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公開番号
2025038110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024220586,2021546906
出願日
2024-12-17,2020-09-15
発明の名称
繊維と無機粒子との複合繊維を含有する顆粒
出願人
日本製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D06M
11/44 20060101AFI20250311BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】本発明の課題は、繊維と無機粒子の複合繊維を含む、流動性に優れた顆粒を提供することである。
【解決手段】本発明によって、繊維と無機粒子との複合繊維を含む顆粒が提供され、本発明に係る顆粒は、粒径が0.1~10mmであり、含水率が60%未満である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
繊維と無機粒子との複合繊維を含み、粒径が0.1~10mm、含水率が60%未満である顆粒。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
安息角が30~58°である、請求項1に記載の顆粒。
【請求項3】
前記無機粒子が、カルシウム、マグネシウム、バリウムあるいはアルミニウムの金属塩、チタン、銅あるいは亜鉛を含む金属粒子、またはケイ酸塩を含む、請求項1または2に記載の顆粒。
【請求項4】
前記無機粒子が、ハイドロタルサイトである、請求項1~3のいずれかに記載の顆粒。
【請求項5】
前記顆粒における無機粒子の重量割合が10%以上である、請求項1~4のいずれかに記載の顆粒。
【請求項6】
前記繊維がセルロース繊維である、請求項1~5のいずれかに記載の顆粒。
【請求項7】
繊維表面の15%以上が無機粒子によって被覆されている、請求項1~6のいずれかに記載の顆粒。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の顆粒を製造する方法であって、
繊維を含有する液体中で無機粒子を合成して複合繊維を得る工程と、
複合繊維から、粒径が0.1~10mmの顆粒を造粒する工程と、
を含む、上記方法。
【請求項9】
前記造粒工程において、複合繊維を乾燥させながら造粒する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
複合繊維の含水率を60%未満にしてから造粒する、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維と無機粒子との複合繊維を含有する顆粒およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
繊維表面に無機粒子を付着させることによって、様々な特性を備えた複合繊維が開発されている。例えば、繊維の存在下で無機物を合成することにより、繊維表面に無機粒子を付着させることが知られている。
【0003】
例えば、炭酸カルシウムと繊維の複合繊維(特許文献1)、炭酸マグネシウムと繊維の複合繊維(特許文献2)、リン酸カルシウムと繊維の複合繊維(特許文献3)、ハイドロタルサイトと繊維の複合繊維(特許文献4)、シリカ/アルミナと繊維との複合繊維(特許文献5)が知られている。
【0004】
また、繊維表面の大部分を無機粒子によって被覆した複合繊維(特許文献6)、無機粒子を繊維表面に付着させて難燃性を向上させた複合繊維(特許文献7)なども報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開WO2015/152283
国際公開WO2017/043580
国際公開WO2017/043585
国際公開WO2018/030521
国際公開WO2019/163659
国際公開WO2017/057154
国際公開WO2019/159943
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、繊維と無機粒子との複合繊維を含んでなり、流動性に優れた顆粒を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、造粒前や造粒時の水分率をコントロールすることによって優れた顆粒が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、これに限定されるものではないが、下記の態様を包含する。
[1] 繊維と無機粒子との複合繊維を含み、粒径が0.1~10mm、含水率が60%未満である顆粒。
[2] 安息角が30~58°である、[1]に記載の顆粒。
[3] 前記無機粒子が、カルシウム、マグネシウム、バリウムあるいはアルミニウムの金属塩、チタン、銅あるいは亜鉛を含む金属粒子、またはケイ酸塩を含む、[1]または[2]に記載の顆粒。
[4] 前記無機粒子が、ハイドロタルサイトである、[1]~[3]のいずれかに記載の顆粒。
[5] 前記顆粒における無機粒子の重量割合が10%以上である、[1]~[4]のいずれかに記載の顆粒。
[6] 前記繊維がセルロース繊維である、[1]~[5]のいずれかに記載の顆粒。
[7] 繊維表面の15%以上が無機粒子によって被覆されている、[1]~[6]のいずれかに記載の顆粒。
[8] [1]~[7]のいずれかに記載した顆粒の製造方法であって、繊維を含有する液体中で無機粒子を合成して複合繊維を得る工程と、複合繊維から、粒径が0.1~10mmの顆粒を造粒する工程と、を含む、上記方法。
[9] 前記造粒工程において、複合繊維を乾燥させながら造粒する、[8]に記載の方法。
[10] 複合繊維の含水率を60%未満にしてから造粒する、[8]に記載の方法。
[11] 複合繊維を微細化してから造粒する、[8]に記載の方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、繊維と無機粒子との複合繊維を粒状に加工した顆粒を得ることができる。得られた顆粒は、流動性や分散性に優れるので、容易に他の製品に配合し、他の製品に無機粒子の特性に応じた機能性を付与することができる。特に、消臭効果の高い無機粒子を用いた場合、高い消臭効果を有する顆粒を得ることができる。また、顆粒の原料として、繊維と無機粒子との複合繊維を用いることで、無機粒子の配合量を抑えつつ、無機粒子の特性に応じた機能性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実験1で使用した製造装置の概略図である(P:ポンプ)。
サンプルaの電子顕微鏡写真である(倍率:3000倍)。
サンプルbの電子顕微鏡写真である(倍率:3000倍)。
サンプルcの電子顕微鏡写真である(倍率:3000倍)。
サンプルdの電子顕微鏡写真である(倍率:3000倍)。
サンプルfの電子顕微鏡写真である(倍率:3000倍)。
実験2のサンプル1の外観写真である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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