TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025070672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181164
出願日2023-10-20
発明の名称天板昇降式什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 9/20 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】配線およびメンテナンス時の作業性が良い天板昇降式デスク1を提供する。
【解決手段】天板昇降式デスク1は、天板2と、一対の脚体15と、駆動ユニット14と、制御ユニット20または電源タップ24と、隠蔽部材40と、を有する。一対の脚体15は、天板2を支持する。駆動ユニット14は、一対の脚体15に含まれ、天板2を上下方向に昇降させる。制御ユニット20は、駆動ユニット14に電気信号を送信して天板2の昇降動作を制御する。電源タップ24は、電源を供給可能である。隠蔽部材40は、天板2の下方に配置され、前方からの視界を遮る。制御ユニット20または電源タップ24は、隠蔽部材40の後方に形成された開放空間Sに配置される。開放空間Sは、後方および下方に開放されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
天板と、
前記天板を支持する一対の脚体と、
前記一対の脚体に含まれ、前記天板を上下方向に昇降させる駆動ユニットと、
前記駆動ユニットに電気信号を送信して前記天板の昇降動作を制御する制御ユニット、または電源を供給可能な電源タップと、
前記天板の下方に配置され、前方からの視界を遮る隠蔽部材と、を有し、
前記制御ユニットまたは前記電源タップは、前記隠蔽部材の後方に形成された開放空間に配置され、
前記開放空間は、後方および下方に開放されている、
天板昇降式什器。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記隠蔽部材の下端部は、前記制御ユニットまたは前記電源タップの下端部よりも下方に配置される、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項3】
前記隠蔽部材は、前記一対の脚体を連結する、
請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
【請求項4】
前記隠蔽部材の下端部は、前記駆動ユニットの下端部よりも下方に配置される、
請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
【請求項5】
前記隠蔽部材は、前記制御ユニットと前記駆動ユニットとを電気的に接続する配線を挿通可能な内部空間を有する、
請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
【請求項6】
前記隠蔽部材は、前記内部空間と外部空間とを連通する開放部を有する、
請求項5に記載の天板昇降式什器。
【請求項7】
前記駆動ユニットは、前記配線が差し込まれる差込口を有し、
前記差込口が、前記隠蔽部材の外部に露出している、
請求項5に記載の天板昇降式什器。
【請求項8】
前記駆動ユニットを隠蔽する着脱可能なカバー部材を有する、
請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
【請求項9】
前記制御ユニットおよび前記電源タップの両方が、前記隠蔽部材の後方に形成された前記開放空間に配置され、
前記制御ユニットは、前後方向において前記隠蔽部材と前記電源タップとの間に配置される、
請求項1または2に記載の天板昇降式什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板昇降式什器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オフィスや公共施設などでは、各種作業を行うことのできる天板を備えたデスクやテーブルなどの、天板付き什器が用いられている。天板付き什器において、使用者の姿勢や体格、性別、好みなどによって、作業のしやすい天板の高さは個々に異なっている。天板の高さが一定である什器ではこのような実情に対応できないため、天板の高さを上下方向に変更可能な天板昇降式什器が広く用いられている。天板の高さを上下方向に変更するための手法としては、ガススプリングを用いることや、ギアを用いることなどが提案されている。しかしながら、これらの手法では、力の弱い使用者では操作し難い場合があるという問題を有していた。こうした問題に鑑み、昇降手段の操作性を良好にするために、天板の高さを自動的に上下変更できる電動式駆動ユニットを用いた天板昇降式什器が多く採用されている。この手法によれば、使用者が簡易な操作で天板の高さを変更することができる。
【0003】
こうした天板昇降式什器は、天板を支持する一対の脚体と、一対の脚体の間を連結して天板を支持する連結部材と、天板を上下方向に昇降させる駆動ユニットと、駆動ユニットの動作を制御する制御ユニットと、使用者が執務に使う電子機器に電力を供給する電源タップと、各種配線を収容可能な配線トレイと、を有する場合がある。この場合、連結部材の内部に制御ユニットを内包し、配線トレイの内部に制御ユニットまたは電源タップを収容することで、制御ユニットおよび電源タップが外部に露出しないので、体裁が良くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6627140号公報
特許第6729666号公報
特開2021-45354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この場合には、制御ユニットが機械不良等を起こした際のメンテナンス作業や配線作業等において、制御ユニットを連結部材または配線トレイの内部から取り出し、電源タップを配線トレイから取り出して、作業を行う必要がある。これにより、作業性が悪くなるという問題を有していた。
【0006】
本発明は、配線およびメンテナンス時の作業性が良い天板昇降式什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の態様1の天板昇降式什器は、天板と、一対の脚体と、駆動ユニットと、制御ユニットまたは電源タップと、隠蔽部材と、を有する。一対の脚体は、天板を支持する。駆動ユニットは、一対の脚体に含まれ、天板を上下方向に昇降させる。制御ユニットは、駆動ユニットに電気信号を送信して天板の昇降動作を制御する。電源タップは、電源を供給可能である。隠蔽部材は、天板の下方に配置され、前方からの視界を遮る。制御ユニットまたは電源タップは、隠蔽部材の後方に形成された開放空間に配置される。開放空間は、後方および下方に開放されている。
【0008】
これにより、制御ユニットまたは電源タップの配線およびメンテナンス時に、制御ユニットまたは電源タップを天板昇降式什器から取り外すことなく、制御ユニットまたは電源タップの後方および下方から作業を行うことができる。したがって、配線およびメンテナンス時の作業性が良い。また、制御ユニットまたは電源タップの前方に隠蔽部材が配置されるため、制御ユニットまたは電源タップが前方から視認されにくくなり、体裁が良い。
【0009】
本発明の態様2では、態様1に記載の天板昇降式什器において、隠蔽部材の下端部は、制御ユニットまたは電源タップの下端部よりも下方に配置される。
使用者が天板を下降させるとき、天板昇降式什器の構成部品が、天板の下方にある椅子などの物品に当接する場合がある。このとき、制御ユニットまたは電源タップよりも下方にある隠蔽部材が物品に当接して、天板の下降が停止する可能性が高い。これにより、精密機械である制御ユニットまたは電源タップの破損が抑制される。また、制御ユニットまたは電源タップが隠蔽部材により遮蔽されて前方から視認されにくくなる。
【0010】
本発明の態様3では、態様1または2に記載の天板昇降式什器において、隠蔽部材は、一対の脚体を連結する。
これにより、天板の支持強度を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社オカムラ
什器
1日前
株式会社オカムラ
什器
1か月前
株式会社オカムラ
什器
1日前
株式会社オカムラ
収納庫
2か月前
株式会社オカムラ
間仕切
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
29日前
株式会社オカムラ
ブース
3日前
株式会社オカムラ
ブース
3日前
株式会社オカムラ
ブース
3日前
株式会社オカムラ
連結什器
5日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
連結保管庫
1か月前
株式会社オカムラ
パネル装置
1か月前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
19日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
搬送用什器
2か月前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付什器
1日前
株式会社オカムラ
什器システム
1日前
株式会社オカムラ
容器収容什器
5日前
株式会社オカムラ
間仕切り装置
1か月前
株式会社オカムラ
什器システム
1か月前
株式会社オカムラ
作業システム
1か月前
株式会社オカムラ
作業システム
1か月前
株式会社オカムラ
什器ユニット
16日前
株式会社オカムラ
天板付き什器
1日前
株式会社オカムラ
天板付き什器
1日前
株式会社オカムラ
天板昇降式什器
1か月前
株式会社オカムラ
天板昇降式什器
1か月前
株式会社オカムラ
天板昇降式什器
1日前
続きを見る