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公開番号
2025068801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178816
出願日
2023-10-17
発明の名称
天板昇降式什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
9/00 20060101AFI20250422BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】片持ち支持された昇降式の天板を有する天板昇降式什器において、天板の下方に物体を配置できるようにして利便性の向上を図る。
【解決手段】天板昇降式什器は、床に接地される接地部5、および上下方向に伸縮可能に形成された伸縮部6を有する支持構造体3と、支持構造体3に上下方向に変位可能に支持され、前端部および後端部、並びに重心と後端部との間に位置し、伸縮部6に結合した被結合部69を有する天板2と、を備える。天板2のうち重心と前端部との間の前端部側領域は、上下方向から見て接地部5と重ならない位置に配置されている。天板2には、天板2と他の物体との接触を検知して伸縮部6の伸縮動作を停止させる停止装置が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
床に接地される接地部、および上下方向に伸縮可能に形成された伸縮部を有する支持構造体と、
前記支持構造体に上下方向に変位可能に支持され、水平の第1方向に離間した第1端部および第2端部、並びに重心と前記第1端部との間に位置し、前記伸縮部に結合した被結合部を有する天板と、を備え、
前記天板のうち前記重心と前記第2端部との間の第2端部側領域は、上下方向から見て前記接地部と重ならない位置に配置され、
前記天板には、前記天板と他の物体との接触を検知して前記伸縮部の伸縮動作を停止させる停止装置が設けられている、
天板昇降式什器。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記停止装置のうち少なくとも一部は、前記被結合部に対して前記第2端部寄りに設けられている、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項3】
前記天板は、前記重心と前記第1端部との間の第1端部側領域に設けられ、前記第2端部側領域に対して前記第1端部側領域の剛性を高める補強部を備え、
前記停止装置は、前記補強部に対して前記第2端部寄りに設けられている、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項4】
前記天板は、
前記第1方向に沿う第1の長さと、
前記第1方向に直交する水平の第2方向に沿い、前記第1の長さよりも小さい第2の長さと、
を有する、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項5】
前記停止装置は、前記天板の傾動を検知する検知部を備える、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項6】
前記天板は、
前記天板の上面を形成する天板本体と、
前記天板本体に対して変位可能に設けられ、床面に対向する下面を有する傾動部材と、
を備え、
前記検知部は、前記傾動部材に設けられている、
請求項5に記載の天板昇降式什器。
【請求項7】
前記傾動部材は、前記天板本体に対して片持ち支持されている、
請求項6に記載の天板昇降式什器。
【請求項8】
前記天板は、
前記第1方向に沿う第1の長さと、
前記第1方向に直交する水平の第2方向に沿い、前記第1の長さよりも小さい第2の長さと、
を有し、
前記傾動部材は、前記第1方向に沿う長手方向を有する、
請求項6に記載の天板昇降式什器。
【請求項9】
前記傾動部材は、前記下面を一主面とする平板状である。
請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板昇降式什器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスク装置が配設されているのが一般的である。このようなデスク装置では、執務者の体格や性別、嗜好によって作業のし易い天板の高さが異なることから、天板の高さを変更可能とした昇降機能を備えた天板昇降式什器が使用されている。これにより、執務者の要望に対応した天板高さの作業エリアを提供することができ、執務者への負荷を低減することを可能としている。
【0003】
天板昇降式什器は、上下方向に伸縮可能に形成され、床に固定されるとともに天板を支持する支持構造体を備える。天板昇降式什器は、支持構造体が天板を片持ち支持するように形成される場合がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、上下方向の伸縮動作に伴い天板を昇降させる昇降脚を有し、天板を下方から片持ち支持する支持構造体を備えたテーブルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-137270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、天板が片持ち支持された天板昇降式什器においては、カート等の物体を天板の下方に配置できるように構成し、利便性を向上させることが望まれている。
【0006】
そこで本発明は、片持ち支持された昇降式の天板を有する天板昇降式什器において、天板の下方に物体を配置できるようにして利便性の向上を図るものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係る天板昇降式什器は、床に接地される接地部、および上下方向に伸縮可能に形成された伸縮部を有する支持構造体と、前記支持構造体に上下方向に変位可能に支持され、水平の第1方向に離間した第1端部および第2端部、並びに重心と前記第1端部との間に位置し、前記伸縮部に結合した被結合部を有する天板と、を備え、前記天板のうち前記重心と前記第2端部との間の第2端部側領域は、上下方向から見て前記接地部と重ならない位置に配置され、前記天板には、前記天板と他の物体との接触を検知して前記伸縮部の伸縮動作を停止させる停止装置が設けられている。
【0008】
第1の態様によれば、天板が支持構造体に片持ち支持され、かつ天板の自由端寄りの第2端部側領域の下方に支持構造体の接地部が存在しないことで、天板の下方にカート等の他の物体を配置しやすくなる。さらに、下降する天板が天板の下方に配置した他の物体に接触した場合に、停止装置により天板の下降を停止できる。したがって、物体が天板と床面との間に挟まれることを抑制しつつ、物体を天板の下方に配置できるようにして、天板昇降式什器の利便性を向上させることができる。
【0009】
本発明の第2の態様に係る天板昇降式什器は、上記第1の態様に係る天板昇降式什器において、前記停止装置のうち少なくとも一部は、前記被結合部に対して前記第2端部寄りに設けられていてもよい。
【0010】
第2の態様によれば、天板のうち天板の下降時に他の物体に接触しやすい箇所に停止装置が設けられるので、下降する天板と他の物体との接触をより検知しやすくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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