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公開番号
2025068337
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178163
出願日
2023-10-16
発明の名称
集煙装置
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
7/06 20060101AFI20250421BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】換気装置に過度の負荷を生じさせることなく、調理器具で発生した蒸気や油煙などを効果的に換気装置に送ることができる集煙装置を提供する。
【解決手段】換気装置2の吸気口を覆うように設けられ、換気通気口10が形成された換気ベース部5と、調理器具4の上方を覆うように設けられ、集煙通気口13が形成された集煙フード6と、換気通気口10と集煙通気口13とを接続するダクト7と、ダクト7を天井面19から吊り下げた状態で保持する吊り下げ部材8と、を有し、ダクト7をその延設方向に垂直な面で切断したときの通気領域の断面積が、換気通気口10との接続部側よりも、集煙通気口13との接続部側の方で小さい構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
換気装置(2)の吸気口を覆うように設けられ、換気通気口(10)が形成された換気ベース部(5)と、
調理器具(4)の上方を覆うように設けられ、集煙通気口(13)が形成された集煙フード(6)と、
前記換気通気口(10)と前記集煙通気口(13)とを接続するダクト(7)と、
前記ダクト(7)を天井面(19)から吊り下げた状態で保持する吊り下げ部材(8)と、
を有し、前記ダクト(7)をその延設方向に垂直な面で切断したときの通気領域の断面積が、前記換気通気口(10)との接続部側よりも、前記集煙通気口(13)との接続部側の方で小さい集煙装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記換気通気口(10)との接続部側における前記断面積である換気側断面積をS
out
、前記集煙通気口(13)との接続部側における前記断面積である集煙側断面積をS
in
としたときに、前記両断面積の面積比S
out
/S
in
が、1.2以上5.0以下の範囲内である請求項1に記載の集煙装置。
【請求項3】
前記吊り下げ部材(8)が、前記天井面(19)に固定されるレール部(20)と、前記レール部(20)に沿って移動可能なスライダ(21)と、前記スライダ(21)を前記レール部(20)の所望位置で固定する固定機構(22)と、前記スライダ(21)と前記ダクト(7)を接続する接続部材(23)と、を有している請求項1または2に記載の集煙装置。
【請求項4】
直線状の複数の前記レール部(20)を有し、前記複数のレール部(20)が互いに非平行の状態で前記天井面(19)に固定されている請求項3に記載の集煙装置。
【請求項5】
前記複数のレール部(20)が、平面視においてリング状の基部(24)から径方向外向きに放射状に延びており、前記基部(24)が、前記天井面(19)と当該天井面(19)に取り付けられる照明器具(25)との間に配置されている請求項4に記載の集煙装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、調理器具で発生した蒸気や油煙を換気装置に送る集煙装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般家庭において焼き肉などを楽しむ場合、換気装置(換気扇)の近傍の備え付けのコンロではなく、ダイニングテーブルの上に設けられた可搬式の調理器具(例えば、カセットボンベ式のコンロ)を用いることが多い。この場合、調理器具で発生した蒸気や油煙などを離れた位置にある換気装置で吸い込むことが難しく、蒸気や油煙が室内に拡散して臭いが残るなどの不具合が生じることがある。
【0003】
そこで、例えば下記特許文献1に記載の厨房装置においては、換気扇8(換気装置)に設けられた固定レンジフード6と可動レンジフード2を伸縮ダクト4で接続し、この可動レンジフード2をダイニングテーブル5の真上まで移動させる構成を採用している。この構成によると、ダイニングテーブル5の上に設けられた調理器具で発生した蒸気や油煙などを可動レンジフード2で吸い込んだ上で、伸縮ダクト4を通って換気扇8から排気することができるため、蒸気や油煙が室内に拡散するのを防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平2-89237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成においては、固定レンジフード6の吸気口よりも通気領域の断面積が相対的に小さい伸縮ダクト4を通って吸い込みが行われるため、固定レンジフード6のモータに大きな負荷が生じやすく、故障などのトラブルが懸念される。その一方で、固定レンジフード6の負荷を軽減するために伸縮ダクト4の断面積を大きくすると、可動レンジフード2側での吸い込み速度が低下し、蒸気や油煙などを固定レンジフード6側に十分に送ることができないおそれがある。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、換気装置に過度の負荷を生じさせることなく、調理器具で発生した蒸気や油煙などを効果的に換気装置に送ることができる集煙装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明では、
換気装置の吸気口を覆うように設けられ、換気通気口が形成された換気ベース部と、
調理器具の上方を覆うように設けられ、集煙通気口が形成された集煙フードと、
前記換気通気口と前記集煙通気口とを接続するダクトと、
前記ダクトを天井面から吊り下げた状態で保持する吊り下げ部材と、
を有し、前記ダクトをその延設方向に垂直な面で切断したときの通気領域の断面積が、前記換気通気口との接続部側よりも、前記集煙通気口との接続部側の方で小さい集煙装置を構成した。
【0008】
このようにすると、相対的に大面積としたダクトからの吸気によって換気装置に過度の負荷が生じるのを防止しつつ、相対的に小面積としたダクトの吸い込み速度を高めて、調理器具で発生した蒸気や油煙などを効果的に換気装置に送ることができる。
【0009】
前記構成においては、
前記換気通気口との接続部側における前記断面積である換気側断面積をS
out
、前記集煙通気口との接続部側における前記断面積である集煙側断面積をS
in
としたときに、前記両断面積の面積比S
out
/S
in
が、1.2以上5.0以下の範囲内であるのが好ましい。このようにすると、換気装置に過度の負荷が生じるのを確実に防止しつつ、調理器具で発生した蒸気や油煙などをより効果的に換気装置に送ることができる。
【0010】
前記のすべての構成においては、
前記吊り下げ部材が、前記天井面に固定されるレール部と、前記レール部に沿って移動可能なスライダと、前記スライダを前記レール部の所望位置で固定する固定機構と、前記スライダと前記ダクトを接続する接続部材と、を有している構成とするのが好ましい。このようにすると、換気装置と集煙フードの位置が離れていて長いダクトが用いられている場合であっても、このダクトの垂れ下がりを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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