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公開番号
2025034890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141559
出願日
2023-08-31
発明の名称
検査装置、検査方法、プログラム、及び印刷装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/00 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷装置において、トナーの載り量に応じて印刷シートの搬送に滑りが発生し、印刷画像が印刷シートの搬送方向に縮小してしまうことに起因して、印刷物の検査を行う際に、印刷結果と基準画像との比較による欠陥異常検出のための位置合わせに補正の許容範囲を超えたずれが生じ、位置合わせが困難となる場合があった。
【解決手段】本発明の印刷物の検査を行う検査装置は、基準画像となるRIP画像をトナーの載り量に基づいて補正する。補正された基準画像と印刷物を読み取った読み取り画像とを比較することにより検査を実施する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷物の検査を行う検査装置であって、
印刷データを取得する取得部と、
取得した前記印刷データから基準画像を生成する基準画像生成部と、
印刷装置によって前記印刷データが印刷された印刷物を読み取って読取画像を取得する画像読取部と、
前記読取画像と前記基準画像とを比較することにより検査を実施する検査部とを備え、
前記基準画像生成部は、前記印刷データのトナーの載り量に基づいて基準画像を補正することを特徴とする、検査装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記基準画像生成部における補正処理は、基準画像に対する余白追加若しくは拡縮処理またはその両方の処理を実行することを特徴とする
請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記検査部は、前記読取画像と前記基準画像との比較を、両者の画像の位置合わせを行った後に行う、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
前記基準画像生成部における補正処理は、さらに、印刷される印刷メディアの種別に応じて補正量を修正する、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項5】
前記基準画像生成部における補正処理は、副走査方向において印刷メディアよりも細かく分割し、分割された分割単位ごとに補正することを特徴とする、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項6】
前記基準画像生成部における補正処理は、さらに、トナーを印刷メディアへ転写する際の紙搬送力に関する情報に基づいて補正量を修正することを特徴とする、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項7】
前記トナーは複数の色を含み、
前記基準画像生成部における補正処理は、トナーの色毎の載り量に基づいて補正を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項8】
前記基準画像生成部における補正処理は、両面印刷される第1面と第2面のトナーの載り量に基づいて補正を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項9】
重点領域、標準領域、及び簡易領域を設定する設定手段を備え、前記設定手段は、それぞれの領域において、異常の種類別に検出レベルを設定することが可能であることを特徴とする、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項10】
前記印刷データのトナー載せ量に基づいて読取画像を補正する読取画像補正部を更に備える、
請求項1に記載の検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査装置、検査方法、プログラム、及び印刷装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、印刷装置により印刷されたシートを搬送中に検査装置によって検査可能とした印刷システムが知られている。印刷シートの検査では、検査装置が搬送された印刷シートの画像を読み取り、読み取った画像を解析することにより印刷シートが正常であるか否かを判定する。検査装置は、例えばバーコードや罫線の欠け、印刷異常などを検出することが可能である。
【0003】
こうして印刷シートが異常シートであると判定された場合には、当該異常シートは正常シートとは別の排紙先に排紙される。これにより異常シートが正常シートに混入することを防止でき、オペレータは異常シートを容易に廃棄することが可能となる。
【0004】
画像解析に用いる正解画像を作成する方法として、事前に用意したRIP(Raster Image Processor)画像を用いる方法が知られている。RIP画像から実際の検査工程でスキャンした画像をシミュレートすることにより、印刷シートの搬送精度やセンサ読み取り精度に起因する検査誤判定を抑えることが可能となる。
【0005】
当該検査装置では、正解画像とスキャン画像の位置合わせを実行し、両者の差分をとることで検査を行う。画像間の位置合わせは特徴量による位置合わせと、シート四隅の検知による位置合わせを行ったのちにFree Form Deformation(FFD)によって細かな位置合わせを実行する。特許文献1には、原稿画像を読み取った正解画像データと、画像形成装置により画像形成された印刷シートを読み取った検査画像データとを位置を合わせて比較し、差分チェックをして検査画像の異常を検出する画像検査装置が提案されている。
【0006】
また、印刷装置では、シートの搬送速度がデバイスとシートの環境や印刷内容によって印刷位置に少量のズレが生じてしまうことがある。このズレのうち、印刷内容によるズレは、シートにトナーが載ることでシートが滑りやすくなり、シートを搬送する力が伝わりにくくなることに起因してシートの搬送が遅れ、印刷された絵柄がシートの搬送方向で縮むことがわかっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-217724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来技術では、トナー載り量が多い絵柄を印刷すると、シートの搬送方向で絵柄が縮み、絵柄と余白とのバランスが崩れることがある。印刷のズレ量が小さければFFDにより位置合わせの修正が可能であるが、サイズの大きいシートではFFDにより修正できるズレ量を超えてしまい、位置合わせが困難である。位置合わせに失敗すると、本来異常でない部分を異常として判断してしまい、異常の誤検知の原因になってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、印刷物の検査を行う検査装置であって、印刷データを取得する印刷データ取得部と、取得した前記印刷データから基準画像を生成する基準画像生成部と、印刷装置によって前記印刷データが印刷された印刷物を読み取って読取画像を取得する画像読取部と、前記読取画像と基準画像とを比較することにより検査を実施する検査部とを備え、前記基準画像生成部は前記印刷データのトナーの載り量に基づいて基準画像を補正することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、印刷物の検査を行う検査装置を備えた印刷装置であって、印刷データを取得する印刷データ取得部と、取得した前記印刷データから基準画像を生成する基準画像生成部と、取得した前記印刷データを印刷する画像印刷部と、前記画像印刷部により印刷された印刷物を読み取って読取画像を取得する画像読取部と、前記読取画像と基準画像とを比較することにより検査を実施する検査部とを備え、前記基準画像生成部は前記印刷データのトナーの載り量に基づいて基準画像を補正することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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