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公開番号
2025039438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146535
出願日
2023-09-08
発明の名称
手術器具
出願人
株式会社メディカロイド
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
17/94 20060101AFI20250313BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】強度を維持しながらエンドエフェクタを細径化することが可能なロボット手術システム用の手術器具を提供する。
【解決手段】ロボット手術システム100用の手術器具40aは、回転軸周りに回転可能に設けられ、開位置と閉位置との間で互いに対して相対移動するように回転軸周りに回転可能な第1および第2ジョー431、432を備えるエンドエフェクタ43と、エンドエフェクタ43の近位端に接続されるリストジョイント45と、リストジョイント45の近位端に接続されるシャフト42と、を備える。回転軸が設けられた部分のエンドエフェクタ43の直径D1は、リストジョイント45の長手方向における中央部の直径D2およびシャフト42の長手方向における中央部の直径D3よりも小さい。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
ロボット手術システム用の手術器具であって、
回転軸周りに回転可能に設けられ、開位置と閉位置との間で互いに対して相対移動するように前記回転軸周りに回転可能な第1および第2ジョー部材を備えるエンドエフェクタと、
前記エンドエフェクタの近位端に接続される手首関節部と、
前記手首関節部の近位端に接続されるシャフトと、を備え、
前記回転軸が設けられた部分の前記エンドエフェクタの直径D1は、前記手首関節部の長手方向における中央部の直径D2および前記シャフトの長手方向における中央部の直径D3よりも小さい、手術器具。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記直径D1は、前記直径D2および前記直径D3の1/2よりも大きく、3/4よりも小さい、請求項1に記載の手術器具。
【請求項3】
前記直径D1は、4mm以上6mm以下であり、前記直径D2および前記直径D3は、7mm以上9mm以下である、請求項1に記載の手術器具。
【請求項4】
前記手首関節部は、前記エンドエフェクタに接続するための接続部を含み、前記接続部の遠位端の直径D4は、前記直径D2および前記D3よりも小さい、請求項1に記載の手術器具。
【請求項5】
前記手首関節部の前記接続部は、遠位端が前記直径D4を有し、近位端が前記直径D2を有する、請求項4に記載の手術器具。
【請求項6】
前記手首関節部の前記接続部は、前記直径D2の近位端から前記直径D4の遠位端に向かうにつれて徐々に先細る形状を有する、請求項5に記載の手術器具。
【請求項7】
前記接続部の前記直径D4は、前記直径D1と略同じである、請求項4に記載の手術器具。
【請求項8】
前記手首関節部は、前記接続部を含む第1部材と第2部材との間に第1関節を含み、前記第2部材と第3部材との間に第2関節を含む、請求項4に記載の手術器具。
【請求項9】
前記第1関節は、前記シャフトの長手方向と交差する第1回転軸周りに関節運動するように構成されており、
前記第2関節は、前記シャフトの長手方向および前記第1回転軸の両方と交差する第2回転軸周りに関節運動するように構成されている、請求項8に記載の手術器具。
【請求項10】
前記第1ジョー部材は、第1電極および前記第1電極から絶縁して設けられた第2電極を含み、
前記第2ジョー部材は、前記第1および第2電極に対してグラウンド用電極として機能する第3電極を含む、請求項1に記載の手術器具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、手術器具に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロボット手術システム用の手術器具が知られている。たとえば、特許文献1には、ロボット腹腔鏡手術用の手術器具が開示されている。手術器具は、ロボットアームに取り付けられており、エンドエフェクタと、エンドエフェクタに接続される関節部と、関節部に接続されるシャフトとを備えている。特許文献1には、シャフトの直径が5mm以下であることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-505260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記特許文献1には明記されていないものの、ロボットを用いない腹腔鏡手術では直径が5mmの手術器具が主流になっており、ロボット腹腔鏡手術においても直径が5mmの手術器具が望まれている。しかしながら、ロボット腹腔鏡手術用の手術器具の場合、医師が手動で操作する腹腔鏡手術用の手術器具に比べて、トロッカ(手術器具を患者の体内に導入するための部材)と手術器具のシャフトとの間に大きな力がかかることがあり、シャフトに大きな強度が求められる。また、ロボット腹腔鏡手術用の手術器具には手首関節部があり、手首関節部のない腹腔鏡手術用の手術器具に比べて構造が複雑であり、強度を維持しながら細経化することに対する難易度が高い。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、強度を維持しながらエンドエフェクタを細径化することが可能な手術器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による手術器具は、ロボット手術システム用の手術器具であって、開位置と閉位置との間で互いに対して相対移動する第1および第2ジョー部材を備えるエンドエフェクタと、エンドエフェクタに接続される手首関節部と、手首関節部に接続されるシャフトと、を備え、第1および第2ジョー部材の回転軸が設けられた部分のエンドエフェクタの直径D1は、手首関節部の長手方向における中央部の直径D2およびシャフトの中央部の直径D3よりも小さい。
【0007】
この発明の一の局面による手術器具では、上記のように、第1および第2ジョー部材の回転軸が設けられた部分のエンドエフェクタの直径D1は、手首関節部の長手方向における中央部の直径D2およびシャフトの中央部の直径D3よりも小さい。これにより、手首関節部の長手方向における中央部の直径D2およびシャフトの中央部の直径D3を強度を維持可能な直径にしながら、手首関節部以降のエンドエフェクタの直径D1を細径化することができるので、エンドエフェクタ、手首関節部およびシャフトを同じ細い直径とする場合と異なり、強度を維持しながらエンドエフェクタを細径化することができる。また、手首関節部のない腹腔鏡手術用の手術器具に比べて構造が複雑な手首関節部を有するロボット手術システム用の手術器具であっても、強度を維持しながらエンドエフェクタを細径化することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、強度を維持しながらエンドエフェクタを細径化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態によるロボット手術システムの構成を示す図である。
一実施形態によるロボット手術システムの制御的な構成を示したブロック図である。
一実施形態によるロボットアームにアダプタを介して手術器具が取り付けられた状態を示した斜視図である。
一実施形態によるロボットアームにアダプタを介して手術器具が取り付けられる状態を示した分解斜視図である。
一実施形態による手術器具を下方から見た斜視図である。
一実施形態による手術器具を示した平面図である。
一実施形態による手術器具の蓋部を取り外した状態を示した斜視図である。
一実施形態による手術器具の蓋部を取り外した状態を示した平面図である。
一実施形態による手術器具の蓋部を取り外した状態を示した断面図である。
一実施形態によるエンドエフェクタ、リストジョイントおよびシャフトを示した側面図である。
一実施形態によるエンドエフェクタ、リストジョイントおよびシャフトを示した断面図である。
一実施形態による第1電極、第2電極および第3電極の接続を説明するための第1図である。
一実施形態による第1電極、第2電極および第3電極の接続を説明するための第2図である。
一実施形態によるエンドエフェクタが閉じた状態を示した側面図である。
図10の矢視C1-C1から視た第3のジョイント部品の横断面図である。
一実施形態によるエンドエフェクタおよびロッドを示した分解斜視図である。
一実施形態によるロッドを示した側面図である。
一実施形態によるロッドを示した断面図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイント内のガイド部を示した斜視図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイント内のガイド部を示した断面図である。
一実施形態によるメモリ基板および固定部を示した斜視図である。
一実施形態によるメモリ基板および固定部を示した断面図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイントを示した斜視図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイントを示した分解斜視図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイントの第1および第4の噛合部を示した断面図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイントの第2および第3の噛合部を示した断面図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイントの第1および第4の噛合部を示した拡大図である。
一実施形態による手術器具のリストジョイントの第2および第3の噛合部を示した拡大図である。
一実施形態による手術器具の回動していない状態のリストジョイントを示した図である。
一実施形態による手術器具の角度θ1回動した状態のリストジョイントを示した図である。
一実施形態による手術器具の角度θ2回動した状態のリストジョイントを示した図である。
一実施形態による手術器具の角度θ3回動した状態のリストジョイントを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を具体化した本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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