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公開番号
2025037410
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144327
出願日
2023-09-06
発明の名称
筒形防振装置
出願人
住友理工株式会社
代理人
弁理士法人笠井中根国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
F16F
1/387 20060101AFI20250311BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ストッパゴムが外フランジ状部の周方向で部分的に設けられている場合でも、外フランジ状部における局所的な変形を防止しつつ、アウタ筒部材を装着孔へ安定して圧入して装着することができる、新規な構造の筒形防振装置を提供する。
【解決手段】アウタ筒部材14の外フランジ状部20においてストッパゴム30が周方向で部分的に設けられている筒形防振装置10において、かかるストッパゴム30が設けられていない周方向隙間領域32には組付用補助ゴム34を該ストッパゴム30よりも小さな軸方向突出高さで設けた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ゴム弾性体の外周面にアウタ筒部材を備えており、該アウタ筒部材の軸方向端部に形成された外フランジ状部には軸方向外方に向かって突出するストッパゴムが設けられた筒形防振装置であって、
前記ストッパゴムが前記外フランジ状部の周方向で部分的に設けられており、該外フランジ状部において該ストッパゴムが設けられていない周方向隙間領域には組付用補助ゴムが該ストッパゴムよりも小さな軸方向突出高さで形成されている筒形防振装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ストッパゴムが前記外フランジ状部の周方向において不均一間隔で複数形成されており、
前記組付用補助ゴムが、最大となる前記周方向隙間領域を含んで少なくとも一つの該周方向隙間領域に形成されている請求項1に記載の筒形防振装置。
【請求項3】
前記組付用補助ゴムが、前記ストッパゴムに対して、前記外フランジ状部からの軸方向の最大突出高さについて30~50%の範囲内に設定されている請求項1又は2に記載の筒形防振装置。
【請求項4】
前記組付用補助ゴムの圧縮ばね定数が、前記ストッパゴムの圧縮ばね定数に対して、少なくとも圧入荷重の該組付用補助ゴムへの作用初期段階において±20%の範囲内とされている請求項1又は2に記載の筒形防振装置。
【請求項5】
前記本体ゴム弾性体に課される軸方向振動入力に対する耐久試験条件において、軸直角方向に広がるストッパ当接面に対して前記ストッパゴムは当接するが前記組付用補助ゴムは当接しない軸方向突出高さに設定されている請求項1又は2に記載の筒形防振装置。
【請求項6】
前記組付用補助ゴムが、前記ストッパゴムに比して、前記外フランジ状部において内周側に位置している請求項1又は2に記載の筒形防振装置。
【請求項7】
本体ゴム弾性体の外周面にアウタ筒部材を備えており、該アウタ筒部材の軸方向端部に形成された外フランジ状部には軸方向外方に向かって突出するストッパゴムが周方向で部分的に設けられた筒形防振装置を準備して、該ストッパゴムを介して該筒形防振装置の該アウタ筒部材へ圧入力を及ぼして該アウタ筒部材を取付用孔へ圧入することで該筒形防振装置を組付対象部材へ組み付けるに際して、
前記筒形防振装置として、前記外フランジ状部において前記ストッパゴムが設けられていない周方向隙間領域に位置して組付用補助ゴムが該ストッパゴムよりも小さな軸方向突出高さで形成されたものを準備し、
該ストッパゴムへの押圧面と該組付用補助ゴムへの押圧面とが圧入方向で異なる位置に設けられることで該ストッパゴムと該組付用補助ゴムとに対する押圧力の均等化が図られた状態で、該ストッパゴムと該組付用補助ゴムとの両方を介して該アウタ筒部材へ圧入力を及ぼす筒形防振装置の組付対象部材への組付け方法。
【請求項8】
前記ストッパゴムへの当接押圧面に対して該組付用補助ゴムへの当接押圧面が圧入方向に向けて突出せしめられた圧入ジグを用い、
押圧力の出力部材へ該圧入ジグを取り付けて、該圧入ジグによって該ストッパゴムと該組付用補助ゴムとに押圧力を及ぼす請求項7に記載の筒形防振装置の組付対象部材への組付け方法。
【請求項9】
前記圧入ジグとして、前記ストッパゴムへの当接押圧面と該組付用補助ゴムへの当接押圧面との圧入方向の突出高さの差が、該ストッパゴムと該組付用補助ゴムとの軸方向の突出高さの差よりも小さいものを用い、
該圧入ジグを介しての圧入力の作用によって該ストッパゴムの圧入方向における押圧変形が所定量進行した後に、該圧入ジグが該組付用補助ゴムに当接して該組付用補助ゴムの圧入方向における押圧変形を開始させる請求項8に記載の筒形防振装置の組付対象部材への組付け方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車のサブフレームマウントやメンバマウント、サスペンションブッシュなどとして用いられる筒形防振装置および筒形防振装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、振動伝達系を構成する部材間に装着されて、それらの部材を相互に防振連結する防振支持体乃至は防振連結体の一種として、筒形防振装置が知られている。このような筒形防振装置は、例えば特開2016-65594号公報(特許文献1)に示されているように、振動伝達系を構成する部材を相互に弾性連結する本体ゴム弾性体を備えており、かかる本体ゴム弾性体の内周側と外周側とが、振動伝達系を構成する各一方の部材に対して固定的に取り付けられるようになっている。
【0003】
ところで、筒形防振装置では、一般に本体ゴム弾性体に対してアウタ筒部材が外挿状態で設けられている。そして、振動伝達系を構成する一方の部材に設けられた装着孔に対して当該アウタ筒部材を圧入固定することによって、本体ゴム弾性体の外周側が当該一方の部材に対して固定的に取り付けられる。
【0004】
また、アウタ筒部材には、軸方向一方の端部において外周側に広がる外フランジ状部が設けられると共に、当該外フランジ状部の軸方向外面には軸方向外方に向かって突出するストッパゴムが設けられることが多い。これにより、装着孔の開口端面へ外フランジ状部が当たることで圧入位置が規定され得ると共に、振動伝達系を構成する部材間の相対的変位量や本体ゴム弾性体の弾性変形量を緩衝的に制限する軸方向ストッパ機構がストッパゴムによって構成され得る。
【0005】
そして、このような筒形防振装置を装着孔へ組み付けるに際しては、特許文献1にも記載されているように、ストッパゴムを介してアウタ筒部材の外フランジ状部を軸方向へ押圧することで、装着孔へアウタ筒部材を圧入することとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-65594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、本発明者が検討したところ、従来の筒形防振装置では、アウタ筒部材を装着孔へ圧入する際に、外フランジ状部が周方向で部分的に大きく変形して圧入装着に支障がでるおそれのあることが判った。更に検討を重ねたところ、かかる外フランジ状部の変形が、ストッパゴムの態様に関係するものであり、ストッパゴムが外フランジ状部の周方向で部分的に設けられている場合に、外フランジ状部における局所的な変形が発生しやすいという新たな知見を得た。
【0008】
なお、特許文献1にも、アウタ筒部材の装着孔への圧入に際しての変形課題が指摘されているが、かかる特許文献1は、樹脂製アウタ筒部材の本体筒状部が圧入に際して縮径変形することに伴って外フランジ状部が傾斜してしまう不具合を指摘するものである。それ故、特許文献1に記載された課題は、ストッパゴムと関係無く、本発明の課題とは異質で、本発明の課題を示唆するものでなく、また、本発明の課題は、引用文献1に記載の発明のように樹脂製アウタ筒部材に限定される課題でもない。
【0009】
本発明は上述の如き事情を背景としてなされたものであって、その解決課題とするところは、ストッパゴムが外フランジ状部の周方向で部分的に設けられている場合でも、外フランジ状部における局所的な変形を防止しつつ、アウタ筒部材を装着孔へ安定して圧入して装着することができる、新規な構造の筒形防振装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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