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公開番号2025070797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181347
出願日2023-10-20
発明の名称什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 55/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】隙間から物品が落下するのを抑え、使い勝手に優れる什器システムを提供する。
【解決手段】什器システム1Aは、前部柱211及び後部柱212を有する第一柱部21Aと、前部柱221及び後部柱222を有し、第一柱部21Aに対し、左右方向に間隔をあけて設けられた第二柱部22Aと、天面51を有し、第一柱部21Aと第二柱部22Aのうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた棚板5Aと、第一柱部21Aに対し、左右方向で第一柱部21Aの対向面とは反対側に設けられた棚板5Bと、第一柱部21Aにおける前部柱211及び後部柱212の間に配設され、棚板5Aの天面51と棚板5Bとの左右方向の隙間Sを閉塞する、上向面82fを有する閉塞部材8と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有する第一柱部と、
前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有し、前記第一柱部に対し、左右方向に間隔をあけて設けられた第二柱部と、
上方を向く天面を有し、前記第一柱部と前記第二柱部のうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた第一中間部材と、
前記第一柱部に対し、左右方向で前記第一柱部の前記対向面とは反対側に設けられた他の什器部材と、
前記第一柱部における前記前部柱及び前記後部柱の間に配設され、前記第一中間部材の前記天面と前記他の什器部材との左右方向の隙間を閉塞する、上向面を有する閉塞部材と、を備えている
什器システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第一柱部、前記第二柱部、及び前記第一中間部材を備えた第一什器ユニットと、
前記他の什器部材を有する第二什器ユニットと、が左右方向に並べて設けられ、
前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一什器ユニットの前記第一中間部材の前記天面と、前記第二什器ユニットの前記他の什器部材と、の隙間を閉塞する
請求項1に記載の什器システム。
【請求項3】
前記第二什器ユニットは、
前記第一柱部に対し、左右方向で前記第一柱部の前記対向面とは反対側に隣り合って設けられ、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有する第三柱部と、
前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有し、前記第三柱部に対し、左右方向に、前記第一柱部とは反対側に間隔をあけて設けられた第四柱部と、
上方を向く天面を有し、前記第三柱部と前記第四柱部のうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた、前記他の什器部材としての第二中間部材と、を備え、
前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一中間部材の前記天面と、前記第二中間部材の前記天面との隙間を閉塞する
請求項2に記載の什器システム。
【請求項4】
前記閉塞部材は、前方を向く前向面、及び後方を向く後向面を有し、
前記前向面は、前記第一什器ユニット前記第一柱部の前記前部柱の後面と、前記第二什器ユニットの前記第三柱部の前記前部柱の後面とに突き当たり、
前記後向面は、前記第一什器ユニットの前記第一柱部の前記後部柱の前面と、前記第二什器ユニットの前記第三柱部の前記後部柱の前面と、に突き当たる、
請求項3に記載の什器システム。
【請求項5】
前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一中間部材の前記天面と面一に設けられている
請求項1に記載の什器システム。
【請求項6】
前記第一柱部を挟んで左右方向で前記第二柱部と反対側に間隔をあけて設けられ、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有する第五柱部を備え、
前記他の什器部材は、上方を向く天面を有し、前記第一柱部及び前記第五柱部のうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた第三中間部材であり、
前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一柱部の前記前部柱及び前記後部柱の間において、前記第一中間部材の前記天面と、前記第三中間部材の前記天面との隙間を閉塞する
請求項1に記載の什器システム。
【請求項7】
前記閉塞部材は、前記第一柱部において、前記前部柱と前記後部柱との双方に接合されている
請求項1または2に記載の什器システム。
【請求項8】
前記閉塞部材は、前記上向面よりも下方に位置する部分に、前後方向に延びるビーム部をさらに備える
請求項1または2に記載の什器システム。
【請求項9】
前記少なくとも一方の柱部は、前後方向に延び、前記前部柱の下端部と前記後部柱の下端部とを接続する巾木部材を有し、
前記閉塞部材は、前記巾木部材上に載置されている
請求項1または2に記載の什器システム。
【請求項10】
前記閉塞部材は、左右方向の少なくとも一方の側を向き、前記前部柱と前記後部柱との間を左右方向に閉塞するパネル部を有する
請求項1または2に記載の什器システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器システムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、前後方向、及び左右方向に間隔をあけて設けられた四本の柱と、四本の柱の間に架け渡された棚板と、を備える什器ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-65608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された什器ユニットにおいては、左右方向一方側の二本の柱と、左右方向他方側の二本の柱は、それぞれ、棚板に対し、左右方向、つまり什器の幅方向の外側に配置されている。このため、棚板の左右方向の両端部は、左右方向一方側の二本の柱と、左右方向他方側の二本の柱に対し、左右方向(幅方向)の内側に位置している。
例えば、このような什器ユニットを、左右方向に複数並べた場合、左右方向一方側の什器の棚板と、左右方向他方側の什器の棚板との間には、左右方向に隙間が生じる。すると、利用者が棚板上に置いた物品が、隙間から落下してしまうことがある。しかも、隙間から落下した物品を拾うには、什器ユニットを移動させなければならず、手間が掛かることもあり、使い勝手が損なわれる。
このため、什器ユニットの隙間から物品が落下するのを抑えることが望まれる。
本発明は、隙間から物品が落下するのを抑え、使い勝手に優れる什器システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る什器システムは、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有する第一柱部と、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有し、前記第一柱部に対し、左右方向に間隔をあけて設けられた第二柱部と、上方を向く天面を有し、前記第一柱部と前記第二柱部のうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた第一中間部材と、前記第一柱部に対し、左右方向で前記第一柱部の前記対向面とは反対側に設けられた他の什器部材と、前記第一柱部における前記前部柱及び前記後部柱の間に配設され、前記第一中間部材の前記天面と前記他の什器部材との左右方向の隙間を閉塞する、上向面を有する閉塞部材と、を備えている。
本態様によれば、第一中間部材と、他の什器部材とは、第一柱部を挟んで左右方向の一方側と他方側とに設けられ、第一中間部材の天面と他の什器部材との間には、左右方向の隙間がある。閉塞部材は、第一柱部における前部柱及び後部柱の間に配設され、第一中間部材の天面と他の部材との左右方向の隙間を閉塞する。したがって、第一中間部材の天面と他の什器部材との隙間から物品が落下することが抑えられる。その結果、隙間から物品が落下するのを抑え、使い勝手に優れる什器システムを提供することが可能となる。
【0006】
(2)上記(1)の態様に係る什器システムにおいて、前記第一柱部、前記第二柱部、及び前記第一中間部材を備えた第一什器ユニットと、前記他の什器部材を有する第二什器ユニットと、が左右方向に並べて設けられ、前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一什器ユニットの前記第一中間部材の前記天面と、前記第二什器ユニットの前記他の什器部材と、の隙間を閉塞することが好ましい。
本態様によれば、第一中間部材を備えた第一什器ユニットと、他の什器部材を有する第二什器ユニットとが、左右方向に並べて設けられ、閉塞部材の上向面が、第一什器ユニットの第一中間部材の天面と、第二什器ユニットの他の什器部材と、の隙間を閉塞することで、第一什器ユニットの第一中間部材と第二什器ユニットの他の什器部材との隙間から物品が落下するのを抑えることができる。
【0007】
(3)上記(2)の態様に係る什器システムにおいて、前記第二什器ユニットは、前記第一柱部に対し、左右方向で前記第一柱部の前記対向面とは反対側に隣り合って設けられ、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有する第三柱部と、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有し、前記第三柱部に対し、左右方向に、前記第一柱部とは反対側に間隔をあけて設けられた第四柱部と、上方を向く天面を有し、前記第三柱部と前記第四柱部のうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた、前記他の什器部材としての第二中間部材と、を備え、前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一中間部材の前記天面と、前記第二中間部材の前記天面との隙間を閉塞することが好ましい。
本態様によれば、第二什器ユニットが、他の什器部材として第二中間部材を備えている構成において、閉塞部材の上向面は、第一中間部材の天面と、第二中間部材の天面との隙間を閉塞する。これにより、第一什器ユニットの第一中間部材と第二什器ユニットの第二中間部材との隙間から、物品が落下するのを抑えることができる。
【0008】
(4)上記(3)の態様に係る什器システムにおいて、前記閉塞部材は、前方を向く前向面、及び後方を向く後向面を有し、前記前向面は、前記第一什器ユニット前記第一柱部の前記前部柱の後面と、前記第二什器ユニットの前記第三柱部の前記前部柱の後面とに突き当たり、前記後向面は、前記第一什器ユニットの前記第一柱部の前記後部柱の前面と、前記第二什器ユニットの前記第三柱部の前記後部柱の前面と、に突き当たることが好ましい。
本態様によれば、閉塞部材の前向面が、第一什器ユニットの第一柱部、及び第二什器ユニットの第三柱部の前部柱の後面に突き当たり、後向面が、第一什器ユニットの第一柱部、及び第二什器ユニットの第三柱部の後部柱の前面に突き当たる。これにより、閉塞部材は、左右方向において、第一什器ユニットの第一柱部と、第二什器ユニットの第二柱部とに跨がるように設けられることとなる。そして、閉塞部材の前向面、及び後向面が、第一什器ユニットの第一柱部、及び第二什器ユニットの第三柱部の前部柱の後向面、及び後部柱の前向面に突き当たることで、第一什器ユニットと第二什器ユニットとが、前後方向における相対移動不能に拘束される。これにより、第一什器ユニットと第二什器ユニットとが前後方向に位置ずれするのを抑え、什器システムの体裁を整えることができる。
【0009】
(5)上記(1)の態様に係る什器システムにおいて、前記第一柱部を挟んで左右方向で前記第二柱部と反対側に間隔をあけて設けられ、前後方向に間隔をあけて設けられた前部柱及び後部柱を有する第五柱部を備え、前記他の什器部材は、上方を向く天面を有し、前記第一柱部及び前記第五柱部のうち左右方向で向かい合う対向面間に設けられた第三中間部材であり、前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一柱部の前記前部柱及び前記後部柱の間において、前記第一中間部材の前記天面と、前記第三中間部材の前記天面との隙間を閉塞することが好ましい。
本態様によれば、第一柱部と第二柱部との間に設けられた第一中間部材と、第一柱部と第五柱部との間に設けられた第三中間部材とが、第一柱部を挟んで左右方向の一方側の他方側とに設けられている。第一中間部材の天面と第三中間部材との間には、左右方向の隙間がある。閉塞部材は、第一中間部材の天面と、他の什器部材としての第三中間部材との左右方向の隙間を閉塞する。したがって、第一中間部材の天面と第三中間部材との隙間から物品が落下することが抑えられる。その結果、隙間から物品が落下するのを抑え、使い勝手に優れる什器システムを提供することが可能となる。
【0010】
(6)上記(1)から(5)の何れかの態様に係る態様に係る什器システムにおいて、前記閉塞部材の前記上向面は、前記第一中間部材の前記天面と面一に設けられているのが好ましい。
本態様によれば、閉塞部材の上向面が、第一中間部材の天面と面一に設けられていることで、体裁が良好となる。また、閉塞部材の上向面と第一中間部材の天面とに跨がって物品を載置する際、物品を安定して載置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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