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公開番号
2025038234
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024229814,2020218436
出願日
2024-12-26,2020-12-28
発明の名称
現像剤容器および画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250311BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】現像剤収容容器の画像形成装置本体への装着の操作性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置1の被装着部200に、現像剤容器210の装着時に少なくとも一部が画像形成装置1の外部に露出する回転体201と、回転体201の回転を規制する規制位置と、回転体201の回転を許容する許容位置と、の間を移動可能であって、現像剤容器210の非装着時に規制位置にある規制部材227を含む回転規制機構と、を備え、現像剤容器210は、容器シャッタ214が閉状態で、ノズル係合部232及びシャッタ係合部218b1、218b2がそれぞれ枠体被係合部247、248と回転体被係合部201d1、201d2に係合するように被装着部200に装着され、現像剤容器210の被装着部200への装着によって、規制部材227は規制位置から許容位置へ移動する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
現像剤容器と、前記現像剤容器が装着される被装着部を有する画像形成装置と、を備える画像形成システムであって、
前記現像剤容器は、
現像剤を収容する収容部と、
前記収容部に収容された現像剤を排出するための容器開口が設けられたノズル部であって、ノズル係合部を有するノズル部と、
前記容器開口を開放する開位置と、前記容器開口を閉鎖する閉位置と、の間を、回転軸線を中心に前記ノズル部に対して回転可能であって、シャッタ係合部を有する容器シャッタと、
を有し、
前記被装着部は、
前記容器開口から排出されたトナーを受け入れる受入口が設けられた枠体であって、前記ノズル係合部と係合して前記ノズル部の前記回転軸線を中心とする回転を規制する枠体被係合部を有する枠体と、
前記回転軸線を中心に回転可能であり、前記被装着部に前記現像剤容器が装着される時に少なくとも一部が前記画像形成装置の外部に露出する回転体であって、前記被装着部に前記現像剤容器が装着された際に前記回転軸線の方向に見た時に前記容器シャッタよりも前記回転軸線を中心とする仮想円の半径方向において外側に位置するように設けられ、前記シャッタ係合部と係合する回転体被係合部と、被規制部と、を有し、前記シャッタ係合部と前記回転体被係合部との係合によって前記容器シャッタと共に回転するように構成された回転体と、
規制部を有し、前記規制部が前記回転体の前記被規制部を係止することで前記回転体の回転を規制する規制位置と、前記回転体の回転を許容する許容位置と、の間を移動可能であって前記現像剤容器が前記被装着部に装着されていない時に前記規制位置にある規制部材を含む回転規制機構と、
を有し、
前記現像剤容器は、前記容器シャッタが前記閉位置にある状態で、前記ノズル係合部及び前記シャッタ係合部がそれぞれ前記枠体被係合部と前記回転体被係合部に係合するように前記被装着部に装着され、
前記現像剤容器の前記被装着部への装着によって、前記規制部材は前記規制位置から前記許容位置へ移動するように構成されていることを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記容器シャッタは、前記回転軸線の方向に延びる外面から前記回転軸線に交差する方向に突出する突出部を有し、
前記回転規制機構は、
前記回転軸線の方向に見た時に前記回転軸線に交差する方向に対して傾斜した方向に延びる被押圧面と、前記規制部材を前記規制位置から前記許容位置へ移動する方向に押圧するための押圧部と、を有する解除部材と、
前記規制部材を前記許容位置から前記規制位置へ移動する方向に付勢する付勢部材と、
をさらに含み、
前記解除部材は、前記被装着部に前記現像剤容器が装着される際に前記被押圧面が前記突出部に押圧されることで前記交差する方向に移動し、前記押圧部の押圧により前記規制部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記規制位置から前記許容位置へ移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記解除部材は、前記回転体に設けられており、
前記規制部材は、前記枠体に設けられおり、
前記回転体が、前記容器シャッタが前記閉位置から前記開位置へ回転するように前記容器シャッタと共に回転すると、前記規制部材と前記解除部材は互いに離間した離間状態となり、
前記解除部材は、前記離間状態において前記回転体の外面に当接することで前記許容位置に維持されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記容器シャッタは、前記回転軸線を中心とする外周面に前記回転軸線の方向に延び且つ前記仮想円の半径方向において内側に凹む凹部を有し、
前記凹部は、凹部底面と、前記外周面の周方向に関し前記凹部底面を挟んで設けられ前記外周面と前記凹部底面を繋ぐ第1凹部側面及び第2凹部側面を有し、
前記外面は、前記凹部の凹部底面であり、
前記シャッタ係合部は、第1凹部側面の一部によって構成される第1のシャッタ係合部と、第2凹部側面の一部によって構成される第2のシャッタ係合部と、を含み、
前記回転体は、前記回転軸線を中心とする内周面を有する孔が設けられ、前記内周面から前記回転軸線に向かって延びる凸部が設けられ、
前記凸部は、凸部先端面と、前記周方向に関し前記凸部先端面を挟んで設けられる第1凸部側面及び第2凸部側面を有し、
回転体被係合部は、前記第1凸部側面である第1の回転体被係合部と、前記第2凸部側面である第2の回転体被係合部と、を含み、
前記被装着部に前記現像剤容器が装着されると、前記第1のシャッタ係合部と前記第1の回転体被係合部、及び前記第2のシャッタ係合部と前記第2の回転体被係合部が、それぞれ前記周方向に係合し、
前記規制部材の前記被押圧面は、前記周方向において、前記第1の回転体被係合部と前記第2の回転体被係合部との間に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記被装着部は、前記受入口を開放する開位置と、前記受入口を閉鎖する閉位置と、の間を、前記回転軸線を中心に前記枠体に対して回転可能であって、開閉被係合部を有する装置シャッタを有し、
前記容器シャッタは、前記回転体とともに回転する際に前記開閉被係合部と係合して前記装置シャッタを回転させる開閉係合部を有し、
前記現像剤容器は、前記容器シャッタが前記閉位置にある状態で、前記ノズル係合部が前記枠体被係合部に係合し、前記シャッタ係合部が前記回転体被係合部に係合し、かつ前記開閉係合部が前記開閉被係合部に係合するように前記被装着部に装着されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記開閉係合部は、前記第1凹部側面において前記第1のシャッタ係合部を構成する部分とは前記回転軸線の方向において異なる位置にある部分によって構成される第1の開閉係合部と、前記第2凹部側面において前記第2のシャッタ係合部を構成する部分とは前記回転軸線の方向において異なる位置にある部分によって構成される第2の開閉係合部と、を含み、
前記装置シャッタは、前記回転軸線を中心とする内周面を有する孔が設けられ、前記内周面から前記回転軸線に向かって延びるシャッタ凸部が設けられ、
前記シャッタ凸部は、シャッタ凸部先端面と、前記周方向に関し前記シャッタ凸部先端面を挟んで設けられる第1シャッタ凸部側面及び第2シャッタ凸部側面を有し、
前記開閉被係合部は、前記第1シャッタ凸部側面である第1の開閉被係合部と、前記第2シャッタ凸部側面である第2の開閉被係合部と、を含み、
前記被装着部に前記現像剤容器が装着されると、前記第1の開閉係合部と前記第1の開閉被係合部、及び前記第2の開閉係合部と前記第2の開閉被係合部が、それぞれ前記周方向に係合することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記被装着部に対して、前記ノズル係合部及び前記シャッタ係合部がそれぞれ前記枠体被係合部と前記回転体被係合部に係合可能な相対位置にあるときに、前記突出部が第1の位置にある第1の現像剤容器と、
前記突出部が前記第1の位置と異なる第2の位置にある第2の現像剤容器と、
がある場合において、
前記被装着部は、前記第1の現像剤容器が前記被装着部に装着されることは許容し、前記第2の現像剤容器が前記被装着部に装着されることは規制するように、前記第1の位置にある前記突出部には当接せず、前記第2の位置にある前記突出部には当接する装着規制部を有することを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置において、画像形成装置に着脱可能な現像剤容器を用いて現像剤を補給する構成が知られている。特許文献1には、画像形成装置に装着した現像剤容器を回転させることで、現像剤容器の開口を封止する容器のシャッタの開閉を行う構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-154300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、画像形成装置に着脱可能な現像剤容器を用いて画像形成装置に現像剤を補給する構成において、現像剤容器の画像形成装置本体への装着の操作性を向上させることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するための本発明の画像形成システムは、
現像剤容器と、前記現像剤容器が装着される被装着部を有する画像形成装置と、を備える画像形成システムであって、
前記現像剤容器は、
現像剤を収容する収容部と、
前記収容部に収容された現像剤を排出するための容器開口が設けられたノズル部であって、ノズル係合部を有するノズル部と、
前記容器開口を開放する開位置と、前記容器開口を閉鎖する閉位置と、の間を、回転軸線を中心に前記ノズル部に対して回転可能であって、シャッタ係合部を有する容器シャッタと、
を有し、
前記被装着部は、
前記容器開口から排出されたトナーを受け入れる受入口が設けられた枠体であって、前記ノズル係合部と係合して前記ノズル部の前記回転軸線を中心とする回転を規制する枠体被係合部を有する枠体と、
前記回転軸線を中心に回転可能であり、前記被装着部に前記現像剤容器が装着される時に少なくとも一部が前記画像形成装置の外部に露出する回転体であって、前記被装着部に前記現像剤容器が装着された際に前記回転軸線の方向に見た時に前記容器シャッタよりも前記回転軸線を中心とする仮想円の半径方向において外側に位置するように設けられ、前記シャッタ係合部と係合する回転体被係合部と、被規制部と、を有し、前記シャッタ係合部と前記回転体被係合部との係合によって前記容器シャッタと共に回転するように構成された回転体と、
規制部を有し、前記規制部が前記回転体の前記被規制部を係止することで前記回転体の回転を規制する規制位置と、前記回転体の回転を許容する許容位置と、の間を移動可能であって前記現像剤容器が前記被装着部に装着されていない時に前記規制位置にある規制部材を含む回転規制機構と、
を有し、
前記現像剤容器は、前記容器シャッタが前記閉位置にある状態で、前記ノズル係合部及び前記シャッタ係合部がそれぞれ前記枠体被係合部と前記回転体被係合部に係合するように前記被装着部に装着され、
前記現像剤容器の前記被装着部への装着によって、前記規制部材は前記規制位置から前記許容位置へ移動するように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、現像剤容器の画像形成装置本体への装着の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の斜視図
画像形成装置の内部構成を説明する図
回路基板の位置を説明するための斜視図
回路基板の位置を説明するための正面斜視図
回路基板とその周辺部材の斜視図
回路基板とその周辺部材の側面図
回路基板とその周辺部材の上面図
スキャナユニットと駆動モータの保持構成を説明するための斜視図
基板面に対して垂直な方向から回路基板の背面図
回路基板上の電子部品を説明するための図
回路基板の機能を説明するためのブロック図
補給部とスキャナユニットの位置を説明するための側面図
補給部とスキャナユニットの位置を説明するための上面図
現像容器の斜視図
補給部の拡大斜視図
補給部の上部断面図
補給パックの斜視分解図
補給パックの構成を説明するための図
被装着部の斜視分解図
被装着部の斜視図
補給パックと被装着部の断面図
取り付け部の回転軌跡を説明するための斜視図
取り付け部の回転軌跡を説明するための上面図
回転規制機構の斜視図
レバーロック機構のロック時の断面図
レバーロック機構のロック解除時の断面図
レバーロック機構の一連の流れを説明するための断面図
排出トレイを開閉させた状態を示す斜視図
補給パックを装着した状態を示す斜視図
補給パックを装着した状態を示す上面図
レバーロック位置が異なる構成の補給部と現像容器の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0009】
(実施例1)
[画像形成装置の全体構成]
本発明の実施例に係る画像形成装置1の全体構成について説明する。本実施例の画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いたモノクロレーザビームプリンタであり、パーソナルコンピュータなどの外部機器から送信された画像情報に応じて、記録材Pに現像剤(トナー)による画像を形成するものである。記録材Pの一例としては、記録紙、ラベル紙、OHPシート、布等が挙げられる。
【0010】
また、以下の説明において、画像形成装置1が水平な面に設置された場合における画像形成装置1の高さ方向(鉛直方向とは反対の方向)をZ方向とする。Z方向と交差し、後述する感光ドラム11の回転軸線方向(主走査方向)と平行な方向をX方向とする。X方向及びZ方向と交差する方向をY方向とする。X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに垂直に交差する。また便宜上、X方向においてプラス側を右側、マイナス側を左側と呼び、Y方向においてプラス側を前側または正面側、マイナス側を後側または背面側と呼び、Z方向においてプラス側を上側、マイナス側を下側と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)
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