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公開番号2025034779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141389
出願日2023-08-31
発明の名称天板昇降式什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 9/00 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】設置時の作業性に優れた天板昇降式什器を提供する。
【解決手段】天板昇降式什器は、床に固定される支持構造体3と、支持構造体3に昇降可能に支持された天板と、を備える。支持構造体3は、床に締結される台板10を有するベース構造体5と、ベース構造体5に対して上方に起立した状態で連結されるとともに、天板とベース構造体5との間において上下方向に伸縮可能に形成された伸縮部6と、を備える。ベース構造体5は、伸縮部6が載置される被載置面15aを有する上板部16を備える。伸縮部6は、被載置面15aに載置される下フランジ43を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
床に固定される支持構造体と、
前記支持構造体に昇降可能に支持された天板と、を備え、
前記支持構造体は、
前記床に締結される被固定部を有する接地部と、
前記接地部に対して上方に起立した状態で連結されるとともに、前記天板と前記接地部との間において上下方向に伸縮可能に形成された伸縮部と、
を備え、
前記接地部は、前記伸縮部が載置される被載置面を有する被取付部を備え、
前記伸縮部は、前記被載置面に載置される取付部を備える、
天板昇降式什器。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記被取付部および前記取付部が互いに連結される、
請求項１に記載の天板昇降式什器。
【請求項３】
前記伸縮部は、前記取付部に設けられ、上下方向に交差する方向に突出するとともに前記被取付部に連結される突出部を有する、
請求項２に記載の天板昇降式什器。
【請求項４】
前記被取付部は、前記被固定部の上方に位置し、下方への変位を規制されている、
請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の天板昇降式什器。
【請求項５】
前記被取付部は、上下方向における前記被載置面の位置を変更可能に形成されている、
請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の天板昇降式什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、天板昇降式什器に関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスク装置が配設されているのが一般的である。このようなデスク装置では、執務者の体格や性別、嗜好によって作業のし易い天板の高さが異なることから、天板の高さを変更可能とした昇降機能を備えた天板昇降式什器が使用されている。これにより、執務者の要望に対応した天板高さの作業エリアを提供することができ、執務者への負荷を低減することを可能としている。
【０００３】
天板昇降式什器は、上下方向に伸縮可能に形成され、床面に固定されるとともに天板を支持する支持構造体を備える。例えば、特許文献１には、天板の高さを切り換えることが可能な机に設けられた支持構造体であって、アンカーボルトにより床上に固定された接地部と、伸縮可能に形成されており天板を支持するとともに座板に突設された支柱部と、を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１１－１１０４０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、支柱部が接地部に対して起立した姿勢で予め固定されていると、床に固定する作業時に、支柱部が接地部を支点として倒れようとすることから作業性に改善の余地がある。また、支柱部が起立した状態で接地部が床に固定されるので、他の作業の邪魔になる場合がある。
【０００６】
そこで本発明は、設置時の作業性に優れた天板昇降式什器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の第１の態様に係る天板昇降式什器は、床に固定される支持構造体と、前記支持構造体に昇降可能に支持された天板と、を備え、前記支持構造体は、前記床に締結される被固定部を有する接地部と、前記接地部に対して上方に起立した状態で連結されるとともに、前記天板と前記接地部との間において上下方向に伸縮可能に形成された伸縮部と、を備え、前記接地部は、前記伸縮部が載置される被載置面を有する被取付部を備え、前記伸縮部は、前記被載置面に載置される取付部を備える。
【０００８】
第１の態様によれば、被固定部において床に固定された接地部に、接地部とは別体の伸縮部が上方に起立した状態で連結されるので、接地部の床への固定作業を伸縮部の荷重に影響されず容易に行える。さらに、伸縮部の取付部が接地部の被取付部の被載置面に載置されるので、伸縮部を接地部に連結する際に接地部に対する伸縮部の上下方向の位置の調整を省略できる。よって、接地部に対する伸縮部の設置も容易となる。したがって、設置時の作業性に優れた天板昇降式什器を提供できる。
【０００９】
本発明の第２の態様に係る天板昇降式什器は、上記第１の態様に係る天板昇降式什器において、前記被取付部および前記取付部が互いに連結されていてもよい。
【００１０】
第２の態様によれば、被載置面に伸縮部を強固に密着させることができる。したがって、接地部に伸縮部をより強固に連結することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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