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公開番号
2025062155
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171035
出願日
2023-10-02
発明の名称
熱媒体加熱装置
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
主分類
F24H
1/10 20220101AFI20250407BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】電気ヒータの通電を制御する複数のパワースイッチング素子を適切な温度帯に維持することができる熱媒体加熱装置を提供する。
【解決手段】熱媒体加熱装置1は、筐体2内に設けられた熱媒体流路9、11と、この熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱する電気ヒータ18、19と、この電気ヒータの通電を制御するための複数のパワースイッチング素子22~24を備える。各パワースイッチング素子を、熱媒体流路を流れる熱媒体と熱交換関係に配置する。各パワースイッチング素子のうち、通電により最も発熱量が多くなるパワースイッチング素子24を、他のパワースイッチング素子22、23よりも、熱媒体の流れに対して上流側に配置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に設けられた熱媒体流路と、該熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱する電気ヒータと、該電気ヒータの通電を制御するための複数のパワースイッチング素子を備えた熱媒体加熱装置において、
前記各パワースイッチング素子を、前記熱媒体流路を流れる熱媒体と熱交換関係に配置すると共に、各パワースイッチング素子のうち、通電により最も発熱量が多くなるパワースイッチング素子を、他の前記パワースイッチング素子よりも、前記熱媒体の流れに対して上流側に配置したことを特徴とする熱媒体加熱装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記筐体内に複数の前記熱媒体流路が設けられ、各熱媒体流路にそれぞれ前記電気ヒータが配置されると共に、各電気ヒータの通電をそれぞれ制御するための前記パワースイッチング素子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱媒体加熱装置。
【請求項3】
前記各パワースイッチング素子を流れた電流が合流して流れる特定の前記パワースイッチング素子を備え、
該特定のパワースイッチング素子を、他の前記パワースイッチング素子よりも、前記熱媒体の流れに対して上流側に配置したことを特徴とする請求項2に記載の熱媒体加熱装置。
【請求項4】
前記筐体内に設けられ、前記電気ヒータを制御するための制御装置が実装された制御基板を備え、
前記制御装置は、前記各電気ヒータの通電をそれぞれ制御するためのパワースイッチング素子により前記電気ヒータの通電を制御し、前記特定のパワースイッチング素子により前記各電気ヒータの全体の電力を調整することを特徴とする請求項3に記載の熱媒体加熱装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体内に構成された熱媒体流路を流れる熱媒体を電気ヒータにより加熱する熱媒体加熱装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より車両の車室内空調等に用いられる熱媒体加熱装置は、筐体内に熱媒体流路を構成し、この熱媒体流路内にカートリッジヒータと称される円筒状の電気ヒータを配置して、熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱するものであった。この場合、筐体内には例えば二つの熱媒体流路が設けられ、それらの一端部を連通流路により連通し、各熱媒体流路内にそれぞれ電気ヒータを配置して、一方の熱媒体流路の他端部に形成した熱媒体流入部から流入した熱媒体を各電気ヒータで加熱した後、他方の熱媒体流路の他端部に形成した熱媒体流出部から流出させるものであった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2016-536197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、各電気ヒータの通電制御は、IGBT等のパワースイッチング素子を用いてそれぞれ行うことになるが、これらに加えて二つの電気ヒータの全体の電力を調整するパワースイッチング素子を設けることも想定される。その場合、全体の電力を調整するためのパワースイッチング素子には、各パワースイッチング素子を流れた電流が合流して流れることになるため、最も発熱が多くなって故障する危険性がある。
【0005】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、電気ヒータの通電を制御する複数のパワースイッチング素子を適切な温度帯に維持することができる熱媒体加熱装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の熱媒体加熱装置は、筐体内に設けられた熱媒体流路と、この熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱する電気ヒータと、この電気ヒータの通電を制御するための複数のパワースイッチング素子を備えたものであって、各パワースイッチング素子を、熱媒体流路を流れる熱媒体と熱交換関係に配置すると共に、各パワースイッチング素子のうち、通電により最も発熱量が多くなるパワースイッチング素子を、他のパワースイッチング素子よりも、熱媒体の流れに対して上流側に配置したことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明の熱媒体加熱装置は、上記発明において筐体内に複数の熱媒体流路が設けられ、各熱媒体流路にそれぞれ電気ヒータが配置されると共に、各電気ヒータの通電をそれぞれ制御するためのパワースイッチング素子が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明の熱媒体加熱装置は、上記発明において各パワースイッチング素子を流れた電流が合流して流れる特定のパワースイッチング素子を備え、この特定のパワースイッチング素子を、他のパワースイッチング素子よりも、熱媒体の流れに対して上流側に配置したことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明の熱媒体加熱装置は、上記発明において筐体内に設けられ、電気ヒータを制御するための制御装置が実装された制御基板を備え、制御装置は、各電気ヒータの通電をそれぞれ制御するためのパワースイッチング素子により電気ヒータの通電を制御し、特定のパワースイッチング素子により各電気ヒータの全体の電力を調整することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、筐体内に設けられた熱媒体流路と、この熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱する電気ヒータと、この電気ヒータの通電を制御するための複数のパワースイッチング素子を備えた熱媒体加熱装置において、各パワースイッチング素子を、熱媒体流路を流れる熱媒体と熱交換関係に配置するようにしたので、各パワースイッチング素子は熱媒体により冷却され、熱媒体は加熱されるようになる。
(【0011】以降は省略されています)
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