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公開番号2025038791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145613
出願日2023-09-07
発明の名称画像形成装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類G03G 15/16 20060101AFI20250312BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】反りを規定してスクレーパの当接圧を均一にすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、中間転写ベルト5の表面5aに、中間転写ベルト5の搬送方向Tに直交して当接する可撓性の板状部材であるスクレーパ11を備える。また、画像形成装置は、スクレーパ11をスクレーパ11の端部13よりも中間部12が中間転写ベルト5に近くなるように反らせて保持して画像形成装置本体1に装着する保持部材15を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中間転写ベルトの表面に、当該中間転写ベルトの搬送方向に直交して当接する可撓性の板状部材であるスクレーパと、
前記スクレーパを、当該スクレーパの端部よりも中間部が中間転写ベルトに近くなるように反らせて保持して画像形成装置本体に装着する保持部材と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記スクレーパの先端縁は、前記中間転写ベルトを裏面から支持する一対のローラ部材の間で、前記中間転写ベルトの表面に当接する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記保持部材は、前記スクレーパを面外方向に挟持する第一保持部材と、第二保持部材と、を有する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第一保持部材は、前記スクレーパの中間部を前記中間転写ベルトの反対側から支持する面当り部を有するとともに、前記第二保持部材より剛性が高く設定されている、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記スクレーパの剛性は、前記中間転写ベルトより高く設定されるとともに、前記保持部材より低く設定して前記保持部材が保持した状態で形状を前記保持部材に沿わせる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記スクレーパの中間部を反らせる為に設定する前記保持部材の反り量δは、前記保持部材の撓みを基本(計算上は等分布荷重)とし、中間転写ベルトの弛みも考慮した下限値と、前記保持部材の撓みを基本(計算上は集中荷重)とし、クリーニングに適切な当接角αとなることを考慮した上限値と、の間でクリーニング可能な範囲内となるように下記式(1)により規定されている、請求項1に記載の画像形成装置。
TIFF
2025038791000005.tif
11
163
F:保持部材に加わる荷重 L:保持部材の長さ E:保持部材のヤング率 L:2つの保持部材の断面2次モーメント δ:保持部材の反り量
【請求項7】
前記スクレーパとは、別部材で構成された弾性部材を設け、前記スクレーパを前記弾性部材の弾性力を用いて前記中間転写ベルトに当接させる弾性荷重機構を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記弾性荷重機構は、当接力を規制する規制部を有する、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記保持部材を前記画像形成装置本体に固定する固定部を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記スクレーパは、金属製部材を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置に用いられるクリーニング装置として、スクレーパをベルトやローラなどの被クリーニング部材の表面に当接させるものが知られている。
例えば、被クリーニング部材としてローラと、両端部がローラの両端部に連結されているベースと、ベースに取り付けられたスクレーパと、を有しているものがある(例えば特許文献1参照)。
このようなものでは、平板状のスクレーパの先端縁にトナーをかき落とすエッジが形成されている。エッジには、先端縁の幅方向中央部をさらに前方へ突出させた緩い凸湾曲形状が形成されている。
そして、スクレーパをローラの外周面に所定の圧力で圧接させることによりエッジが被クリーニング部材の表面に付着しているトナーをかき落とすように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-126493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の画像形成装置では、スクレーパを取付けるベースに製造上のバラツキによる寸法誤差が存在する。このため、エッジをローラに押付ける力で生じるスクレーパの変形が一定とならない。
また、ベルトは、弛み変形する。このため、特にベルトの幅方向中間部で所望の当接圧Pが得られない。このような不均一な接触により当接圧Pが低い部分は、充分なクリーニングを行なうことができない。さらに、当接圧Pが高い部分は、摩耗の進行も早くエッジの摩耗ムラが発生する。
したがって、良好なクリーニング性能を長期間維持するためには、更なる改善が望まれている。
【0005】
本発明は、反りを規定してスクレーパの当接圧を均一にすることができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明の上記課題は、下記の構成により解決される。
(1)画像形成装置は、中間転写ベルトの表面に、当該中間転写ベルトの搬送方向に直交して当接する可撓性の板状部材であるスクレーパと、を備える。前記画像形成装置は、前記スクレーパを、当該スクレーパの端部よりも中央部が前記中間転写ベルトに近くなるように反らせて保持して画像形成装置本体に装着する保持部材を備えている。
【0007】
(2)前記スクレーパの先端縁は、前記中間転写ベルトを裏面から支持する一対のローラ部材の間で、前記中間転写ベルトの表面に当接する、(1)に記載の画像形成装置。
【0008】
(3)前記保持部材は、前記スクレーパを面外方向に挟持する第一保持部材と、第二保持部材と、を有する(1)に記載の画像形成装置。
【0009】
(4)前記第一保持部材は、前記スクレーパの中間部を前記中間転写ベルトの反対側から支持する面当り部を有するとともに、前記第二保持部材より剛性が高く設定されている、(3)に記載の画像形成装置。
【0010】
(5)前記スクレーパの剛性は、前記中間転写ベルトより高く設定されるとともに、前記保持部材より低く設定して前記保持部材が保持した状態で形状を前記保持部材に沿わせる(1)に記載の画像形成装置。
(【0011】以降は省略されています)

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