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公開番号2025034771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141377
出願日2023-08-31
発明の名称天板昇降式什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 9/00 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】伸縮部を介して天板を堅牢に支持することができる天板昇降式什器を提供する。
【解決手段】天板昇降式什器は、基礎床に固定される支持構造体3と、支持構造体3に昇降可能に支持された天板と、を備える。天板は、前後方向において重心と後端部との間に位置する後端部側領域を有する。支持構造体3は、基礎床に固定されるベース構造体5と、ベース構造体5に支持される下部、および天板2の後端部側領域2rを支持する上部を有する伸縮部6と、ベース構造体5を基礎床に固定する締結部材8と、を備える。支持構造体3は、天板の前端部が基礎床から浮いた状態で天板を片持ち支持する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
床に固定される支持構造体と、
前記支持構造体に昇降可能に支持された天板と、を備え、
前記天板は、
重心と、
水平の第1方向の第1端部および第2端部と、
前記第1方向において前記重心と前記第1端部との間に位置する第1端部側領域と、
を有し、
前記支持構造体は、
前記床に固定される接地部と、
前記接地部に支持される下部、および前記天板の前記第1端部側領域を支持する上部を有する伸縮部と、
前記接地部を前記床に固定する締結部材と、
を備え、
前記支持構造体は、前記天板の前記第2端部が前記床から浮いた状態で前記天板を片持ち支持する、
天板昇降式什器。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記天板は、
前記第1方向に沿う第1の長さと、
前記第1方向に直交する水平の第2方向に沿い、前記第1の長さよりも小さい第2の長さと、
を有する、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項3】
前記天板は、
前記天板の上面を形成する天板本体と、
前記天板本体を前記第1方向に沿って支持する支持フレームと、
を有し、
前記伸縮部は、前記支持フレームに結合されている、
請求項2に記載の天板昇降式什器。
【請求項4】
前記支持フレームは、
前記第1方向に沿って延び、前記天板本体に結合した桟部材と、
上下方向に厚みを有し、前記伸縮部の上端部に対向状態で結合され、前記桟部材に結合した板状の基部と、
を有する、
請求項3に記載の天板昇降式什器。
【請求項5】
前記支持フレームは、
前記第2方向に間隔をあけて配置された複数の前記桟部材と、
前記第2方向に沿って延び、前記複数の桟部材の間に架設された架設部材と、
を有し、
前記基部は、前記複数の桟部材および前記架設部材の対向内側面同士を連結している、
請求項4に記載の天板昇降式什器。
【請求項6】
前記接地部は、前記伸縮部の前記下部に対して前記第1方向に沿って前記第2端部から離れる方向に延び、かつ前記床に沿って配置され、前記締結部材により前記床に締結される逆方向延設部を備える、
請求項1または請求項2に記載の天板昇降式什器。
【請求項7】
前記接地部は、
前記逆方向延設部よりも上方に配置され、前記伸縮部の前記下部に相対変位不能に結合した伸縮部支持部と、
前記逆方向延設部および前記伸縮部支持部を連結する連結部と、
をさらに備える、
請求項6に記載の天板昇降式什器。
【請求項8】
前記接地部は、前記連結部から前記第1方向に沿って前記第2端部から離れる方向に延び、前記連結部および前記逆方向延設部に結合する副連結部をさらに備える、
請求項7に記載の天板昇降式什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板昇降式什器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスク装置が配設されているのが一般的である。このようなデスク装置では、執務者の体格や性別、嗜好によって作業のし易い天板の高さが異なることから、天板の高さを変更可能とした昇降機能を備えた天板昇降式什器が使用されている。これにより、執務者の要望に対応した天板高さの作業エリアを提供することができ、執務者への負荷を低減することを可能としている。
【0003】
天板昇降式什器は、上下方向に伸縮可能に形成され、床面に固定されるとともに天板を支持する支持構造体を備える。天板昇降式什器は、支持構造体が天板を片持ち支持するように形成される場合がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、上下方向の伸縮動作に伴い天板を昇降させる昇降脚を有し、天板を下方から片持ち支持する支持構造体を備えたテーブルが開示されている。
【0004】
ところで、天板が片持ち支持された天板昇降式什器においては、伸縮部には天板の自重によるモーメント荷重が作用する。特許文献1に記載のテーブルでは、天板の自重によって天板の先端を押し下げようとするモーメント荷重が天板と伸縮部との接続部を中心に作用する。このモーメント荷重は、天板の基端を押し上げようと作用する。特許文献1に記載のテーブルでは、上下方向に延びる支持脚によって天板の基端を保持することで、支持脚がモーメント荷重に抗しつつ天板の昇降安定性を維持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-137270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の天板昇降式什器においては、デザイン面や設置場所などの制約を考慮すると、伸縮部を介して天板を堅牢に支持するために、伸縮部に作用するモーメント荷重に抗する構造に改善の余地がある。
【0007】
そこで本発明は、伸縮部を介して天板を堅牢に支持することができる天板昇降式什器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様に係る天板昇降式什器は、床に固定される支持構造体と、前記支持構造体に昇降可能に支持された天板と、を備え、前記天板は、重心と、水平の第1方向の第1端部および第2端部と、前記第1方向において前記重心と前記第1端部との間に位置する第1端部側領域と、を有し、前記支持構造体は、前記床に固定される接地部と、前記接地部に支持される下部、および前記天板の前記第1端部側領域を支持する上部を有する伸縮部と、前記接地部を前記床に固定する締結部材と、を備え、前記支持構造体は、前記天板の前記第2端部が前記床から浮いた状態で前記天板を片持ち支持する。
【0009】
第1の態様によれば、伸縮部が天板のうちその重心に対して偏った箇所を支持することで支持構造体に天板の自重によるモーメント荷重が作用するところ、支持構造体の接地部が床に締結されるので、支持構造体に作用するモーメント荷重を天板昇降式什器の他の箇所に過剰に伝わることを抑制しつつ、天板を堅牢に支持できる。しかも、天板および接地部が伸縮部のみにより連結されるので、上下方向に延びる複数の部材により天板およびベース構造体が連結される構成と比較して、天板昇降式什器の外観をシンプルにできるとともに設置面積の削減を図ることができる。
【0010】
本発明の第2の態様に係る天板昇降式什器は、上記第1の態様に係る天板昇降式什器において、前記天板は、前記第1方向に沿う第1の長さと、前記第1方向に直交する水平の第2方向に沿い、前記第1の長さよりも小さい第2の長さと、を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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