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公開番号
2025038775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145585
出願日
2023-09-07
発明の名称
飲料容器用蓋及び飲料容器
出願人
東罐興業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A47G
19/22 20060101AFI20250312BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】液漏れのおそれがなく、且つ、容易に飲み口の開封作業を行える飲料容器用蓋及びそれを備えた飲料容器を提供する。
【解決手段】飲料容器2の開口部を覆う覆板部4と、覆板部4の外周縁に設けられ、飲料容器2の開口部3aを覆板部4が覆うようにした際に開口部3aの縁部3bに係合可能な側周部5と、を備える飲料容器用蓋1において、覆板部4に形成され、覆板部4を切り離した切断線部70で囲まれ、指で下方に押し込まれる押込み部7と、押込み部7に隣接する覆板部4に形成され、切断線部80で囲まれ、押込み部7が下方に押し込まれる反力で上方に持ち上がる引上げ部8と、を備え、押込み部7及び引上げ部6を内包する切込み線90で囲まれた飲み口部9を形成し、飲み口部9を囲う切込み線90に、側周部5に隣接する周縁側に覆板部4を貫通して切り離していない繋ぎ目93を設ける。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
飲料容器の開口部を覆う覆板部と、当該覆板部の外周縁に設けられ、上記飲料容器の上記開口部を上記覆板部が覆うようにした際に当該飲料容器の上記開口部の縁部に係合可能な側周部と、を備える飲料容器用蓋であって、
上記覆板部に形成され、上記覆板部を切り離した切断線部で囲まれ、指で下方に押し込まれる押込み部と、
上記押込み部に隣接する上記覆板部に形成され、上記切断線部で囲まれ、上記押込み部が下方に押し込まれる反力で上方に持ち上がる引上げ部と、を備え、
上記押込み部及び上記引上げ部を内包する切込み線で囲まれた飲み口部が形成され、
上記飲み口部を囲う上記切込み線は、上記側周部に隣接する周縁側に上記覆板部を貫通して切り離していない繋ぎ目を有すること
を特徴とする飲料容器用蓋。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
上記押込み部の幅は、7mm以上15mm以下であること
を特徴とする請求項1記載の飲料容器用蓋。
【請求項3】
上記覆板部には、上記引上げ部を引き上げて上記飲み口部を開封した後、上記押込み部を差し込んで係止する係止部が形成されていること
を特徴とする請求項1記載の飲料容器用蓋。
【請求項4】
上記引上げ部は、上記押込み部の切断線部に内包されていること
を特徴とする請求項1記載の飲料容器用蓋。
【請求項5】
上記押込み部の切断線部には、上記引上げ部との境界位置に揺動ヒンジとなる上記覆板部を貫通して切り離していない繋ぎ目が形成されていること
を特徴とする請求項4記載の飲料容器用蓋。
【請求項6】
容器本体と、請求項1~5のうち何れか1項に記載の飲料容器用蓋を備えること
を特徴とする飲料容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料容器の開口部を覆う飲料容器用蓋及びこの飲料容器用蓋を備えた飲料容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ファーストフード店やコンビニエンスストアなどの多くの飲料の販売店では、プラスチック(合成樹脂)製や紙製のコップ等の飲料容器の開口部を、飲料容器用蓋で覆い、持ち運びの際に、その内部に収容されたジュースやコーヒーなどの飲料が開口部からこぼれ難いようにして販売している。
【0003】
飲料容器の内部に収容された飲料を飲むには、単純に飲料容器用蓋を外して開口部から飲んでもよいが、飲料容器用蓋を外した際に、その内側に付着した飲料が飛び散り、飲む人の衣服等を汚してしまうおそれがある。
【0004】
そのため、例えば、特許文献1には、飲料容器用蓋に、ストローの差込部を設け、付属のストローを差し込むことにより、飲料容器内部の飲料を飲み易くした飲料容器用蓋が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0036]~[0058]、図面の図1~図7等参照)。
【0005】
しかしながら、昨今、プラスチックゴミによる海洋汚染問題等を発端に、脱プラスチックの世界的な流れが大きくなり、その一環として、プラスチックからなるストローを無くそうという流れも大きくなっている。
【0006】
このような状況の下、市場では、ストローを無くし、飲料容器用蓋を外さなくても、飲料が飲み易い飲口を形成することができる飲料容器用蓋が求められている。このため、特許文献1の開示技術以外に、飲料容器用蓋に設けられた飲口を形成する部位を谷折りにすることで飲口を形成するプッシュダウンタイプも提案されている。
【0007】
しかしながら、このプッシュダウンタイプは、飲口を形成するために消費者に対して2ステップの開封動作を強いるものであることから、消費者が直感的に飲口を形成する方法を理解することが難しいという問題点があった。このため、開封動作自体を簡略化して1ステップで実現できるようにすることで、消費者が直感的に飲口を形成する方法を理解できる飲料容器用蓋が望まれていた。
【0008】
そこで、特許文献2には、直線状のミシン目(折畳用低強度部14)を境に押込み部である飲口開封用部位12Aと飲口形成用部位11Aとからなる飲み口(飲口110)を形成し、飲口開封用部位12Aを指で押し下げ、その反動で飲口形成用部位11Aを持ち上げることで飲み口を開封するシーソータイプ(プッシュアップタイプ)の飲み口が形成された飲料容器用蓋1が開発されるに至った(特許文献2の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0024]~[0036]、図面の図2~図4等参照)。
【0009】
特許文献2に記載の飲料容器用蓋のようなシーソータイプの飲み口は、押込み部を指で押し下げるだけの1ステップで開封が可能であるため、消費者が直感的に飲み口を形成する方法を理解し易く、使用書がなくても誰でもすぐに飲み口を開封することができるというメリットがある。
【0010】
しかし、特許文献2に記載の飲料容器用蓋は、シーソータイプとするためには、持ち上げる飲み口部の周縁側を、覆板部の板を貫通して完全に切り離したものとする必要があり、運搬時の振動等で内容物である飲料の液揺れによる液漏れが発生するという問題がある。この問題を解決する方法としては、飲み口部の周縁側を完全に切り離さずに、ミシン目や所々に繋ぎ目を設けることが考えられる。しかし、シーソータイプの持ち上がり部分に繋ぎ目を設けると、指で押す力を強くする必要があり、繋ぎ目の破断時に勢いで指が押込み部の中に入ってしまい、面一のフラットな面であっても簡単に開封作業が行えるというシーソータイプの飲み口のメリットを損なってしまうという問題が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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