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公開番号2025070695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181197
出願日2023-10-20
発明の名称天板昇降式什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 9/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】上部支持体を天板の下面に固定する際に配線ケーブルが支障にならないとともに、配線を挿通させる際に上部支持体を天板に固定する固定具等が支障にならない天板昇降式什器を提供する。
【解決手段】天板昇降式什器は、天板2と、下部支持体と、上部支持体4と、昇降脚10と、を有する複数の下部構造体と、制御ユニットと、天板2の前部に設けられ、制御ユニットに昇降動作信号を送信するとともに制御ユニットを電気的に接続された操作部と、を備え、上部支持体4は、天板2の下面22dに固定される天板固定部41と、天板固定部41から下方に延びる垂下部43と、垂下部43に支持されるとともに前後方向視で、垂下部43を挟んで天板固定部41と左右方向に位置を異ならせて配置され、操作部と制御ユニットとを接続する配線ケーブル16cを天板2の下面22dとの間に挿通可能な配線挿通空間48を形成する延設部44と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
天板と、
床面上に配置される下部支持体と、前記下部支持体の上方に配置され前記天板に固定された上部支持体と、前記上部支持体と前記下部支持体とを連結し上下方向に伸縮可能な昇降脚と、を有する複数の下部構造体と、
前記昇降脚の伸縮動作を制御する制御ユニットと、
前記天板の前部に設けられ、前記制御ユニットに昇降動作信号を送信するとともに前記制御ユニットを電気的に接続された操作部と、を備え、
前記上部支持体は、
前記天板の下面に固定される天板固定部と、
前記天板固定部から下方に延びる垂下部と、
前記垂下部に支持されるとともに前後方向視で、前記垂下部を挟んで前記天板固定部と左右方向に位置を異ならせて配置され、前記操作部と前記制御ユニットとを接続する配線ケーブルを前記天板の下面との間に挿通可能な配線挿通空間を形成する延設部と、を有する天板昇降式什器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記配線挿通空間は、左右方向における前記天板固定部側と反対の側方に開放している請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項3】
前記延設部は前後方向に延びるとともに、前記天板固定部よりも左右方向の中央側に配置され、
前記上部支持体は、
前記天板固定部における左右方向の中央側と反対側から下方に延びる側方隠蔽部を有する請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
【請求項4】
前記上部支持体は、
前記延設部から上方に延び、前記垂下部と左右方向に対向し前記配線ケーブルの移動を規制部を有する請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
【請求項5】
前記規制部の上端部と前記天板の下面との間には、隙間が形成されている請求項4に記載の天板昇降式什器。
【請求項6】
前記延設部は、前後方向に延び、
前記延設部の前端部は、前記天板固定部の前端部よりも後方に配置され、
前記操作部は、前記延設部の前方に配置されている請求項1または2に記載の天板昇降式什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板昇降式什器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、オフィスや公共施設等では、各種作業を行うことのできる天板を備えたデスクやテーブルなどの天板付き什器が用いられている。天板付き什器において、使用者の姿勢や体格、性別、好み等によって、作業のしやすい天板の高さは個々に異なっている。天板の高さが一定である什器ではこのような実情に対応できないため、天板の高さを上下方向に変更可能な天板昇降式什器が広く用いられている。さらに、昇降手段に電動式昇降ユニットを用いることで、天板の高さを自動的に上下変更して昇降手段の操作性を良好にした天板昇降式什器が多く採用されている。
【0003】
こうした天板昇降式什器は、天板を昇降させる昇降ユニットを含む複数の脚体と、複数の脚体に支持された天板と、を備える構成が一般的である。さらに、天板昇降式什器は、昇降ユニットを制御する制御ユニットと、利用者が操作し制御ユニットに昇降動作信号を送信する操作部と、を備え、操作部が天板の前部に設けられている場合がある。
【0004】
脚体の上部に配置される上部支持体が、天板の下面に螺子で固定される天板載置部と、天板載置部の両側方からそれぞれ下方に延びる一対の下向き部と、一対の下向き部のうち一方の下向き部の下端部から対向する下向き部側に向かって延びる配線保持部とを、備えた天板昇降式什器が提案されている(下記の特許文献1参照)。操作部と制御ユニットとを接続する配線ケーブルは、上部支持体の配線保持部の上側に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6459037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された天板昇降式什器では、上部支持体の配線保持部に配線ケーブルを配置した後に、上部支持体の天板載置部を天板に螺子で固定する場合には、配線保持部の上側に配置された配線ケーブルが螺子止め作業の邪魔になってしまうという問題点がある。その一方で、上部支持体の天板載置部を天板に螺子で固定した後に、上部支持体の配線保持部に配線ケーブルを挿通する場合には、配線ケーブルを挿通させる際に螺子が邪魔になるという問題点がある。
【0007】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上部支持体を天板の下面に固定する際に配線ケーブルが支障にならないとともに、配線を挿通させる際に上部支持体を天板に固定する固定具等が支障にならない天板昇降式什器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る天板昇降式什器は、天板と、床面上に配置される下部支持体と、前記下部支持体の上方に配置され前記天板に固定された上部支持体と、前記上部支持体と前記下部支持体とを連結し上下方向に伸縮可能な昇降脚と、を有する複数の下部構造体と、前記昇降脚の伸縮動作を制御する制御ユニットと、前記天板の前部に設けられ、前記制御ユニットに昇降動作信号を送信するとともに前記制御ユニットを電気的に接続された操作部と、を備え、前記上部支持体は、前記天板の下面に固定される天板固定部と、前記天板固定部から下方に延びる垂下部と、前記垂下部に支持されるとともに前後方向視で、前記垂下部を挟んで前記天板固定部と左右方向に位置を異ならせて配置され、前記操作部と前記制御ユニットとを接続する配線ケーブルを前記天板の下面との間に挿通可能な配線挿通空間を形成する延設部と、を有する。
【0009】
このように構成された天板昇降式什器では、上部支持体の天板固定部の下方に配置される延設部は、前後方向視で天板固定部と左右方向に位置を異ならせて配置されている。延設部の配線挿通空間に挿通された配線ケーブルは、垂下部を挟んで天板固定部と反対側に配置されている。よって、延設部の上側の配線挿通空間に配線ケーブルを配置した後に、天板固定部を天板の下面にボルト等の固定具で固定する場合には、配線挿通空間に配置された配線ケーブルが固定具を固定する支障となることがない。また、天板固定部を天板の下面に固定具で固定した後に、配線挿通空間に配線ケーブルを挿通する場合には、配線ケーブルを挿通させる際に固定具が支障となることがない。
【0010】
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記配線挿通空間は、左右方向における前記天板固定部側と反対の側方に開放していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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