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公開番号
2025035896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143229
出願日
2023-09-04
発明の名称
両軸受リール
出願人
株式会社シマノ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
A01K
89/033 20060101AFI20250307BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ドラグ調整レバーの操作性を向上することができる両軸受リールが、提供される。
【解決手段】両軸受リール1では、ドラグ調整レバー15は、スプール7が自由に回転するようにドラグ機構13が設定される第1レバー位置P1と、最大の制動力がスプール7に作用するようにドラグ機構13が設定される第2レバー位置P2との間で、リール本体3に対して揺動する。規制機構17は、切替ボタン51と、保持部53と、を有する。切替ボタン51は、第3レバー位置P3から第2レバー位置P2へのドラグ調整レバー15の移動を規制する規制姿勢RPと、第3レバー位置P3から第2レバー位置P2へのドラグ調整レバー15の移動を許容する許容姿勢APとに切り替えられる。保持部53は、規制姿勢RP、および、許容姿勢APの少なくともいずれか一方で切替ボタン51を保持する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
リール本体と、
前記リール本体に対して回転するスプールと、
前記スプールの回転を制動するドラグ機構と、
前記スプールが自由に回転するように前記ドラグ機構が設定される第1レバー位置と、最大の制動力が前記スプールに作用するように前記ドラグ機構が設定される第2レバー位置との間で、前記リール本体に対して揺動するドラグ調整レバーと、
前記第1レバー位置と前記第2レバー位置の間の第3レバー位置から前記第2レバー位置への前記ドラグ調整レバーの移動を規制する規制機構と、を備え、
前記規制機構は、
前記第3レバー位置から前記第2レバー位置への前記ドラグ調整レバーの移動を規制する規制姿勢と、前記第3レバー位置から前記第2レバー位置への前記ドラグ調整レバーの移動を許容する許容姿勢とに切り替えられる切替部と、
前記規制姿勢、および、前記許容姿勢の少なくともいずれか一方で前記切替部を保持する保持部と、を有する、
両軸受リール。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記リール本体は収容部を有し、
前記規制機構の少なくとも一部は、前記収容部に収容される、
請求項1に記載の両軸受リール。
【請求項3】
前記規制機構は、前記リール本体、および、前記切替部の間に配置され、前記規制姿勢から前記許容姿勢に向けて、又は、前記許容姿勢から前記規制姿勢に向けて、前記切替部を付勢する付勢部材、を有する、
請求項1に記載の両軸受リール。
【請求項4】
前記保持部は、前記リール本体に設けられ前記切替部に螺合するねじ部材であり、
前記ねじ部材は、前記規制姿勢、および、前記許容姿勢の少なくともいずれか一方で前記切替部を保持する、
請求項1又は2に記載の両軸受リール。
請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。
【請求項5】
前記切替部が前記規制姿勢である状態で前記切替部に対する押圧力によって前記切替部は前記許容姿勢に姿勢を変更し、前記保持部は前記許容姿勢において前記切替部を保持し、
前記許容姿勢において前記保持部が前記切替部を保持する状態で前記切替部に対する押圧力によって前記保持部は前記切替部の保持を解除する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。
【請求項6】
前記リール本体は、孔部と、前記孔部の内周面に形成されるスリットと、を有し、
前記規制機構は、前記リール本体、および、前記切替部の間に配置され、前記許容姿勢から前記規制姿勢に向けて前記切替部を付勢する付勢部材、を有し、
前記保持部は、
前記切替部に係合する係合部と、
前記係合部に設けられ前記孔部に挿通される軸部と、
前記軸部に設けられ、前記規制姿勢において前記リール本体に当接し前記許容姿勢において前記リール本体から離反する第1当接部と、
前記係合部、および、前記第1当接部の間において前記軸部に設けられ、前記規制姿勢において前記スリットに配置され前記許容姿勢において前記リール本体に当接する第2当接部と、を有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、両軸受リールに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載される両軸受リールは、リール本体と、スプールと、ドラグ機構と、ドラグ調整レバーと、位置決め機構と、を有する。スプールは、リール本体に対して回転する。ドラグ機構は、スプールの回転を制動する。ドラグ調整レバーは、ドラグフリー状態の第1レバー位置、および、最大ドラグ状態の第2レバー位置の間で、リール本体に対して揺動する。
【0003】
中間位置決め機構は、第1レバー位置、および、第2レバー位置の間でドラグ調整レバーを位置決めする。中間位置決め機構は、リール本体に対して進退自在に装着される位置決め部材と、位置決め部材をリール本体の外側に向けて常に付勢する付勢部材と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5961378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の両軸受リールでは、位置決め部材は常にリール本体から突出している。この場合、ドラグ調整レバーは、第1レバー位置、および、第2レバー位置の間において、位置決め部材によって位置決めされる。ここで、釣り人が位置決め部材を押圧すると、位置決め部材はリール本体の収容凹部に収容される。この状態では、ドラグ調整レバーは、第1レバー位置、および、第2レバー位置の間で揺動可能である。
【0006】
このタイプの両軸受リールでは、釣り人が位置決め部材に対して押圧動作を実行しない限り、位置決め部材は常にリール本体から突出している。すなわち、釣り人が位置決め部材に対して押圧動作を実行していない非押圧状態では、ドラグ調整レバーは位置決め部材によって位置決めされる。
【0007】
一方で、位置決め部材の非押圧状態において、ドラグ調整レバーが位置決め部材によって位置決めされることを望まない釣り人も存在する。このタイプの釣り人は、位置決め部材の非押圧状態において、ドラグ調整レバーが、第1レバー位置、および、第2レバー位置の間で自由に揺動することを期待している。このようなドラグ調整レバーの操作形態に対する要望を満足するために、近年ではドラグ調整レバーの操作性を向上するための様々な試みがなされている。
【0008】
本発明の目的は、ドラグ調整レバーの操作性を向上することができる両軸受リールを、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の側面に関して、両軸受リールは、リール本体と、スプールと、ドラグ機構と、ドラグ調整レバーと、規制機構と、を備える。スプールは、リール本体に対して回転する。ドラグ機構は、スプールの回転を制動する。ドラグ調整レバーは、スプールが自由に回転するようにドラグ機構が設定される第1レバー位置と、最大の制動力がスプールに作用するようにドラグ機構が設定される第2レバー位置との間で、リール本体に対して揺動する。
【0010】
規制機構は、第1レバー位置と第2レバー位置の間の第3レバー位置から第2レバー位置へのドラグ調整レバーの移動を規制する。規制機構は、切替部と、保持部と、を有する。切替部は、第3レバー位置から第2レバー位置へのドラグ調整レバーの移動を規制する規制姿勢と、第3レバー位置から第2レバー位置へのドラグ調整レバーの移動を許容する許容姿勢とに切り替えられる。保持部は、規制姿勢、および、許容姿勢の少なくともいずれか一方で切替部を保持する。
(【0011】以降は省略されています)
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