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公開番号2025039303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146297
出願日2023-09-08
発明の名称加熱装置及び電気自動車
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H05B 3/10 20060101AFI20250313BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電流により発生する磁界を打ち消しつつ、高電位側の端子と低電位側の端子が短絡することを抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】加熱装置2は、電流が流れることにより発熱するヒータ10により被加熱流体を加熱する。ヒータは、高電位側の端子に接続される第1端部31と、低電位側の端子に接続される第2端部32と、第1端部から第2端部まで延在する延在部と、を備えていてもよい。第1端部と第2端部は、互いに離間した位置に配置されていてもよい。延在部は、第1端部と第2端部の間で延在方向が反転する反転部35と、反転部よりも第1端部側の第1延在部331と、反転部よりも第2端部側の第2延在部332と、を備えていてもよい。第1延在部と第2延在部は、第1延在部を流れる電流の向きと第2延在部を流れる電流の向きとが逆向きになるように隣り合って配置されていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電流が流れることにより発熱するヒータにより被加熱流体を加熱する加熱装置であって、
前記ヒータは、
高電位側の端子に接続される第1端部と、
低電位側の端子に接続される第2端部と、
前記第1端部から前記第2端部まで延在する延在部と、を備え、
前記第1端部と前記第2端部は、互いに離間した位置に配置されており、
前記延在部は、前記第1端部と前記第2端部の間で延在方向が反転する反転部と、前記反転部よりも前記第1端部側の第1延在部と、前記反転部よりも前記第2端部側の第2延在部と、を備え、
前記第1延在部と前記第2延在部は、前記第1延在部を流れる電流の向きと前記第2延在部を流れる電流の向きとが逆向きになるように隣り合って配置されている、加熱装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記第1端部と前記第2端部は、前記反転部を中心として前記ヒータの周方向に90°以上離間した位置に配置されている、加熱装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の加熱装置であって、
前記第1端部と前記第2端部は、前記反転部を介して前記ヒータの径方向に対向する位置に配置されている、加熱装置。
【請求項4】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記ヒータにより加熱された被加熱流体を導出する導出部を更に備え、
前記第1端部と前記第2端部は、前記導出部と対向する位置に配置されている、加熱装置。
【請求項5】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記第1延在部と前記第2延在部は、それぞれ渦巻き状に構成されており、
渦巻き状の前記第1延在部と前記第2延在部の径方向に被加熱流体を流す流路を更に備える、加熱装置。
【請求項6】
請求項1に記載の加熱装置を備える電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、加熱装置及び電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に加熱装置が開示されている。特許文献1の加熱装置は、基板上に形成された加熱導体層を有している。加熱導体層は、基板上で延在する加熱導体トラックを含む。加熱導体トラックは、互いに隣接して延在する複数のトラック部分が形成されるように構成されている。また、加熱導体トラックが向きを変えられている箇所に反転部位が設けられている。加熱装置の縁部領域には、加熱導体トラックを電源に接続するための複数の接続部が隣接して配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6451870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の加熱装置では、加熱導体トラックを電源に接続するための複数の接続部が隣接しているので、電源の高電位側に接続される接続部と、電源の低電位側に接続される接続部とが短絡するおそれがある。
【0005】
本明細書は、電流により発生する磁界を打ち消しつつ、高電位側の端子と低電位側の端子が短絡することを抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、加熱装置が、電流が流れることにより発熱するヒータにより被加熱流体を加熱する。前記ヒータは、高電位側の端子に接続される第1端部と、低電位側の端子に接続される第2端部と、前記第1端部から前記第2端部まで延在する延在部と、を備えていてもよい。前記第1端部と前記第2端部は、互いに離間した位置に配置されていてもよい。前記延在部は、前記第1端部と前記第2端部の間で延在方向が反転する反転部と、前記反転部よりも前記第1端部側の第1延在部と、前記反転部よりも前記第2端部側の第2延在部と、を備えていてもよい。前記第1延在部と前記第2延在部は、前記第1延在部を流れる電流の向きと前記第2延在部を流れる電流の向きとが逆向きになるように隣り合って配置されていてもよい。
【0007】
この構成によると、第1延在部に電流が流れることにより発生する磁界と、第2延在部に電流が流れることにより発生する磁界とを互いに打ち消すことができる。また、第1端部が接続される高電位側の端子と、第2端部が接続される低電位側の端子とが、互いに離間することになるので、高電位側の端子と低電位側の端子が短絡することを抑制することができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記第1端部と前記第2端部は、前記反転部を中心として前記ヒータの周方向に90°以上離間した位置に配置されていてもよい。
【0009】
この構成によると、高電位側の端子と低電位側の端子を大きく離間させることができ、両者が短絡することを抑制することができる。
【0010】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記第1端部と前記第2端部は、前記反転部を介して前記ヒータの径方向に対向する位置に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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