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公開番号
2025070875
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181473
出願日
2023-10-20
発明の名称
天板付什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
13/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】天板部に力が加わっても、天板部が揺動することを抑制できる天板付什器を提供する。
【解決手段】第1方向に離れて配置される1対の第1支持部材と、第1方向に離れて、且つ、1対の第1支持部材よりも第2方向の一方側に配置される1対の第2支持部材と、第1方向に離れて配置され、第2方向に延びる1対の接続部材と、1対の接続部材同士を連結する連結部と、天板部と、天板部の下面と接続部材とを連結する1対のブレース部材と、を備える。1対の接続部材は互いに異なる第1支持部材と第2支持部材とを連結する。一対のブレース部材は上側に向かうにしたがって第1方向の内側に位置する。連結部は1対の接続部材それぞれのブレース部材よりも第2方向の一方側の部分および1対の接続部材それぞれのブレース部材よりも第2方向の他方側の部分に固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに第1方向に離れて配置され、上下方向に延びる1対の第1支持部材と、
互いに前記第1方向に離れて、且つ、1対の前記第1支持部材よりも前記第1方向と直交する第2方向の一方側に配置され、上下方向に延びる1対の第2支持部材と、
互いに前記第1方向に離れて配置され、前記第2方向に延びる1対の接続部材と、
前記第1方向に延び、1対の前記接続部材同士を連結する連結部と、
1対の前記第1支持部材および1対の前記第2支持部材に支持され、1対の前記接続部材よりも上側に配置される天板部と、
前記天板部の下面と、互いに異なる前記接続部材とを連結する1対のブレース部材と、
を備え、
前記第2方向から見て、1対の前記第2支持部材のそれぞれは、互いに異なる前記第1支持部材と重なり、
1対の前記接続部材のそれぞれは、互いに異なる前記第1支持部材と前記第2支持部材とを連結し、
一対の前記ブレース部材のそれぞれは、上側に向かうにしたがって前記第1方向の内側に位置し、
前記連結部は、1対の前記接続部材それぞれの前記ブレース部材よりも前記第2方向の一方側の部分および1対の前記接続部材それぞれの前記ブレース部材よりも前記第2方向の他方側の部分に固定される、天板付什器。
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【請求項2】
前記連結部は、1対の前記接続部材それぞれの前記第2方向の中央部を連結する、請求項1に記載の天板付什器。
【請求項3】
1対の前記ブレース部材のそれぞれは、前記接続部材の前記第1方向の内側を向く面に固定される、請求項1または2に記載の天板付什器。
【請求項4】
前記天板部は、上下方向と直交する方向に広がる板状の天板と、前記天板の下面に取り付けられる補強部材と、を有し、
前記補強部材は金属製であり、
1対の前記ブレース部材のそれぞれは、前記補強部材に固定される、請求項1または2に記載の天板付什器。
【請求項5】
前記連結部は、1対の前記接続部材それぞれの前記ブレース部材よりも前記第2方向の一方側の部分に固定される第1連結部材、および1対の前記接続部材それぞれの前記ブレース部材よりも前記第2方向の他方側の部分に固定される第2連結部材を有する、請求項1または2に記載の天板付什器。
【請求項6】
前記第1連結部材と前記第2連結部材との間に配置され、前記第1連結部材および前記第2連結部材に架設される棚部を備える、請求項5に記載の天板付什器。
【請求項7】
前記棚部の前記第1方向の両端には、前記第1方向の外側に開放される切欠部が設けられ、
1対の前記ブレース部材のそれぞれは、切欠部を通されている、請求項6に記載の天板付什器。
【請求項8】
前記棚部は、第1棚部、および前記第1棚部と前記第1方向に並んで配置される第2棚部を有する、請求項6に記載の天板付什器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板付什器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
室内空間において、使用者に作業空間を提供するための天板を備えた天板付什器が使用されている。特許文献1には、立設された複数の支柱および支柱同士を連結する接続ロッドをクロスロッドに連結することによって、強度を高める天板付什器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3236778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された天板付什器では、クロスロッドが支柱および接続ロッドを連結するため、天板に力が加わると支柱が傾くことによって天板が揺動する虞があった。
【0005】
そこで、本発明は、天板部に力が加わっても、天板部が揺動することを抑制できる天板付什器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
(1)本開示の一態様に係る天板付什器は、互いに第1方向に離れて配置され、上下方向に延びる1対の第1支持部材と、互いに前記第1方向に離れて、且つ、1対の前記第1支持部材よりも前記第1方向と直交する第2方向の一方側に配置され、上下方向に延びる1対の第2支持部材と、互いに前記第1方向に離れて配置され、前記第2方向に延びる1対の接続部材と、前記第1方向に延び、1対の前記接続部材同士を連結する連結部と、1対の前記第1支持部材および1対の前記第2支持部材に支持され、1対の前記接続部材よりも上側に配置される天板部と、前記天板部の下面と、互いに異なる前記接続部材とを連結する1対のブレース部材と、を備え、前記第2方向から見て、1対の前記第2支持部材のそれぞれは、互いに異なる前記第1支持部材と重なり、1対の前記接続部材のそれぞれは、互いに異なる前記第1支持部材と前記第2支持部材とを連結し、一対の前記ブレース部材のそれぞれは、上側に向かうにしたがって前記第1方向の内側に位置し、前記連結部は、1対の前記接続部材それぞれの前記ブレース部材よりも前記第2方向の一方側の部分および1対の前記接続部材それぞれの前記ブレース部材よりも前記第2方向の他方側の部分に固定される。
【0007】
本態様によれば、1対のブレース部材を介して、天板部が互いに異なる接続部材と連結されるため、天板付什器の剛性を高めることができる。したがって、天板部に力が加わっても天板部が揺動することを抑制できる。また、1対のブレース部材のそれぞれが上側に向かうにしたがって第1方向D1の内側に位置するため、天板付什器の第1方向の剛性をより好適に高めることができる。したがって、天板部に第1方向を向く力が加わっても、天板部が第1方向に揺動することを抑制できる。これらより、使用者が天板付什器において作業を行う際における天板付什器の使い勝手を向上させることができる。
【0008】
(2)上記(1)の態様に係る天板付什器において、前記連結部は、1対の前記接続部材それぞれの前記第2方向の中央部を連結することが好ましい。
本態様によれば、天板付什器の使用者の下肢が連結部と干渉することを抑制し易い。そのため、天板部の下側の空間のうち、前側の空間および後側の空間のそれぞれを使用者の下肢を収容可能な空間として利用できる。したがって、使用者が天板付什器において作業を行う際における天板付什器の使い勝手を向上させることができる。
【0009】
(3)上記(1)または(2)の態様に係る天板付什器において、1対の前記ブレース部材のそれぞれは、前記接続部材の前記第1方向の内側を向く面に固定されることが好ましい。
本態様によれば、1対のブレース部材のそれぞれが接続部材を第1方向の内側から支持するため、各接続部材に第1方向の内側を向く力が加わった場合に、各接続部材が第1方向の内側に撓むことをより好適に抑制できる。したがって、各接続部材に第1方向の内側を向く力が加わっても、天板部が第1方向に揺動することをより好適に抑制できる。
【0010】
(4)上記(1)から(3)のいずれかの態様に係る天板付什器において、前記天板部は、上下方向と直交する方向に広がる板状の天板と、前記天板の下面に取り付けられる補強部材と、を有し、前記補強部材は金属製であり、1対の前記ブレース部材のそれぞれは、前記補強部材に固定されることが好ましい。
本態様によれば、各ブレース部材が金属製の補強部材に固定されるため、天板付什器の剛性をより好適に高め易い。したがって、天板部に力が加わっても、天板部が揺動することをより好適に抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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