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公開番号
2025056817
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166295
出願日
2023-09-27
発明の名称
ラベルプリンタおよび印刷システム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約
【課題】監視動作を実行することなく、サーバから印刷ジョブを速やかに受信できる手段を提供する。
【解決手段】ラベルプリンタ3の制御部20は、印刷ジョブの識別子および印刷条件を含む印刷指示をサーバ2から受信し(S309)、受信された印刷指示に含まれる印刷条件を評価する評価処理を実行し(S325)、評価処理で受信対象と判断されたことに応じて、印刷指示に含まれる識別子を含む送信指示をサーバ2に送信し(S327)、サーバ2から印刷ジョブを受信し(S328)、受信された印刷ジョブを記憶部30に記憶させ(S329)、記憶された印刷ジョブを実行することにより印刷部13にラベルを印刷させる(S305)。制御部20は、記憶部30に記憶された印刷ジョブのうち、実行できないと判断した印刷ジョブの実行を保留し、当該印刷ジョブについて実行可能と判断した後に実行する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバとの間で通信を行う通信部と、
上記サーバから受信した印刷ジョブを記憶する記憶部と、
ラベルを印刷する印刷部と、
制御部と、を備え、
上記制御部は、
上記印刷ジョブの識別子および印刷条件を含む印刷指示を上記サーバから受信する第1受信処理と、
上記第1受信処理で受信された上記印刷指示に含まれる上記印刷条件を評価する評価処理と、
上記評価処理で受信対象と判断されたことに応じて、上記印刷指示に含まれる上記識別子を含む送信指示を上記サーバに送信する第1送信処理と、
上記送信指示を受信した上記サーバから上記印刷ジョブを受信する第2受信処理と、
上記第2受信処理で受信された上記印刷ジョブを上記記憶部に記憶する記憶処理と、
上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブを実行することにより上記印刷部にラベルを印刷させる印刷処理と、を実行し、
上記制御部は、上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブのうち、実行できないと判断した上記印刷ジョブの実行を保留し、当該印刷ジョブについて実行可能と判断した後に実行するラベルプリンタ。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
被印刷媒体を収容したカセットを着脱可能なカセット装着部をさらに備え、
上記制御部は、上記評価処理において、上記第1受信処理で受信された上記印刷指示に含まれる上記印刷条件で指定された被印刷媒体の種類である第1種類と、上記カセット装着部に装着されたカセットに収容された被印刷媒体の種類である第2種類とに基づき、
上記第1種類が上記第2種類に一致する場合には、上記評価処理における評価値を第1値とし、
上記印刷条件で被印刷媒体の種類が指定されていない場合には、上記評価値を上記第1値より優先度が低い第2値とし、
上記第1種類が上記第2種類に一致せず、上記印刷部が上記第1種類の被印刷媒体に印刷を実行したことがあり、かつ、上記印刷部が上記第1種類の被印刷媒体に最後に印刷を実行した後に、上記カセット装着部に装着されたカセットに被印刷媒体が残存していた場合には、上記評価値を上記第2値より優先度が低い第3値とし、
上記第1種類が上記第2種類に一致せず、上記印刷部が上記第1種類の被印刷媒体に印刷を実行したことがあり、かつ、上記印刷部が上記第1種類の被印刷媒体に最後に印刷を実行した後に、上記カセット装着部に装着されたカセットに被印刷媒体が残存していなかった場合には、上記評価値を上記第3値より優先度が低い第4値とし、
上記第1種類が上記第2種類に一致せず、かつ、上記印刷部が上記第1種類の被印刷媒体に印刷を実行したことがない場合には、上記評価値を上記第4値より優先度が低い第5値とし、
上記評価値に基づき、受信対象か否かを判断する請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項3】
上記制御部は、上記評価処理において、上記第1受信処理で受信された上記印刷指示に含まれる上記印刷条件で指定された空き容量が上記記憶部にある場合、および、上記記憶部に上記空き容量がなく、上記第1受信処理で受信された上記印刷指示に含まれる上記印刷条件に関する上記評価値が、上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブの上記印刷条件に関する上記評価値より優先度が高く、かつ、上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブを削除すれば上記記憶部に上記空き容量が生じる場合に、受信対象と判断する請求項2に記載のラベルプリンタ。
【請求項4】
電池を着脱可能な電池装着部をさらに備え、
上記制御部は、上記電池装着部に装着された電池の残量を取得する残量取得処理を実行し、
上記制御部は、上記残量取得処理で取得された上記残量が閾値より少ない場合には、上記第2受信処理を実行しない請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項5】
表示部をさらに備え、
上記制御部は、上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブの印刷データの識別子と、上記印刷ジョブの実行に必要な被印刷媒体の種類とを上記表示部に表示させる表示処理を実行する請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項6】
上記制御部は、上記印刷処理において上記印刷ジョブが終了したことに応じて、
終了した上記印刷ジョブを上記記憶部から削除する削除処理と、
終了した上記印刷ジョブの上記識別子を含む完了通知を上記サーバに送信する第2送信処理と、を実行する請求項1から5のいずれかに記載のラベルプリンタ。
【請求項7】
請求項6に記載のラベルプリンタと、サーバとを備え、
上記サーバは、
情報処理装置および上記ラベルプリンタとの間で通信を行う第2通信部と、
上記情報処理装置から受信した、上記ラベルプリンタが実行すべき上記印刷ジョブを記憶する第2記憶部と、
第2制御部と、を備え、
上記第2制御部は、
上記印刷ジョブを上記情報処理装置から受信するジョブ受信処理と、
上記ジョブ受信処理で受信した上記印刷ジョブを上記第2記憶部に記憶するサーバ側記憶処理と、
上記第2記憶部に記憶された上記印刷ジョブの上記識別子および上記印刷条件を含む上記印刷指示を上記ラベルプリンタに送信するサーバ側第1送信処理と、
上記印刷指示を受信した上記ラベルプリンタから上記送信指示を受信するサーバ側第1受信処理と、
上記サーバ側第1受信処理で上記送信指示を受信したことに応じて、上記第2記憶部に記憶された上記印刷ジョブを上記ラベルプリンタに送信するサーバ側第2送信処理と、
上記印刷ジョブを受信した上記ラベルプリンタから上記完了通知を受信するサーバ側第2受信処理と、
上記サーバ側第2受信処理で上記完了通知を受信したことに応じて、受信した上記完了通知に含まれる上記識別子を有する上記印刷ジョブを上記第2記憶部から削除するサーバ側削除処理と、を実行する通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルを印刷するラベルプリンタ、および、ラベルプリンタを備えた印刷システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、印刷ジョブを蓄積するサーバと、サーバから印刷ジョブを受信して実行するプリンタとを備えた印刷システムが知られている。特許文献1には、ファイルサーバとインクジェットプリンタとを備えたインクジェットプリンタシステムにおいて、印刷ジョブがないインクジェットプリンタが、ファイルサーバを定期的に監視し、印刷ジョブを検知すると、ファイルサーバ上の管理テーブルを参照して、性能が一致し、かつ設置場所が近いと判断した場合に、所定時間内に印刷可能なジョブをファイルサーバから受信して印刷を実行することが記載されている。
【0003】
特許文献2には、サーバに該当するIPPクライアントとIPP対応プリンタとを備えたデータ処理システムにおいて、IPPクライアントが、ネットワーク上のすべてのIPP対応プリンタに対して、印刷データのURLを含む印刷要求を送信し、印刷要求に対して最初に応答したIPP対応プリンタには印刷データを送信し、他のIPP対応プリンタにはエラーを送信することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-045045号公報
特開2002-202874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的なプリンタと同様に、ラベルプリンタについても、サーバとラベルプリンタとを備えた印刷システムが必要とされている。しかしながら、特許文献1および2に記載された技術をそのままラベルプリンタに適用すると、以下の問題が生じる。
【0006】
特許文献1に記載された技術をラベルプリンタに適用した場合、ラベルプリンタはサーバを定期的に監視し、印刷ジョブを検知する必要がある。このような監視動作をラベルプリンタが実行すると、待機時の消費電力が大きくなる。一般にラベルプリンタは電池(乾電池や充電池など)で動作するので、監視動作を実行するラベルプリンタでは電池がすぐに消耗してしまう。
【0007】
特許文献2に記載された技術をラベルプリンタに適用した場合、ラベルプリンタはサーバからの印刷要求を待てばよいので、待機時の消費電力は小さくて済む。しかし、ある印刷ジョブがネットワーク上のどのラベルプリンタでも実行できない場合には、当該印刷ジョブがどのラベルプリンタにも送信されずにサーバに滞留してしまう。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、監視動作を実行することなく、サーバから印刷ジョブを速やかに受信できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 本発明のラベルプリンタは、サーバとの間で通信を行う通信部と、上記サーバから受信した印刷ジョブを記憶する記憶部と、ラベルを印刷する印刷部と、制御部と、を備えている。上記制御部は、上記印刷ジョブの識別子および印刷条件を含む印刷指示を上記サーバから受信する第1受信処理と、上記第1受信処理で受信された上記印刷指示に含まれる上記印刷条件を評価する評価処理と、上記評価処理で受信対象と判断されたことに応じて、上記印刷指示に含まれる上記識別子を含む送信指示を上記サーバに送信する第1送信処理と、上記送信指示を受信した上記サーバから上記印刷ジョブを受信する第2受信処理と、上記第2受信処理で受信された上記印刷ジョブを上記記憶部に記憶する記憶処理と、上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブを実行することにより上記印刷部にラベルを印刷させる印刷処理と、を実行し、上記制御部は、上記記憶部に記憶された上記印刷ジョブのうち、実行できないと判断した上記印刷ジョブの実行を保留し、当該印刷ジョブについて実行可能と判断した後に実行する。
【0010】
上記ラベルプリンタによれば、サーバから受信した印刷指示に含まれる印刷条件を評価して受信すべき印刷ジョブを決定することにより、監視動作を実行することなく、サーバから印刷ジョブを速やかに受信できる。また、サーバから受信した印刷ジョブを記憶部に記憶することにより、サーバと通信できない状態でもラベルを印刷できる。また、実行できない印刷ジョブの実行を保留し、実行可能となった後に実行することにより、サーバから印刷ジョブを再度受信することなく、実行可能となった印刷ジョブを速やかに実行できる。
(【0011】以降は省略されています)
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