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公開番号2025039838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025005415,2022159187
出願日2025-01-15,2019-09-13
発明の名称組織伸展装置
出願人アラーガン、インコーポレイテッド,ALLERGAN,INCORPORATED
代理人弁理士法人浅村特許事務所
主分類A61F 2/12 20060101AFI20250313BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】人間および/または動物を治療するために使用することができる組織伸展装置。
【解決手段】患者の皮膚の直下に一時的に手術によって埋め込まれ、上方に位置する組織の所定の伸展の後に取り除かれる組織伸展装置であって、膨張可能なチャンバを形成し、前部および後部を有する膨張可能なシェルと、膨張可能なシェルの後部に結合された複数のタブであって、複数のタブのうちの第1のタブは、膨張可能なシェルの下部に配置され、第1のタブは、複数のタブのうちの他のタブの属性とは異なる属性を備える、複数のタブと、膨張可能なチャンバへの流体の注入を可能にするように構成された注入ポートとを備える装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
患者の皮膚の直下に一時的に手術によって埋め込まれ、上方に位置する組織の所定の伸展の後に取り除かれる組織伸展装置であって、
膨張可能なチャンバを形成し、前部および後部を有する膨張可能なシェルと、
前記膨張可能なシェルの前記後部に結合された複数のタブであって、前記複数のタブのうちの第1のタブは、前記膨張可能なシェルの下部に配置され、前記第1のタブは、前記複数のタブのうちの他のタブの属性とは異なる属性を備える、複数のタブと、
前記膨張可能なチャンバへの流体の注入を可能にするように構成された注入ポートと
を備える装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記属性が、前記タブの色、前記タブのサイズ、前記タブの形状、または前記タブの材料のうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の装置。
【請求項3】
前記第1のタブは、白色または透明であり、前記複数のタブのうちの他のタブは、非白色または不透明である、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記第1のタブ以外の前記複数のタブは、青色である、請求項1または2に記載の装置。
【請求項5】
前記複数のタブの各々は、前記装置の中央位置に対して半径方向外向きの方向に延びている、請求項1または2に記載の装置。
【請求項6】
前記複数のタブは、前記膨張可能なチャンバの前記後部の周囲を巡って配置され、前記複数のタブの各々は、前記複数のタブのうちの隣接するタブから約60°の間隔を空けている、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記複数のタブは、6つのタブを含み、前記6つのタブは、前記シェルの前記後部の周囲を巡って12時の位置、2時の位置、4時の位置、6時の位置、8時の位置、および10時の位置にそれぞれ配置されている、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記第1のタブは、6時の位置に配置されている、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記注入ポートから延びる垂直線を含む配向インジケータをさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記垂直線が前記注入ポートから前記第1のタブへと延びる、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年9月13日に出願された関連する米国特許仮出願第62/731,033号の利益および優先権を主張し、この米国特許仮出願の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
本開示は、広くには、組織の伸展のためのシステムおよび方法に関し、より具体的には、インプラントの受け入れの準備における患者の組織の伸展に関する。
【背景技術】
【0003】
埋め込み型プロテーゼが、身体組織を置き換え、あるいは補うために、一般的に使用されている。乳がんの場合に、乳腺および周囲の組織の一部またはすべてを切除するために乳房切除術が必要になることがあり、切除の結果として空所が生じる。この空所を、流体で満たされた埋め込み型プロテーゼで埋めることができる。この埋め込み物は、周囲の組織を支え、身体の外観を維持する役目を果たす。身体の通常の外観の回復は、術後の患者にきわめて有益な心理的効果をもたらし、大がかりな外科的処置の後に生じることが多い精神的打撃および落ち込みの多くを軽減する。
【0004】
軟質埋め込み型プロテーゼは、典型的には、シリコーンエラストマーで作られた比較的薄くかつきわめて柔軟なエンベロープまたはシェルを含む。シェルに、シリコーンゲルまたは生理食塩水が充てんされる。シェルの充てんを、シェルを患者に埋め込む前に行うことができ、あるいはシェルを患者に埋め込んだ後に行うことができる。
【0005】
生理食塩水で満たされたインプラントは、片側に弁または充てんポートを有する数層のシリコーンエラストマーからなる外側シェルを含む。プロテーゼは、典型的には、空の状態または或る程度だけ満たされた状態で、乳房の空洞に埋め込まれる。その後に、弁または充てんポートによって、インプラントを最終的なサイズまで膨張させる。これは、必要な切開のサイズを小さくする役に立ち、外科医がインプラントの体積を調整し、さらには微調整することを可能にする。
【0006】
乳房再建においては、長期用プロテーゼを埋め込む前に、例えば「組織エキスパンダー」または「組織伸展装置」として知られるより一時的なインプラントを利用して、長期用プロテーゼに必要な空間を徐々に作り出すことが、一般的なやり方である。例えば、乳房切除術などのいくつかの状況において、胸部組織が平らで窮屈な場合があり、エキスパンダーを使用して、長期用プロテーゼの受け入れに向けて身体を準備することができる。また、組織エキスパンダーを、健康な組織を伸展させ、火傷または傷などの近傍の瑕疵を置き換えるために、身体の他の場所で使用することも可能である。本質的に、組織伸展装置は、膨張可能な本体を備え、膨張可能な本体に膨張弁が接続されている。弁は、膨張可能な本体自体に形成されても、離れて配置され、細長い導管によって膨張可能な本体に接続されてもよい。
【0007】
組織伸展装置の膨張可能な本体は、組織を伸展させるべき場所において、患者の皮下に配置される。膨張弁は、インプラント上にあっても、離れて配置されていても、やはり皮下に配置され、あるいは埋め込まれ、典型的には生理食塩水である流体をシリンジによる注入によって膨張体へと徐々に導入できるように構成されている。所定の間隔での漸進的な膨張の後に、エキスパンダーを覆っている皮膚および皮下組織は、結果として、溶液が膨張可能な本体へと徐々に導入されるときに、膨張可能な本体がそのような組織へと作用させる圧力に応答して引き伸ばされる。
【0008】
数週間または数ヵ月に及ぶ可能性もある所定の間隔での漸進的な膨張の後に、皮膚および皮下組織は、長期用プロテーゼの埋め込み、形成および再建外科手術、あるいは身体の他の部分に使用するための皮膚および皮下組織の利用などのさらなる医療処置を実行することができる程度にまで伸びる。
【発明の概要】
【0009】
本出願は、人間および/または動物を治療するために使用することができる組織伸展装置および関連の処置に関するさまざまな改善を開示する。装置および処置を、例えば、乳房再建手術、豊胸手術、および皮膚移植手術の状況において使用することができる。
【0010】
乳房インプラントおよび組織伸展装置などの埋め込み型の装置は、丸みを帯びていてよく、あるいは解剖学的に形作られてよい。本明細書に開示される実施形態のうちの少なくとも一部の実施形態の態様によれば、解剖学的に形作られた場合に、乳房インプラントは中心線に関しておおむね対称であり、したがって装置が適切な向きで埋め込まれるように、外科医がその中心線を認識する必要があると理解される。
(【0011】以降は省略されています)

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