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公開番号2025039672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025001866,2023143804
出願日2025-01-06,2020-06-26
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社NearMe
代理人個人,個人
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250313BHJP(信号)
要約【課題】運行計画の動的生成を好適に行うことができる情報処理装置等を提供すること。
【解決手段】情報処理装置は、乗客が希望する乗車時刻又は降車時刻と、車両が乗客を乗車又は降車させる乗車時刻又は降車時刻との間で許容される許容時間を含む乗客情報を取得し、許容時間の範囲内で乗車時刻又は降車時刻を定めた運行計画を生成し、生成する運行計画における乗客の乗車時刻又は降車時刻が、乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻とは異なる場合、許容時間に応じて乗客の乗車料金を設定し、乗客の乗車時刻又は降車時刻と、乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻との差分が許容時間以上となる前記運行計画を承認するか否かの入力を前記乗客から受け付け、運行計画を承認する旨の入力を受け付けた場合、差分が許容時間以上となる運行計画を生成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両を利用する乗客の乗車地点又は降車地点と、該乗客の乗車時刻又は降車時刻とを示す乗客情報を取得する取得部と、
前記乗客情報に基づき、前記乗客を乗車又は降車させて運行する経路を示す複数の前記車両の運行計画を生成する生成部とを備え、
前記取得部は、前記乗客が希望する乗車時刻又は降車時刻と、前記車両が前記乗客を乗車又は降車させる乗車時刻又は降車時刻との間で許容される許容時間を含む前記乗客情報を取得し、
前記生成部は、前記許容時間の範囲内で前記乗車時刻又は降車時刻を定めた前記運行計画を生成し、
前記生成部が生成する前記運行計画における前記乗客の乗車時刻又は降車時刻が、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻とは異なる場合、前記許容時間に応じて前記乗客の乗車料金を設定する設定部と、
前記乗客の乗車時刻又は降車時刻と、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻との差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を承認するか否かの入力を前記乗客から受け付ける受付部とを備え、
前記運行計画を承認する旨の入力を受け付けた場合、前記生成部は、前記差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を生成する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記車両は、複数の前記乗客が相乗りする車両であり、
前記乗客情報に基づき、前記乗客を複数の集合に分類する分類部を備え、
前記生成部は、前記集合毎に、複数の前記乗客を乗車又は降車させて運行する経路を示す前記運行計画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記車両の利用を所定の時点までに既に予約している前記乗客の乗車地点又は降車地点と、該乗客の乗車時刻又は降車時刻とを示す第1乗客情報を取得し、
前記分類部は、前記第1乗客情報に基づき、前記既に予約している乗客を前記複数の集合に分類し、
前記取得部は更に、前記車両の利用を前記所定の時点以降に申し込んだ新たな前記乗客の乗車地点又は降車地点と、該乗客の乗車時刻又は降車時刻とを示す第2乗客情報を取得し、
前記第2乗客情報を取得した場合、前記分類部は、該第2乗客情報に基づき、前記既に予約している乗客の前記集合に前記新たな乗客を分類すべきか否かを判定し、
前記新たな乗客を前記集合に分類すべきと判定した場合、前記生成部は、前記既に予約している乗客が属する前記集合に変更が生じない範囲で、前記集合に対応する前記車両に前記新たな乗客を乗車又は降車させるように、生成済みの前記運行計画を更新する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記新たな乗客の需要に関連する需要情報、又は前記車両の供給に関連する供給情報を取得し、
前記生成部は、前記需要情報又は供給情報に応じて前記車両に空き座席を設けた前記運行計画を生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成部は、複数の前記車両のうち、車両基地に待機している前記車両の待機台数を参照して前記運行計画を生成する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成部は、前記乗客が希望する乗車地点とは異なる乗車地点で前記乗客を乗車させる方が運行時間が短くなる場合、前記異なる乗車地点で前記乗客を乗車させる前記運行計画を生成し、
前記運行計画で定めた乗車地点を前記乗客に通知する通知部を備える
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記生成部は、前記乗客が希望する乗車地点が位置する車線とは反対側の車線に位置する乗車地点で前記乗客を乗車させる前記運行計画を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記生成部は、現在の前記車両の運行経路上において、前記乗客が希望する乗車地点から最も近い地点で前記乗客を乗車させる前記運行計画を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
車両を利用する乗客の乗車地点又は降車地点と、該乗客の乗車時刻又は降車時刻とを示す乗客情報を取得し、
前記乗客情報に基づき、前記乗客を乗車又は降車させて運行する経路を示す複数の前記車両の運行計画を生成する
処理をコンピュータが実行する情報処理方法であって、
前記乗客が希望する乗車時刻又は降車時刻と、前記車両が前記乗客を乗車又は降車させる乗車時刻又は降車時刻との間で許容される許容時間を含む前記乗客情報を取得し、
前記許容時間の範囲内で前記乗車時刻又は降車時刻を定めた前記運行計画を生成し、
生成する前記運行計画における前記乗客の乗車時刻又は降車時刻が、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻とは異なる場合、前記許容時間に応じて前記乗客の乗車料金を設定し、
前記乗客の乗車時刻又は降車時刻と、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻との差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を承認するか否かの入力を前記乗客から受け付け、
前記運行計画を承認する旨の入力を受け付けた場合、前記差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を生成する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
車両を利用する乗客の乗車地点又は降車地点と、該乗客の乗車時刻又は降車時刻とを示す乗客情報を取得し、
前記乗客情報に基づき、前記乗客を乗車又は降車させて運行する経路を示す複数の前記車両の運行計画を生成する
処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記乗客が希望する乗車時刻又は降車時刻と、前記車両が前記乗客を乗車又は降車させる乗車時刻又は降車時刻との間で許容される許容時間を含む前記乗客情報を取得し、
前記許容時間の範囲内で前記乗車時刻又は降車時刻を定めた前記運行計画を生成し、
生成する前記運行計画における前記乗客の乗車時刻又は降車時刻が、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻とは異なる場合、前記許容時間に応じて前記乗客の乗車料金を設定し、
前記乗客の乗車時刻又は降車時刻と、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻との差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を承認するか否かの入力を前記乗客から受け付け、
前記運行計画を承認する旨の入力を受け付けた場合、前記差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を生成する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
バス等の交通機関において、乗客からの利用要求に応じて運行経路を動的に計画するデマンドバスシステムが提案されている。例えば特許文献1では、利用者からの利用要求に応じてバスの運行計画を生成するデマンド型運行管理システムであって、第1利用者が乗降する第1の乗降地点と、第2利用者が乗降する第2乗降地点との中間地点を停車位置とした運行計画を生成するデマンド型運行管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6273656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に係る発明は、基準運行ダイヤで予め定められた運行ルートから時間的に許容された範囲内で運行できるよう運行計画を生成するものであり、許容範囲外の運行計画を生成することができない。
【0005】
一つの側面では、運行計画の動的生成を好適に行うことができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの側面に係る情報処理装置は、車両を利用する乗客の乗車地点又は降車地点と、該乗客の乗車時刻又は降車時刻とを示す乗客情報を取得する取得部と、前記乗客情報に基づき、前記乗客を乗車又は降車させて運行する経路を示す複数の前記車両の運行計画を生成する生成部とを備え、前記取得部は、前記乗客が希望する乗車時刻又は降車時刻と、前記車両が前記乗客を乗車又は降車させる乗車時刻又は降車時刻との間で許容される許容時間を含む前記乗客情報を取得し、前記生成部は、前記許容時間の範囲内で前記乗車時刻又は降車時刻を定めた前記運行計画を生成し、前記生成部が生成する前記運行計画における前記乗客の乗車時刻又は降車時刻が、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻とは異なる場合、前記許容時間に応じて前記乗客の乗車料金を設定する設定部と、前記乗客の乗車時刻又は降車時刻と、該乗客の希望する乗車時刻又は降車時刻との差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を承認するか否かの入力を前記乗客から受け付ける受付部とを備え、前記運行計画を承認する旨の入力を受け付けた場合、前記生成部は、前記差分が前記許容時間以上となる前記運行計画を生成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面では、運行計画の動的生成を好適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
運行計画システムの構成例を示す模式図である。
サーバの構成例を示すブロック図である。
端末の構成例を示すブロック図である。
ユーザDB、バスDB、運転手DB、及び運行計画DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
地点指定画面の一例を示す説明図である。
バス予約画面の一例を示す説明図である。
運行計画生成処理に関する説明図である。
運行計画の更新処理に関する説明図である。
運行計画の更新処理に関する説明図である。
予約確認画面の一例を示す説明図である。
運行状況確認画面の一例を示す説明図である。
サーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2の概要を示す説明図である。
運行計画の一覧画面の一例を示す説明図である。
運転手情報の表示画面の一例を示す説明図である。
運転手情報の表示画面の一例を示す説明図である。
運転手端末の表示画面の一例を示す説明図である。
事業者端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
運転手端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、運行計画システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態では、複数の乗客が相乗りする車両(バス)の運行計画を動的に生成する運行計画システムについて説明する。運行計画システムは、情報処理装置1、ユーザ端末2、2、2…、バス3、事業者端末4、運転手端末5を含む。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して相互に通信接続されている。なお、本実施の形態では、車両の一例としてバスをあげるが、バスでなくとも、乗用車、シャトル等複数の乗客を乗車させることができる乗り物であれば、車両の種類は限定されない。
【0010】
本実施の形態では、所定の出発地と目的地との間を往復するバス3について運行計画を生成する。例えばバス3は、ホテルを出発地とし、空港を目的地とするシャトルバスであるが、出発地及び目的地は特に限定されない。本実施の形態では、本システムの会員として予め登録されているユーザからのバス3の利用要求に応じて、バス3の運行経路、運行時刻等を動的に変更した運行計画を生成する。
(【0011】以降は省略されています)

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