースター等の加熱調理装置に関するものであり、特に、複数種類のヒータを有する加熱調理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の加熱調理装置としては、加熱庫を有する本体と、扉と、前記加熱庫内に設けられた上ヒータと下ヒータと焼網とを有し、温度センサからの入力と焼色調節ダイヤルからの入力に基づき、ヒータをオンオフ制御する加熱制御手段を有するオーブントースターが知られている(特許文献1)。そして、このように構成することで、加熱庫内を所定の温度として、この加熱庫内で前記焼網に載せられた食パン等の被調理物を良好に焼成することができる。
【0003】
また、調理室を有する本体部と、扉と、前記調理室内に設けられたヒータと調理台とを有し、調理食材毎に調理パターンを予めプログラムしてある加熱調理装置が知られている(特許文献2)。そして、このように構成することで、食材毎に適した加熱パターンで加熱調理することができる。
【0004】
更に、波長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有する近赤外線ヒータと、波長が1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータを設け、これらのヒータを同時に又は個別に通電する制御手段を有するオーブントースターが知られている(特許文献3)。そして、このような構成にすることで、近赤外線により調理物の内部の加熱ができると共に、遠赤外線により調理物の表面を焦がすことで、より速い調理が可能になる。なお、近赤外線ヒータとしては、ハロゲンランプヒータ等のランプヒータが用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-75235号公報
特開平9-14672号公報
特開2000-55376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のようなオーブントースターでは、単純にヒータのオンオフを行うだけなので、焼成対象の食材によっては、中まで温まらなかったり、上面側とか面側とで焼き色が異なったりするという問題があった。一方、特許文献2のような加熱調理装置では、食材によって調理パターンが予めプログラムされているものの、具体的な調理パターンについては開示されていなかった。更に、特許文献3のようなオーブントースターでは、近赤外線ヒータと遠赤外線ヒータが設けられており、これらのヒータから放射される赤外線の特性を活用して被調理物を良好に焼成できるものの、ヒータの配置や制御パターンなど、改良の余地があった。
【0007】
本発明は以上の問題点を解決し、特性の異なるヒータを用いた加熱調理装置において、被調理物を良好に加熱できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1に記載の加熱調理装置は、開口部を有すると共に内部に焼成室を有する本体と、この本体の開口部を開閉可能に取り付けられる扉と、前記焼成室の下部に設けられる第一のヒータと、前記焼成室の上部に設けられる第二のヒータと、前記各ヒータの間に設けられる焼き網と、前記焼成室内の温度を検出する温度検出素子と、操作部とを有する加熱調理装置において、前記第一のヒータが近赤外線ヒータであり、前記第二のヒータが遠赤外線ヒータであり、一つのプログラム中で、前記第一のヒータと第二のヒータの両方に通電する第一の時間帯と、前記第一のヒータにのみ通電する第二の時間帯を有するプログラムを実行する制御回路を有するものである。
【0009】
また、本発明の請求項2に記載の加熱調理装置は、請求項1において、前記制御回路が、一つのプログラム中で、前記第一のヒータと第二のヒータの両方に通電する第一の時間帯の後、前記第一のヒータにのみ通電する第二の時間帯を有するプログラムを実行するものである。
【0010】
更に、本発明の請求項3に記載の加熱調理装置は、請求項1において、前記制御回路が、一つのプログラム中で、前記第一のヒータにのみ通電する第二の時間帯の後、前記第一のヒータと第二のヒータの両方に通電する第一の時間帯を有するプログラムを実行するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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