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公開番号2025040075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-24
出願番号2023146752
出願日2023-09-11
発明の名称RFID読取システム
出願人タカヤ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06K 13/103 20060101AFI20250314BHJP(計算;計数)
要約【課題】重なったRFIDタグを移動させつつ簡易な手法で情報を読み取るRFID読取システムを提供する。
【解決手段】RFID読取システム100は、RFIDリーダライタ51と、RFIDリーダライタ51に接続されるRFIDアンテナ52a,52bと有し、RFIDタグTAの読み取りを行う読取装置本体50と、RFIDタグTAを重ねた状態で保持する保持部材21と、保持部材21において最下位置に配置されたRFIDタグTA1を保持部材21外に送り出すローラ31とを備える。そして、ローラ31によって1枚ずつ送り出されて落下するRFIDタグから情報を読み出すため、各RFIDタグTAを各RFIDタグTAから情報の読み出しが可能な状態にする機構、具体的には、ローラ31や保持部材21からなる分離送出機構91を簡単なものにすることができ、情報の読み出し動作の制御も容易である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
RFIDリーダと、前記RFIDリーダに接続されるRFIDアンテナとを有し、RFIDタグの読み取りを行う読取装置本体と、
前記RFIDタグを重ねた状態で保持する保持部材と、
前記保持部材において前記保持部材外に送り出すローラとを備え、
前記ローラによって1枚ずつ送り出されて落下する前記RFIDタグから情報を読み出す、
RFID読取システム。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
上位装置から前記RFIDリーダをコントロールする信号を受け、前記RFIDリーダに指令信号を出力するインターフェース装置をさらに備える、
請求項1に記載のRFID読取システム。
【請求項3】
前記ローラは、溝を有する多重構造になっている、
請求項1に記載のRFID読取システム。
【請求項4】
前記RFIDアンテナは、前記ローラによって送り出される前記RFIDタグが配置される送り出し位置に対向して配置される、
請求項1に記載のRFID読取システム。
【請求項5】
前記送り出し位置を囲む排出カバーをさらに備え、
前記RFIDアンテナは、前記排出カバーの内側に配置される、
請求項4に記載のRFID読取システム。
【請求項6】
前記排出カバーは、電磁シールド部材を含む、
請求項5に記載のRFID読取システム。
【請求項7】
前記RFIDタグが前記送り出し位置を通過することを光学的に検出する通過センサをさらに備える、
請求項1に記載のRFID読取システム。
【請求項8】
前記RFIDアンテナの姿勢を調整する調整機構をさらに備える、
請求項1に記載のRFID読取システム。
【請求項9】
前記ローラによって送り出されて落下する前記RFIDタグを受けて積み重ねる回収容器をさらに備える、
請求項1に記載のRFID読取システム。
【請求項10】
前記ローラは、交換可能である、
請求項1に記載のRFID読取システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重なったRFIDタグから情報を漏れなく読み取るためのRFID読取システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
カードの発行を行うカード発行装置に組み込まれるカード搬送ユニットであって、カード収納部にスタックされたカードを一枚ずつ繰り出してカード処理部へ搬送するものが公知となっている(特許文献1)。このカード搬送ユニットは、カード収納部とカード処理部との間に設けられたキャリッジ搬送路を移動するキャリッジと、カードと非接触通信するアンテナを有する非接触カードとを備え、キャリッジ搬送路に対向する位置に非接触通信用アンテナが配置されている。
【0003】
特許文献1に記載のように、キャリッジを用いて搬送しつつカードから情報を読み取る方法では、装置が複雑化し、制御も複雑化する。
【0004】
なお、RFIDタグの運用において、RFIDタグを複数枚重ねた状態で読み取りを要求されることがある。RFIDタグを読み取る際、RFIDタグ同士が重なっていると、RFIDタグに内蔵されたアンテナ間で干渉が起こり、読み取りが困難になる。それを改善するために、重ね読みに強いRFIDタグ等も開発されているが、それでも枚数に制限があり、ある程度の枚数以上が重なると、全部のタグを読み取ることは困難となる。これを簡易に解決する手法として、重なったRFIDタグを箱に入れ、シェイクしながら読み取りを行うといった方法もあるが、定量的な読み取りができないという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-158069号公報
【発明の概要】
【0006】
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、重なったRFIDタグを移動させつつ簡易な手法で情報を読み取るRFID読取システムを提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係るRFID読取システムは、RFIDリーダと、RFIDリーダに接続されるRFIDアンテナと有し、RFIDタグの読み取りを行う読取装置本体と、RFIDタグを重ねた状態で保持する保持部材と、保持部材において最下位置に配置されたRFIDタグを保持部材外に送り出すローラとを備え、ローラによって1枚ずつ送り出されて落下するRFIDタグから情報を読み出す。
【0008】
上記RFID読取システムでは、ローラによって1枚ずつ送り出されて落下するRFIDタグから情報を読み出すので、各RFIDタグを各RFIDタグから情報の読み出しが可能な状態にする機構を簡単なものにすることができ、情報の読み出し動作の制御も容易である。
【0009】
本発明の具体的な態様において、上位装置からRFIDリーダをコントロールする信号を受け、RFIDリーダに指令信号を出力するインターフェース装置をさらに備える。この場合、上位装置の監視下でRFIDリーダを動作させ、RFID読取システムの動作を管理することができる。
【0010】
本発明の別の態様において、ローラは、溝を有する多重構造になっている。これにより、RFIDタグがIC部を有する場合、ローラによってRFIDタグのIC部に圧力がかかって破損その他の障害が生じる可能性を低減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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