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公開番号2025034974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141687
出願日2023-08-31
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本発明によれば、カメラオペレータが遠隔地から撮像装置を制御する操作を行う際に、設定の変更状況に関する情報をカメラオペレーターに通知することができる。
【解決手段】撮像画像における、追尾対象となる被写体の目標位置に従って被写体を追尾する撮像装置を制御する外部装置の設定を行う情報処理装置であって、撮像装置により撮像された撮像画像において、追尾対象となる被写体の第1の目標位置の設定を受けつける。外部装置から外部装置に保持されている、追尾対象となる被写体の第2の目標位置を取得する。目標位置の設定に関する情報を表示部に表示するよう制御する。第1の目標位置と前記第2の目標位置に基づいて、目標位置の設定に関する情報を第1の態様、または、第1の態様とは異なる第2の態様で表示するよう制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
撮像画像における、追尾対象となる被写体の目標位置に従って被写体を追尾する撮像装置を制御する外部装置の設定を行う情報処理装置であって、
前記撮像装置により撮像された撮像画像において、追尾対象となる被写体の第１の目標位置の設定を受けつける受付手段と、
前記外部装置から前記外部装置に保持されている、追尾対象となる被写体の第２の目標位置を取得する取得手段と、
前記目標位置の設定に関する情報を表示部に表示するよう制御する表示制御手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記第１の目標位置と前記第２の目標位置に基づいて、前記目標位置の設定に関する情報を第１の態様、または、前記第１の態様とは異なる第２の態様で表示するよう制御することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記第１の目標位置と前記第２の目標位置との距離が所定の閾値より大きい場合、前記表示制御手段は前記目標位置の設定に関する情報を前記第１の態様で表示するよう制御し、
前記第１の目標位置または前記第２の目標位置との距離が前記閾値以下の場合、前記表示制御手段は前記目標位置の設定に関する情報を前記第２の態様で表示するよう制御する、
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記目標位置の設定に関する情報は、前記第１の目標位置を示すマークであることを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記目標位置の設定に関する情報は、被写体を囲む枠の色であることを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記表示制御手段は前記撮像画像に前記目標位置の設定に関する情報を重畳することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記受付手段はユーザによる操作を受け付け、
前記表示制御手段は、前記ユーザによる操作に基づいて前記第１の目標位置を示すマークが前記撮像画像において移動するよう表示を制御する、
ことを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記ユーザによる操作の操作量に応じて、前記第１の目標位置を示すマークの移動量を算出する算出手段をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記算出手段が算出した移動量に基づいて前記第１の目標位置を示すマークを前記撮像画像において移動させて表示する、
ことを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記外部装置と前記情報処理装置との通信時間を算出する算出手段と、
前記計測手段により計測した時間に応じて、前記表示制御手段は、前記目標位置に関する情報を第１の態様、または、前記第１の態様とは異なる第２の態様で表示するか否かを決定することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記計測手段により計測した時間が所定の時間より大きい場合、かつ、前記第１の目標位置と前記第２の目標位置との距離が所定の閾値より大きい場合、前記表示制御手段は前記第１の目標位置に関する情報を前記第１の態様で表示するよう制御し、
前記計測手段により計測した時間が所定の時間より大きい場合、かつ、前記第１の目標位置または前記第２の目標位置との距離が前記閾値以下の場合、前記表示制御手段は前記第１の目標位置に関する情報を第２の態様で表示するよう制御する第１の動作モードと、
前記計測手段により計測した時間が所定の時間以下の場合、
前記第１の目標位置に関する情報を前記第１の態様で表示しない第２の動作モードと、
を有することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記表示制御手段は前記第１の目標位置と前記第２の目標位置を示す情報を撮像装置が撮像した撮像画像に重畳し、
前記表示制御手段は、前記第１の目標位置と前記第２の目標位置との距離が前記閾値以下の場合、前記第１の目標位置を示す情報を第２の態様で表示するよう制御することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
遠隔から撮像装置を操作する情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、映像制作分野において、現地に赴くことなく遠隔地から撮像装置を制御することで撮像・制作を行うリモートプロダクションという手法が普及しつつある。
【０００３】
この手法によれば、カメラオペレーターはネットワークを介して制御用コントローラ等を操作することで、撮像装置や撮像装置を制御する制御装置に対して撮像に関する設定を遠隔から行うことができる。
【０００４】
特許文献１では撮像装置が撮像する画像における被写体の配置（構図）をネットワークを介してカメラオペレーターが指定し、撮像装置を制御する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２３－４８８７４
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかし、カメラオペレータが操作するコントローラと撮像装置の距離が離れるほど、ネットワークの通信の遅延時間が長くなる。これにより、撮像装置や撮像装置を制御する制御装置に対して撮像に関する設定を変更した結果の反映が遅れてしまう。
【０００７】
このような状況では、カメラオペレータは撮像に関する設定の変更ができていないと誤認識し、過剰な操作を招く恐れがある。
【０００８】
そこで本発明は、カメラオペレータが遠隔地から撮像装置を制御する操作を行う際に、設定の変更状況に関する情報をカメラオペレーターに通知することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明の一態様は、撮像画像における、追尾対象となる被写体の目標位置に従って被写体を追尾する撮像装置を制御する外部装置の設定を行う情報処理装置であって、前記撮像装置により撮像された撮像画像において、追尾対象となる被写体の第１の目標位置の設定を受けつける受付手段と、前記外部装置から前記外部装置に保持されている、追尾対象となる被写体の第２の目標位置を取得する取得手段と、前記目標位置の設定に関する情報を表示部に表示するよう制御する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記第１の目標位置と前記第２の目標位置に基づいて、前記目標位置の設定に関する情報を第１の態様、または、前記第１の態様とは異なる第２の態様で表示するよう制御する。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、カメラオペレータが遠隔地から撮像装置を制御する操作を行う際に、設定の変更状況に関する情報をカメラオペレータに通知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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