TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025062202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171106
出願日
2023-10-02
発明の名称
天板付什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
3/08 20060101AFI20250407BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】オーバーハング部に荷重が作用した場合においても、設置安定性を高めることができる天板付什器を提供する。
【解決手段】天板付什器1は、一対の脚部材12を有する支持構造体11と、支持構造体11により下方から支持される天板40Aと、を備え、天板40Aは、幅方向Dwで一対の脚部材12の間に位置する本体部40Tと、一対の脚部材12の少なくとも一方に対し、本体部40Tから幅方向Dwの外側に張り出すオーバーハング部40Sと、を備え、本体部40Tは、上下方向Dvから見た際の単位面積あたりの質量の平均値が、オーバーハング部40Sよりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
幅方向に間隔をあけて設けられた一対の脚部材を有する支持構造体と、
前記支持構造体により下方から支持される天板と、を備え、
前記天板は、
幅方向で前記一対の脚部材の間に位置する本体部と、
前記一対の脚部材の少なくとも一方に対し、前記本体部から幅方向の外側に張り出すオーバーハング部と、を備え、
前記本体部は、上下方向から見た際の単位面積あたりの質量の平均値が、前記オーバーハング部よりも大きい
天板付什器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記本体部に鉛直下方への荷重を付与する錘が設けられている
請求項1に記載の天板付什器。
【請求項3】
幅方向に間隔をあけて設けられた一対の脚部材を有する支持構造体と、
前記支持構造体により下方から支持される天板と、を備え、
前記天板は、
幅方向で前記一対の脚部材の間に位置する本体部と、
前記一対の脚部材の少なくとも一方に対し、前記本体部から幅方向の外側に張り出すオーバーハング部と、
前記一対の脚部材のうち、幅方向で前記オーバーハング部が設けられた側の前記脚部材を挟んで、前記オーバーハング部が設けられた側とは反対側に少なくとも一部が設けられ、前記本体部に鉛直下方への荷重を付与する錘と、を備えている
天板付什器。
【請求項4】
前記天板は、
上下方向に交差する面に沿って延びる下板と、
前記下板に対して上方に離間して設けられ、上下方向に交差する面に沿って延びる上板と、
前記下板の外周縁部と前記上板の外周縁部との間に介在し、前記下板と前記上板とを接続する枠材と、を備えた中空構造とされ、
前記錘は、前記下板、前記上板、及び前記枠材に囲まれた前記本体部の内部空間に収容されている
請求項2又は3に記載の天板付什器。
【請求項5】
前記錘は、前記下板の上面に接着され、
前記下板に対して前記上面に沿った面内における前記錘の位置決めを図る位置決め部、をさらに備えている
請求項4に記載の天板付什器。
【請求項6】
前記天板は、
前記上板の下面、及び前記下板の上面の少なくとも一方に固定され、上下方向に交差する方向に沿って延びる補強ビームをさらに備え、
前記錘は、前記補強ビームとは別体で設けられている
請求項4に記載の天板付什器。
【請求項7】
前記錘は、幅方向に延び、上下方向から見た際に、前記一対の脚部材に跨がるように設けられている
請求項2又は3に記載の天板付什器。
【請求項8】
前記錘は、金属製で、中実のブロック状に形成されている
請求項2又は3に記載の天板付什器。
【請求項9】
前記オーバーハング部が、前記本体部に対して幅方向の両側に設けられて、前記天板は、上下方向から見た際に幅方向の中央部に対して幅方向で線対称に形成され、
前記錘は、幅方向の中央部を含む領域に設けられている
請求項2又は3に記載の天板付什器。
【請求項10】
前記天板は、上下方向から見た際、前記天板の前後方向の中央部に対して前後方向で非対称に形成され、
前記錘は、前記天板のうち前後方向の中央部に対して、上下方向から見た面積が小さい側に設けられている
請求項2又は3に記載の天板付什器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板付什器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
テーブル、デスク等の天板付什器は、天板と、天板を下方から支持する支持構造体と、を有している。このような天板付什器において、天板の端部が、支持構造体に対して側方に張り出した、オーバーハング部を有するものがある。例えば、特許文献1には、天板を、四本の脚で支持したテーブルが開示されている。このテーブルの天板は、脚から幅方向外側に張り出した、平面視三角形状のオーバーハング部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平7-50972公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたような、オーバーハング部を有した天板を備える天板付什器においては、天板の幅方向一方のオーバーハング部に、物品や利用者による荷重を掛けると、幅方向他方(一方とは反対側)で支持構造体が床面から浮き上がり、天板付什器の設置安定性が損なわれる可能性がある。
本発明は、オーバーハング部に荷重が作用した場合においても、設置安定性を高めることができる天板付什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る天板付什器は、幅方向に間隔をあけて設けられた一対の脚部材を有する支持構造体と、前記支持構造体により下方から支持される天板と、を備え、前記天板は、幅方向で前記一対の脚部材の間に位置する本体部と、前記一対の脚部材の少なくとも一方に対し、前記本体部から幅方向の外側に張り出すオーバーハング部と、を備え、前記本体部は、上下方向から見た際の単位面積あたりの質量の平均値が、前記オーバーハング部よりも大きい。
本態様によれば、天板の本体部が、上下方向から見た際の単位面積あたりの質量の平均値が、オーバーハング部よりも大きいので、幅方向一方側のオーバーハング部に鉛直下方への荷重が作用した際、本体部の質量により、幅方向他方側の脚部材が持ち上がってしまうことが抑えられる。その結果、オーバーハング部に荷重が作用した場合においても、天板付什器の設置安定性を高めることができる。この場合、本体部の重量を優先的に確保することで、設置安定性を高めるために天板全体の重量を確保する場合に比べ、天板全体として軽量化や薄型化を図ることができる。
【0006】
(2)上記(1)の態様に係る天板付什器において、前記本体部に鉛直下方への荷重を付与する錘が設けられていることが好ましい。
本態様によれば、本体部に錘を設けることで、天板の本体部の、上下方向から見た際の単位面積あたりの質量の平均値を、オーバーハング部よりも簡単に大きくすることができる。また、オーバーハング部の幅方向外側への張り出し寸法等に応じて、錘の質量を調整することで、天板付什器の設置安定性を適切に高めることができる。
【0007】
(3)本発明の一態様に係る天板付什器は、幅方向に間隔をあけて設けられた一対の脚部材を有する支持構造体と、前記支持構造体により下方から支持される天板と、を備え、前記天板は、幅方向で前記一対の脚部材の間に位置する本体部と、前記一対の脚部材の少なくとも一方に対し、前記本体部から幅方向の外側に張り出すオーバーハング部と、前記一対の脚部材のうち、幅方向で前記オーバーハング部が設けられた側の前記脚部材を挟んで、前記オーバーハング部が設けられた側とは反対側に少なくとも一部が設けられ、前記本体部に鉛直下方への荷重を付与する錘と、を備えている。
本態様によれば、一対の脚部材のうち、幅方向でオーバーハング部が設けられた側の脚部材を挟んで、オーバーハング部が設けられた側とは反対側に、錘の少なくとも一部を設けることで、オーバーハング部に鉛直下方への荷重が作用した際、錘の質量により、オーバーハング部が設けられた側の脚部材とは反対側が持ち上がってしまうことが抑えられる。その結果、オーバーハング部に荷重が作用した場合においても、天板付什器の設置安定性を高めることができる。
【0008】
(4)上記(2)又は(3)の態様に係る天板付什器において、前記天板は、上下方向に交差する面に沿って延びる下板と、前記下板に対して上方に離間して設けられ、上下方向に交差する面に沿って延びる上板と、前記下板の外周縁部と前記上板の外周縁部との間に介在し、前記下板と前記上板とを接続する枠材と、を備えた中空構造とされ、前記錘は、前記下板、前記上板、及び前記枠材に囲まれた前記本体部の内部空間に収容されていることが好ましい。
本態様によれば、錘が本体部の内部空間に収容されることで、本体部の外部に錘が露出することがなく、体裁が損なわれるのを抑えることができる。
【0009】
(5)上記(4)の態様に係る天板付什器において、前記錘は、前記下板の上面に接着され、前記下板に対して前記上面に沿った面内における前記錘の位置決めを図る位置決め部、をさらに備えていることが好ましい。
本態様によれば、位置決め部により、下板に対して下板の上面に沿った面内における錘の位置決めを図ることができるので、錘を下板の上面に接着する際の作業性が向上する。
【0010】
(6)上記(4)又は(5)の態様に係る天板付什器において、前記天板は、前記上板の下面、及び前記下板の上面の少なくとも一方に固定され、上下方向に交差する方向に沿って延びる補強ビームをさらに備え、前記錘は、前記補強ビームとは別体で設けられていることが好ましい。
本態様によれば、錘を補強ビームとは別体で設けることにより、補強ビームの設計に影響を与えることなく、天板の本体部の、上下方向から見た際の単位面積あたりの質量の平均値を、オーバーハング部よりも大きくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社オカムラ
天板付什器
5日前
株式会社オカムラ
什器ユニット
2日前
株式会社オカムラ
昇降天板付き什器
2日前
株式会社オカムラ
天板付き什器システム
3日前
株式会社オカムラ
ランバーサポート支持装置、椅子
3日前
株式会社オカムラ
什器システム
9日前
個人
椅子
11か月前
個人
鍋蓋
7か月前
個人
掃除機
1か月前
個人
焼き網
10か月前
個人
体洗い具
3か月前
個人
掃除道具
1か月前
個人
ハンガー
2日前
個人
枕
1か月前
個人
乾燥器具
7か月前
個人
屋外用箒
5日前
個人
耳拭き棒
4か月前
個人
組立式棚板
9日前
個人
掃除シート
2か月前
個人
収納型額縁
6か月前
個人
省煙消臭器
1か月前
個人
絵馬
11か月前
個人
エコ掃除機
8か月前
個人
エコ掃除機
4か月前
個人
片手代替具
4か月前
個人
中身のない枕
10日前
個人
学童机
6か月前
個人
食品用トング
6か月前
個人
ゴミ袋保持枠
2日前
個人
折り畳み椅子
6か月前
個人
卓上用清掃具
11か月前
個人
洗面台
3か月前
個人
組立家具
2か月前
個人
補助寝具
1か月前
個人
切り削ぎ手道具
11か月前
個人
調理器具
6か月前
続きを見る
他の特許を見る