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公開番号2025069984
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023179977
出願日2023-10-19
発明の名称什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 87/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】物品収容部の奥側に設けられた配線収容部に対する配線作業性を向上した什器を提供する。
【解決手段】什器1は、物品を収容可能な物品収容部と、一方の側面を形成して着脱可能に設けられた配線側面板11を有し、前記物品収容部の奥側に設けられて配線を収容可能な配線収容部と、を備え、前記配線収容部の前記一方の外部から前記配線収容部に前記配線を挿通可能な配線挿通部11hが形成されている。前記配線挿通部11hは、前記配線側面板11の下端に設けられ、下方に開口した切欠きである。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
物品を収容可能な物品収容部と、
一方の側面を形成して着脱可能に設けられた配線側面板を有し、前記物品収容部の奥側に設けられて配線を収容可能な配線収容部と、
を備え、
前記配線収容部の前記一方の外部から前記配線収容部に前記配線を挿通可能な配線挿通部が形成された、
什器。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記配線挿通部は、前記配線側面板の下端に設けられ、下方に開口した切欠きである、
請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記配線挿通部は、前記配線側面板と床面との間の隙間である、
請求項1に記載の什器。
【請求項4】
前記配線収容部の他方の側面を形成する側面板を備え、
前記側面板は、前記側面板の下端に設けられ、下方に開口した切欠きを有する、
請求項1に記載の什器。
【請求項5】
前記配線収容部の上方を覆う天板を備え、
前記天板は、前記配線収容部から前記天板の上方へ前記配線を挿通可能な配線孔を備える、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の什器。
【請求項6】
前記天板から前記上方へ延びる中空の支柱部を備え、
前記配線孔は、前記配線収容部と前記支柱部の内部空間とを連通する、
請求項5に記載の什器。
【請求項7】
前記物品収容部および前記配線収容部の上方を覆う天板を備える、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品収容部の奥側に配線収容部を設けた什器が知られている。配線収容部を設けることで、例えば、什器の天板上で使用するOA機器等の電子機器に接続する電源線又は通信線等の配線を什器の内部に収容できるため、什器の美観を向上できる。また、什器を使用する使用者が配線に躓くのを防止し、使用者の転倒防止など安全性を向上できる。
【0003】
配線収容部を備える什器として、特許文献1に記載のある収納家具がある。特許文献1に記載のある収納家具は、左右側板と、天板と、底板と、背板とから成る前向き開口の本体を備え、側板と背板とが連接するコーナー部に、側板の後端部又は背板の側端部若しくは両方を切り開くことによって形成された配線通路を開口している。また、本体の奥部には背板と平行な仕切板が配置され、仕切板は配線通路の前端縁に位置するようにして配置されている。これにより、仕切板と背板との間を配線空間となしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-187947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のある収納家具は、物品を収容した状態において、配線空間に配線を挿通する配線作業が困難な虞がある。また、配線を挿通可能な開口は、底板よりも上方に位置するため、配線が床面から浮いた状態で配線経路に挿通する。そのため、例えば、間隔を置いた状態で2つの什器を設置し、2つの什器のそれぞれの配線経路に同一の配線を通した場合、2つの什器の配線経路に架け渡された配線の一部が床面から浮き、什器の使用者又は通行者が配線に躓く虞がある。
【0006】
上記事情を踏まえ、本発明は、物品収容部の奥側に設けられた配線収容部に対する配線作業性を向上した什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様に係る什器は、物品を収容可能な物品収容部と、一方の側面を形成して着脱可能に設けられた配線側面板を有し、前記物品収容部の奥側に設けられて配線を収容可能な配線収容部と、を備え、前記配線収容部の前記一方の外部から前記配線収容部に前記配線を挿通可能な配線挿通部が形成されている。
【0008】
第一の態様に係る什器によれば、配線を収容可能な配線収容部を備え、一方の外部から配線収容部に配線を挿通可能な配線挿通部が形成されている。また、配線収容部は、配線収容部の一方の側面を形成し、着脱可能に設けられた配線側面板を有するため、使用者は、配線側面板を取り外して配線作業を行うことができ、容易に配線作業を行うことができる。
【0009】
本発明の第二の態様に係る什器は、第一の態様に係る什器において、前記配線挿通部は、前記配線側面板の下端に設けられ、下方に開口した切欠きである。
【0010】
第二の態様に係る什器によれば、配線挿通部が下方に開口した切欠きであるため、配線挿通部を挿通する配線を床面上に這わせることができ、使用者又は通行者が配線に躓く危険性を低くできる。さらに、配線を納めたモールを配線収容部内まで通すことが可能であり、この場合、使用者又は通行者が配線に躓く危険性をさらに低くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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