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公開番号
2025034891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141560
出願日
2023-08-31
発明の名称
記録装置、制御方法、記憶媒体及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録物の生産性を向上する技術を提供する。
【解決手段】複数の記録ヘッドを、個別に、記録媒体に液体を吐出する記録位置と、前記記録位置よりも前記記録媒体から離間した退避位置との間で移動する移動手段と、前記移動手段を制御する制御手段と、を備えた記録装置であって、複数の記録ジョブの中の第一の記録ジョブの実行中に、前記第一の記録ジョブよりも後の第二の記録ジョブに用いる記録ヘッドを、前記退避位置から前記記録位置に移動させる第一の移動制御を実行可能である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の記録ヘッドを、個別に、記録媒体に液体を吐出する記録位置と、前記記録位置よりも前記記録媒体から離間した退避位置との間で移動する移動手段と、
前記移動手段を制御する制御手段と、
を備えた記録装置であって、
複数の記録ジョブの中の第一の記録ジョブの実行中に、前記第一の記録ジョブよりも後の第二の記録ジョブに用いる記録ヘッドを、前記退避位置から前記記録位置に移動させる第一の移動制御を実行可能である、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記第一の移動制御で移動させる記録ヘッドは、前記第一の記録ジョブの実行中に使用されない種類の液体を吐出する記録ヘッドである、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記第一の移動制御における記録ヘッドの移動の開始は、前記第一の記録ジョブにおける記録媒体に対する液体の吐出が終了するまでに行われる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の記録装置であって、
白色の液体を吐出する記録ヘッドを含む第一の記録ユニットと、
記録媒体の搬送方向において前記第一の記録ユニットの下流側に配され、白色の液体を吐出する記録ヘッドを含まない記録ヘッドで構成される第二の記録ユニットと、を備え、
前記第一の移動制御は、前記第二の記録ユニットに含まれる記録ヘッドおよび記録ジョブに対する制御である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、
前記複数の記録ジョブの最初の記録ジョブの実行前に、前記最初の記録ジョブで用いる記録ヘッドと、前記最初の記録ジョブよりも後の記録ジョブに用いる記録ヘッドとを、前記退避位置から前記記録位置に移動させる第二の移動制御を実行可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、
前記複数の記録ジョブの中の第三の記録ジョブに用いない記録ヘッドの前記記録位置から前記退避位置への移動を、前記第三の記録ジョブの前の記録ジョブが終了する場合に開始させる第三の移動制御を実行可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項6に記載の記録装置であって、
前記制御手段は、
前記第三の記録ジョブに用いない前記記録ヘッドを、前記第三の記録ジョブよりも後の第四の記録ジョブに用いる場合、当該記録ヘッドを前記第三の記録ジョブにおいて前記記録位置に待機させる制御を実行可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記記録媒体を搬送する搬送手段を備え、
前記制御手段は、
前記記録ヘッドが移動する間に搬送される前記記録媒体の搬送量と、
前記第一の記録ジョブの残りの記録を実行することにより搬送される前記記録媒体の搬送量と、を比較し、
その比較の結果に基づいて前記第一の移動制御を実行する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項5に記載の記録装置であって、
前記記録媒体を搬送する搬送手段を備え、
前記制御手段は、
前記記録ヘッドが移動する間に搬送される前記記録媒体の搬送量と、
前記最初の記録ジョブを実行することにより搬送される前記記録媒体の搬送量と、を比較し、
その比較の結果に基づいて前記第二の移動制御を実行する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項6に記載の記録装置であって、
前記記録媒体を搬送する搬送手段を備え、
前記制御手段は、
前記第三の記録ジョブに用いない前記記録ヘッドを、前記第三の記録ジョブよりも後の第四の記録ジョブで用いる場合、
前記記録ヘッドが前記記録位置と前記退避位置との間を往復する間に搬送される前記記録媒体の搬送量と、
前記第四の記録ジョブの実行までに搬送される前記記録媒体の搬送量と、を比較し、
その比較の結果に基づいて前記第三の移動制御を実行する、
ことを特徴とする記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
記録ヘッドからインクを吐出して画像を記録する記録装置が知られている。複数の記録ヘッドを有する記録装置では、記録する画像や記録の設定によって、インクを吐出する必要のない記録ヘッドが生じ得る。特許文献1には、モノクロ印字が選択された場合、インクを吐出する必要のないカラーヘッドを退避位置に移動させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-201132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、記録ジョブの実行前に各記録ヘッドを移動する。複数の記録ジョブの実行が要求されている場合、記録ジョブ間で記録動作を停止して、記録ヘッドの移動が行われる。その結果、記録物の生産性が低下する。
【0005】
本発明は、記録物の生産性を向上する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
複数の記録ヘッドを、個別に、記録媒体に液体を吐出する記録位置と、前記記録位置よりも前記記録媒体から離間した退避位置との間で移動する移動手段と、
前記移動手段を制御する制御手段と、
を備えた記録装置であって、
複数の記録ジョブの中の第一の記録ジョブの実行中に、前記第一の記録ジョブよりも後の第二の記録ジョブに用いる記録ヘッドを、前記退避位置から前記記録位置に移動させる第一の移動制御を実行可能である、
ことを特徴とする記録装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録物の生産性を向上する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る記録装置の概略図。
(A)及び(B)は移動ユニットの説明図。
図1の記録装置の制御系のブロック図。
操作ユニットの表示例を示す図。
制御ユニット402の処理例を示すフローチャート。
制御ユニット402の処理例を示すフローチャート。
制御ユニット402の処理例を示すフローチャート。
(A)~(C)は記録ヘッド2の位置の例を示す図。
操作ユニットの別の表示例を示す図。
操作ユニットの別の表示例を示す図。
操作ユニットの別の表示例を示す図。
制御ユニット402の別の処理例を示すフローチャート。
制御ユニット402の別の処理例を示すフローチャート。
制御ユニット402の別の処理例を示すフローチャート。
複数の記録ジョブの実行順序によって待期期間が変わる例を示す図。
複数の記録ジョブの実行順序によって待期期間が変わる例を示す図。
記録装置の別の例の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
<記録装置の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る記録装置1の概略図である。記録装置1は、記録媒体Pに液体インクを吐出して画像を記録する装置である。なお、「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も含まれ、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。また、本実施形態では「記録媒体」としてシート状の紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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