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公開番号
2025037587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144588
出願日
2023-09-06
発明の名称
歩行者用ポイント付与システム
出願人
株式会社京三製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250311BHJP(計算;計数)
要約
【課題】信号無視をして横断歩道の横断する歩行者を減少させることができる歩行者用ポイント付与システムを提供する。
【解決手段】歩行者用ポイント付与システムは、横断歩道Hを挟んで設置された信号制御装置1と、信号制御装置1と接続した通信制御装置2と、横断歩道Hを横断する歩行者Wが所持し、通信制御装置2と近距離通信を行う歩行者用通信端末3とから構成されている。待機場所T1で宣伝動画の再生処理を行った歩行者用通信端末3において、青点灯までの残赤点灯時間が経過した場合に、宣伝動画の再生を開始したときの受信強度と、残赤点灯時間が経過したときの受信強度とを比較して、これらの受信強度の差分が所定範囲内である場合には、歩行者用通信端末2のアプリケーション内でポイントが付与される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
横断歩道を挟んで設置された歩行者用信号灯器の点灯制御を行う信号制御装置と、
該信号制御装置と接続し、アンテナ部を介して送信情報を送信する通信制御装置と、
前記横断歩道を横断する歩行者が所持し、前記通信制御装置からの前記送信情報を受信する歩行者用通信端末とから構成される歩行者用ポイント付与システムであって、
前記通信制御装置の通信エリアには、少なくとも前記横断歩道手前であって前記歩行者が前記横断歩道の横断を待機する待機場所が含まれており、
前記通信制御装置は前記通信エリア内の前記歩行者用通信端末に対して、前記信号制御装置から取得した前記歩行者用信号灯器の青点灯までの残赤点灯時間の情報を含む前記送信情報を送信し、
前記歩行者用通信端末が前記送信情報を受信した際には前記歩行者に通知し、該歩行者が前記歩行者用通信端末に対して応答したときに宣伝動画の再生を開始し、且つこのときの前記アンテナ部からの電波の受信強度と、前記残赤点灯時間経過したときの前記受信強度との差分が所定範囲内であった場合に、前記歩行者用通信端末においてポイントが付与されることを特徴とする歩行者用ポイント付与システム。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記歩行者用通信端末は、前記歩行者が応答したときに、前記残赤点灯時間の長さに応じた前記宣伝動画を再生し、
付与される前記ポイントは、前記残赤点灯時間が長い程、大きくなることを特徴とする請求項1に記載の歩行者用ポイント付与システム。
【請求項3】
前記歩行者の前記歩行者用通信端末の応答とは、前記歩行者用通信端末の表示画面に表示される前記宣伝動画の動画再生ボタンをタッチすることであることを特徴とする請求項1に記載の歩行者用ポイント付与システム。
【請求項4】
前記通信制御装置は、前記横断歩道を挟んだ一対の前記待機場所のいずれか一方の近傍に設置された前記アンテナ部と、該アンテナ部と接続する通信制御部とから構成されていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の歩行者用ポイント付与システム。
【請求項5】
前記通信制御装置は、前記横断歩道を挟んだ一対の前記待機場所の近傍にそれぞれ設置された一対の前記アンテナ部と、該アンテナ部と接続する通信制御部とから構成されていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の歩行者用ポイント付与システム。
【請求項6】
前記宣伝動画の再生を開始したときの一方の前記アンテナ部からの前記受信強度と、前記残赤点灯時間経過したときの前記一方の前記アンテナ部からの前記受信強度との差分が所定範囲内であった場合に加えて、前記残赤点灯時間経過後に、他方の前記アンテナ部からの電波の受信強度が増加した、又は他方の前記アンテナ部からの前記送信情報を受信した場合に、前記歩行者用通信端末において前記ポイントが付与されることを特徴とする請求項5に記載の歩行者用ポイント付与システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、横断歩道で待機する歩行者の歩行者用通信端末にポイントを付与する歩行者用ポイント付与システムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、横断歩道の手前の歩道際を検知エリアとするセンサと、該センサの歩行者検知信号により警告音を発する発音機器とにより構成される歩行者用警告装置であって、歩行者用信号灯器が赤点灯のときに発音機器に対して給電が行われることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-18199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の歩行者用警告装置によって、信号無視をしようとする歩行者に対して警告音を発したとしても、この警告音を無視して横断歩道を横断する歩行者が存在する。更には、夜間に発音機器によって警告音を発した場合には、近所の住人にとっては、騒音被害となる問題も発生する。
【0005】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、警告音を発することなく、信号無視をして横断歩道の横断する歩行者を減少させることができる歩行者用ポイント付与システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明に係る歩行者用ポイント付与システムは、横断歩道を挟んで設置された歩行者用信号灯器の点灯制御を行う信号制御装置と、該信号制御装置と接続し、アンテナ部を介して送信情報を送信する通信制御装置と、前記横断歩道を横断する歩行者が所持し、前記通信制御装置からの前記送信情報を受信する歩行者用通信端末とから構成される歩行者用ポイント付与システムであって、前記通信制御装置の通信エリアには、少なくとも前記横断歩道手前であって前記歩行者が横断歩道の横断を待機する待機場所が含まれており、前記通信制御装置は前記通信エリア内の前記歩行者用通信端末に対して、前記信号制御装置から取得した前記歩行者用信号灯器の青点灯までの残赤点灯時間を含む前記送信情報を送信し、前記歩行者用通信端末が前記送信情報を受信した際には歩行者に通知し、該歩行者が前記歩行者用通信端末に対して応答したときに宣伝動画の再生を開始し、且つこのときの前記アンテナ部からの電波の受信強度と、前記残赤点灯時間経過したときの前記受信強度との差分が所定範囲内であった場合に、前記歩行者用通信端末においてポイントが付与されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る歩行者用ポイント付与システムによれば、横断歩道を横断する歩行者は、歩行者用信号灯器が赤点灯から青点灯に切換わるまで待機場所で待機することで、所持する歩行者用通信端末3にポイントが付与されるため、信号無視をして横断歩道を横断することが減少する。また、横断歩道において警告音を発することもないので、近所の住人に対して騒音被害が発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の歩行者用ポイント付与システムのブロック構成図である。
側方から見た歩行者用ポイント付与システムの説明図である。
現示テーブルの説明図である。
歩行者用通信端末のポイント付与のフローチャート図である。
歩行者用通信端末の表示画面の説明図である。
実施例2の歩行者用ポイント付与システムのブロック構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1は実施例1の歩行者用ポイント付与システムのブロック構成図、図2は側方から見た歩行者用ポイント付与システムの説明図である。歩行者用ポイント付与システムは、横断歩道Hを挟んで設置された1対の歩行者用信号灯器L11、L12に対して点灯制御を行う信号制御装置1と、横断歩道Hの手前に、例えば図2に示すように歩行者用信号灯器L11が取り付けられた柱体の上方に配置され、信号制御装置1と有線又は無線を介して接続した通信制御装置2と、横断歩道Hを横断する歩行者Wが所持し、通信制御装置2と近距離通信を行う歩行者用通信端末3とから構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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