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公開番号2025070876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181475
出願日2023-10-20
発明の名称天板付什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 13/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】天板上で使用される電子機器等と接続される接続ケーブルによって、天板付什器の使い勝手が悪化することを抑制できる天板付什器を提供する。
【解決手段】互いに第1方向に離れて配置され、上下方向に延びる1対の第1支持部材と、互いに第1方向に離れて、且つ、1対の第1支持部材よりも第1方向と直交する第2方向の一方側に配置され、上下方向に延びる1対の第2支持部材と、上側に開口する収容部を有し、第2方向に延びる収容部材と、1対の第1支持部材および1対の第2支持部材に支持され、収容部材よりも上側に配置される天板と、を備え、第2方向から見て、1対の第2支持部材のそれぞれは、互いに異なる第1支持部材と重なり、収容部材は、上下方向から見て天板と重なり、第1支持部材および第2支持部材に架設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
互いに第１方向に離れて配置され、上下方向に延びる１対の第１支持部材と、
互いに前記第１方向に離れて、且つ、１対の前記第１支持部材よりも前記第１方向と直交する第２方向の一方側に配置され、上下方向に延びる１対の第２支持部材と、
上側に開口する収容部を有し、前記第２方向に延びる収容部材と、
１対の前記第１支持部材および１対の前記第２支持部材に支持され、前記収容部材よりも上側に配置される天板と、
を備え、
前記第２方向から見て、１対の前記第２支持部材のそれぞれは、互いに異なる前記第１支持部材と重なり、
前記収容部材は、上下方向から見て前記天板と重なり、前記第１支持部材および前記第２支持部材に架設されている、天板付什器。
続きを表示（約 850 文字）【請求項２】
前記第１支持部材および前記第２支持部材のそれぞれは、上下方向に沿って互いに間隔をあけて配置される複数の取付部を有し、
前記収容部材は、前記第１支持部材および前記第２支持部材それぞれの少なくとも１つの前記取付部に固定されている、請求項１に記載の天板付什器。
【請求項３】
前記収容部材の一部は、前記第２方向から見て、前記第１支持部材および前記第２支持部材のそれぞれと重なる、請求項１に記載の天板付什器。
【請求項４】
一対の前記第１支持部材および一対の前記第２支持部材のそれぞれは、前記第２方向と交差する方向に広がる第１部分、および前記第１部分の前記第１方向の外側の端部から前記第２方向の内側に突出する第２部分を有し、
前記収容部材の一部は、前記第２方向から見て、前記第１支持部材の前記第１部分と重なり、且つ、前記第１方向から見て、前記第１支持部材の前記第２部分と重なり、
前記収容部材の他の一部は、前記第２方向から見て、前記第２支持部材の前記第１部分と重なり、且つ、前記第１方向から見て、前記第２支持部材の前記第２部分と重なる、請求項１に記載の天板付什器。
【請求項５】
上下方向から見て、前記収容部材の前記第２方向の両側の外縁は、前記第１方向の内側に向かうにしたがって前記第２方向の内側に位置する、請求項１から４のいずれか一項に記載の天板付什器。
【請求項６】
前記天板を照明する照明装置を備え、
前記照明装置は、
互いに前記第１方向に離れて配置され、上下方向に延びる筒状の１対の脚部と、
前記天板の上側に配置され、１対の前記脚部を連結する照明取付部と、
前記照明取付部に取り付けられ、天板を照明する照明部と、
を有し、
１対の前記脚部のそれぞれは、前記天板の前記第１方向の縁部に固定される、請求項１から４のいずれか一項に記載の天板付什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、天板付什器に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
室内空間において、使用者に作業空間を提供するための天板を備えた天板付什器が使用されている。近年、天板付什器においてパーソナルコンピュータ等の電子機器を使用する場合が多くなっている。そのため、天板付什器では、係る電子機器に接続される電源ケーブル等の接続ケーブルを収容する配線収容空間を備えることが望ましい。例えば、特許文献１には、幕板の内部に配線収容空間を備える天板付什器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第２９２３２３２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記のような配線収容空間を備える天板付什器では、配線収容空間が設けられる位置によっては、電子機器から配線収容空間に導入される接続ケーブルが天板付什器において作業を行う作業者と干渉するため、天板付什器の使い勝手が悪化する虞があった。
【０００５】
そこで、本発明は、天板上で使用される電子機器等と接続される接続ケーブルによって、天板付什器の使い勝手が悪化することを抑制できる天板付什器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
（１）本開示の一態様に係る天板付什器は、互いに第１方向に離れて配置され、上下方向に延びる１対の第１支持部材と、互いに前記第１方向に離れて、且つ、１対の前記第１支持部材よりも前記第１方向と直交する第２方向の一方側に配置され、上下方向に延びる１対の第２支持部材と、上側に開口する収容部を有し、前記第２方向に延びる収容部材と、１対の前記第１支持部材および１対の前記第２支持部材に支持され、前記収容部材よりも上側に配置される天板と、を備え、前記第２方向から見て、１対の前記第２支持部材のそれぞれは、互いに異なる前記第１支持部材と重なり、前記収容部材は、上下方向から見て前記天板と重なり、前記第１支持部材および前記第２支持部材に架設されている。
【０００７】
本態様によれば、電子機器に接続される接続ケーブルを上面の第２方向の中央側の部分において第１方向Ｄ１の外側に向けて配線し、上面の第１方向の端部から下側に向けて配線することによって、接続ケーブルを収容部に収容される収容物に接続できる。そのため、接続ケーブルが上面のうち電子機器よりも作業者側の部分に配線されることを抑制できる。これにより、天板上において、接続ケーブルが作業者に干渉することを抑制できる。したがって、天板上で使用される電子機器等に接続される接続ケーブルによって、天板付什器の使い勝手が悪化することを抑制できる。
【０００８】
（２）上記（１）の態様に係る天板付什器において、前記第１支持部材および前記第２支持部材のそれぞれは、上下方向に沿って互いに間隔をあけて配置される複数の取付部を有し、前記収容部材は、前記第１支持部材および前記第２支持部材それぞれの少なくとも１つの前記取付部に固定されていることが好ましい。
本態様によれば、収容部材が固定される取付部を変えることによって、上下方向における収容部材の位置を変えることができる。したがって、接続ケーブルの長さに応じて、上下方向における収容部材の位置を調整できるため、天板付什器の使い勝手を向上させることができる。
【０００９】
（３）上記（１）または（２）の態様に係る天板付什器において、前記収容部材の一部は、前記第２方向から見て、前記第１支持部材および前記第２支持部材のそれぞれと重なることが好ましい。
本態様によれば、収容部材が、第１支持部材および第２支持部材よりも第１方向の内側に配置される場合と比較して、天板の下側の空間において、天板付什器の第２方向の外側から作業を行う作業者の下肢と収容部材とが干渉することをより好適に抑制できる。したがって、天板付什器の使い勝手をより好適に向上させることができる。
【００１０】
（４）上記（１）から（３）のいずれかの態様に係る天板付什器において、一対の前記第１支持部材および一対の前記第２支持部材のそれぞれは、前記第２方向と交差する方向に広がる第１部分、および前記第１部分の前記第１方向の外側の端部から前記第２方向の内側に突出する第２部分を有し、前記収容部材の一部は、前記第２方向から見て、前記第１支持部材の前記第１部分と重なり、且つ、前記第１方向から見て、前記第１支持部材の前記第２部分と重なり、前記収容部材の他の一部は、前記第２方向から見て、前記第２支持部材の前記第１部分と重なり、且つ、前記第１方向から見て、前記第２支持部材の前記第２部分と重なることが好ましい。
本態様によれば、収容部の奥側の端部を、第１内部空間に近づけて配置し易く、収容部の前側の端部を、第２内部空間に使づけて配置し易い。したがって、収容部に収容される収容物に接続される電源ケーブルを、収容部から第１内部空間および第２内部空間それぞれの内部に配線する作業の簡易化を図ることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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