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公開番号2025037605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144623
出願日2023-09-06
発明の名称空気処理装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類A61L 9/00 20060101AFI20250311BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】圧迫感を低減可能な空気処理装置を提供する。
【解決手段】空気処理装置10は、筐体23と、空気処理部24と、ファン25と、を備える。筐体23は、空気が流通する第1口27を備える。空気処理部24は、筐体23内に設けられる。ファン25は、筐体23内に設けられ、空気の流れを作り出す。筐体23は、設置空間に向けて第1口27が露出するように、かつ、設置空間の壁面12に設けられた埋込孔13に、埋込孔13の内壁面との間に空気が流通可能な第2口44を設けるように設置される。ファン25が作り出す空気の流れは、第1口27、空気処理部24、第2口44を通る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
空気が流通する第１口を備える筐体と；
前記筐体内に設けられた空気処理部と；
前記筐体内に設けられ、空気の流れを作り出すファンと；
を備え、
前記筐体は、設置空間に向けて前記第１口が露出するように、かつ、前記設置空間の壁面に設けられた埋込孔に、この埋込孔の内壁面との間に空気が流通可能な第２口を設けるように設置され、
前記ファンが作り出す前記空気の流れは、前記第１口、前記空気処理部、前記第２口を通るものであることを特徴とする空気処理装置。
続きを表示（約 310 文字）【請求項２】
前記第２口における空気の流れを前記壁面に沿った流れとする風向制御部を備える
ことを特徴とする請求項１に記載の空気処理装置。
【請求項３】
空気が流通する第１口を備える筐体と；
前記筐体内に設けられオゾン発生器を有する空気処理部と；
前記筐体内に設けられ、空気の流れを作り出すファンと；
を備え、
前記筐体は、設置空間に向けて前記第１口が露出するように前記設置空間の壁面に設けられた埋込孔に設置され、
前記ファンが作り出す前記空気の流れは、前記第１口、前記空気処理部を通り、前記壁面の裏側へ向かうものであることを特徴とする空気処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、空気処理装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、吸気口から部屋内の空気を吸い込んで処理し、処理した空気を排気口から部屋内に排気する空気処理装置がある。
【０００３】
このような空気処理装置は、部屋の床面などに配置する据置形や、部屋の壁面の表面に直付けする壁取付形などがあるが、部屋内に配置されるために、部屋内に存在する人に対して圧迫感を与える虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１７６０１４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明が解決しようとする課題は、設置時の圧迫感を低減可能な空気処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の空気処理装置は、筐体と、空気処理部と、ファンと、を備える。筐体は、空気が流通する第１口を備える。空気処理部は、筐体内に設けられる。ファンは、筐体内に設けられ、空気の流れを作り出す。筐体は、設置空間に向けて第１口が露出するように、かつ、設置空間の壁面に設けられた埋込孔に、埋込孔の内壁面との間に空気が流通可能な第２口を設けるように設置される。ファンが作り出す空気の流れは、第１口、空気処理部、第２口を通る。
【発明の効果】
【０００７】
実施形態によれば、設置時の圧迫感を低減することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１の実施形態の空気処理装置の概略構造を示す断面図である。
第２の実施形態の空気処理装置の概略構造を示す断面図である。
第３の実施形態の空気処理装置の概略構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、第１の実施形態を、図１を参照して説明する。
【００１０】
なお、以下の実施形態における空気処理装置は、空気処理装置の内部に流通する空気に対して、所定の手法により、殺菌、除菌、滅菌、減菌、脱臭、消臭のいずれかの空気処理を行う装置である。以下では、空気処理装置の処理としては殺菌処理として説明を行うが、殺菌処理は、除菌処理、滅菌処理、減菌処理、脱臭処理、消臭処理、などに置き換えて解釈可能である。また、以下での空気処理機能とは、殺菌、除菌、滅菌、減菌、脱臭、消臭のいずれかの機能を指す。また、ここでの所定の手法とは、光照射、光触媒、オゾンなどである。光照射は、ＵＶ－Ｃ領域、ＵＶ－Ｂ領域、ＵＶ－Ａ領域、可視光領域、赤外領域などの波長の光を照射することをいう。光触媒は、空気処理装置の内部に配設された、酸化チタンなどの光触媒に光（紫外光や可視光）を照射することで生成される活性酵素やＯＨラジカルによって、空気中に浮遊する菌、ウイルス、においの元などの活動を抑制したり、水と二酸化炭素に分解したりすることをいう。オゾンは、空気中のにおい成分および物体の表面に付着する付着臭の成分を酸化し、脱臭することをいう。
（【００１１】以降は省略されています）

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