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公開番号2025070874
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181472
出願日2023-10-20
発明の名称什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 96/14 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】複数の支柱に架設された物品支持部を備える什器において、相互に隣接させて配置した場合に隙間が生じることを抑制する。
【解決手段】什器は、上下方向に延びており、上下方向から見て内側に窪む凹部15が形成された外側面14A,14Bを有し、凹部15が外側面14A,14Bおよび下端面にわたって開口した支柱10と、支柱10に支持され、支柱10から上下方向に交差する方向に広がる天板と、支柱10の下端面に上下方向で対向する対向部21を有し、対向部21には下方に開口して床面上に接地される接地部材30が螺着されるネジ穴24が形成され、凹部15内で支柱10に結合した取付部材20と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に延びており、上下方向から見て内側に窪む凹部が形成された外側面を有し、前記凹部が前記外側面および下端面にわたって開口した支柱と、
前記支柱に支持され、前記支柱から上下方向に交差する方向に広がる物品支持部と、
前記支柱の前記下端面に上下方向で対向する対向部を有し、前記対向部には下方に開口して床面上に接地される接地部材が螺着されるネジ穴が形成され、前記凹部内で前記支柱に結合した取付部材と、
を備える什器。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記対向部は、前記支柱の前記下端面に当接している、
請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記取付部材は、前記凹部内で前記支柱に溶接されている、
請求項1または請求項2に記載の什器。
【請求項4】
前記取付部材は、前記対向部から上方に延設された起立部を有し、
前記起立部は、前記凹部に配置され、前記凹部内で前記支柱に結合している、
請求項1に記載の什器。
【請求項5】
前記起立部は、上下方向から見て前記支柱の前記外側面から突出しないように前記凹部に配置されている、
請求項4に記載の什器。
【請求項6】
前記支柱の前記外側面は、水平の第1方向を向く第1外側面、および前記第1方向に交差する水平の第2方向を向く第2外側面を有し、
前記起立部は、前記第1外側面の前記凹部に配置された第1起立部、および前記第2外側面の前記凹部に配置された第2起立部を有する、
請求項4または請求項5に記載の什器。
【請求項7】
前記支柱は、前記第1外側面を有する部分と、前記第2外側面を有する部分と、を備える横断面L字形状を有し、上下方向から見て前記物品支持部の中心側に開いている、
請求項6に記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設、研究施設等における室内空間においては、執務者に作業空間を提供するための天板や、物品を載置するための棚板等の物品支持部が設けられた什器が多く使用されている。この種の什器は、床面上に立設された複数の柱状体間に物品支持部を架設することによって構成されることが多い。この構造によれば、簡易的な構造でありながら、天板や棚板等の物品支持部を強固かつ安定的に支持することが出来る。
【0003】
また、上記の什器においては、その下端に床面の不陸を調整するためのアジャスター、または移動可能に物品支持部を支持するためのキャスターが設けられているのが一般的となっている。この構造を適用することによって、什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。什器本体へのアジャスターやキャスターの取り付けにおいては、柱状体の下端に取付ネジ等を用いて取付部材を取り付ける方法が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5515123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の什器を互いに隣接させて配置する場合、什器の側方に突出した取付部材または取付ネジが当接し合い、隣り合う什器同士の間に隙間が生じてしまうという問題を有していた。
【0006】
そこで本発明は、複数の支柱に架設された物品支持部を備える什器において、相互に隣接させて配置した場合に隙間が生じることを抑制するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係る什器は、上下方向に延びており、上下方向から見て内側に窪む凹部が形成された外側面を有し、前記凹部が前記外側面および下端面にわたって開口した支柱と、前記支柱に支持され、前記支柱から上下方向に交差する方向に広がる物品支持部と、前記支柱の前記下端面に上下方向で対向する対向部を有し、前記対向部には下方に開口して床面上に接地される接地部材が螺着されるネジ穴が形成され、前記凹部内で前記支柱に結合した取付部材と、を備える。
【0008】
第1の態様によれば、取付部材が下方に開口した凹部内で支柱に結合しているので、取付部材および支柱の結合構造を凹部の下端開口を通るように設けることができ、取付部材と支柱との結合部が支柱の外側面から外側に突出する寸法を低減することが可能となる。これにより、一対の什器を互いに隣接させて配置した際に、取付部材が当接し合って一対の什器の間の隙間が拡大することを抑制できる。したがって、複数の支柱に架設された物品支持部を備える什器において、相互に隣接させて配置した場合に隙間が生じることを抑制できる。
【0009】
本発明の第2の態様に係る什器は、上記第1の態様に係る什器において、前記対向部は、前記支柱の前記下端面に当接していてもよい。
【0010】
第2の態様によれば、物品支持部等から支柱に入力される荷重を、支柱と取付部材の対向部との上下方向の当接により、取付部材を介して接地部材に効率よく伝えることができる。したがって、支柱に入力される下向きの荷重に対する剛性を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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