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公開番号
2025070677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181169
出願日
2023-10-20
発明の名称
天板昇降式什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
13/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】配線を安定して保持し、作業性の良い天板昇降式デスク1を提供する。
【解決手段】天板昇降式デスク1は、天板2と、一対の脚体15と、連結部材40と、を有する。一対の脚体15は、天板2の左右方向に離間して配置され、天板2を昇降可能に支持する。連結部材40は、一対の脚体15を連結し、配線を挿通可能な配線挿通空間42を有する。連結部材40は、配線挿通空間42を後方に開放する後方開口40hを有する。連結部材40の後方に、後方と下方に開放された開放空間Sが形成される。天板昇降式デスク1は、配線トレイ30を有する。配線トレイ30は、開放空間Sの側方に配置され、開放空間Sに連通し配線を収容可能な配線収容空間38を形成する。後方開口40hは、開放空間Sおよび配線収容空間38のうち少なくともいずれか一方に連通している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
天板と、
前記天板の左右方向に離間して配置され、前記天板を昇降可能に支持する一対の脚体と、
前記一対の脚体を連結し、配線を挿通可能な配線挿通空間を有する連結部材と、を有し、
前記連結部材は、前記配線挿通空間を後方に開放する後方開口を有し、
前記連結部材の後方に、後方と下方に開放された開放空間が形成され、
前記開放空間の側方に配置され、前記開放空間に連通し配線を収容可能な配線収容空間を形成する配線トレイを有し、
前記後方開口は、前記開放空間および前記配線収容空間のうち少なくともいずれか一方に連通している、
天板昇降式什器。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記連結部材は、前記配線挿通空間を前方に開放する前方開口を有する、
請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項3】
前記連結部材は、配線を保持可能な底部と、前記底部から上方に立ち上がる立ち上がり部と、を有し、
前記前方開口は、前記立ち上がり部の上方に設けられる、
請求項2に記載の天板昇降式什器。
【請求項4】
前記一対の脚体は、前後方向に伸びる上部アームを有し、
前記開放空間は、左右方向において前記一対の脚体よりも内側に形成される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
【請求項5】
前記配線トレイは、前記開放空間の両側方に設けられる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
【請求項6】
前記一対の脚体に含まれ、前記天板を上下方向に昇降させる駆動ユニットと、
前記駆動ユニットの動作を制御する制御ユニットと、を備える、
前記制御ユニットは、前記開放空間に配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板昇降式什器に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、オフィスや公共施設などでは、各種作業を行うことのできる天板を備えたデスクやテーブルなどの、天板付き什器が用いられている。天板付き什器において、使用者の姿勢や体格、性別、好みなどによって、作業のしやすい天板の高さは個々に異なっている。天板の高さが一定である什器ではこのような実情に対応できないため、天板の高さを上下方向に変更可能な天板昇降式什器が広く用いられている。天板の高さを上下方向に変更するための手法としては、ガススプリングを用いることや、ギアを用いることなどが提案されている。しかしながら、これらの手法では、力の弱い使用者では操作し難い場合があるという問題を有していた。こうした問題に鑑み、昇降手段の操作性を良好にするために、天板の高さを自動的に上下変更できる電動式駆動ユニットを用いた天板昇降式什器が多く採用されている。この手法によれば、使用者が簡易な操作で天板の高さを変更することができる。
【0003】
こうした天板昇降式什器は、天板を昇降させる駆動ユニットを含む一対の脚体と、一対の脚体を連結する連結部材と、により天板を支持する方法が一般的である。さらに、連結部材の内部に形成した配線挿通空間に、配線ケーブルを挿通させるものが知られている。こうした連結部材は、配線作業が行えるように下方に開放している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6627140号公報
特許第6675857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、連結部材が下方に開放する場合には、配線が下方に落ち、使用者の下肢などの物体に干渉し、損傷する可能性を有していた。また、配線作業を行う場合、天板の下方のさらに連結部材の下方にもぐりこみ、上方を見上げた姿勢で作業を行わなければならず、作業性の面で改善の余地を有していた。
【0006】
本発明は、配線を安定して保持し、作業性の良い天板昇降式什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の態様1の天板昇降式什器は、天板と、一対の脚体と、連結部材と、を有する。一対の脚体は、天板の左右方向に離間して配置され、天板を昇降可能に支持する。連結部材は、一対の脚体を連結し、配線を挿通可能な配線挿通空間を有する。連結部材は、配線挿通空間を後方に開放する後方開口を有する。連結部材の後方に、後方と下方に開放された開放空間が形成される。天板昇降式什器は、配線トレイを有する。配線トレイは、開放空間の側方に配置され、開放空間に連通し配線を収容可能な配線収容空間を形成する。後方開口は、開放空間および配線収容空間のうち少なくともいずれか一方に連通している。
【0008】
連結部材の後方開口は後方に開放し、下方に開放していない。そのため、連結部材の配線挿通空間に挿通された配線の脱落が抑制され、配線が安定して保持される。また、配線挿通空間に入りきらない配線の余長を、後方開口に対して直接的にまたは開放空間を介して間接的に連通する配線収容空間で保持できる。これにより、配線の余長の脱落が抑制され、配線が安定して保持される。また、天板昇降式什器の使用者は、連結部材の後方から後方開口を通して水平方向に配線挿通空間の内部を視認できる。そのため、配線作業の作業性が良い。また、連結部材の後方に、後方と下方に開放された開放空間があるため、使用者はこの空間に手を入れて配線収容空間および配線挿通空間の配線作業を行うことができる。そのため、配線作業の作業性が良い。
【0009】
本発明の態様2では、態様1に記載の天板昇降式什器において、連結部材は、配線挿通空間を前方に開放する前方開口を有する。
使用者は、連結部材の前方から前方開口を通して水平方向に配線挿通空間を視認できる。また使用者は、前方開口から配線挿通空間に手を入れて配線作業を行うことができる。そのため、配線作業の作業性が良い。
【0010】
本発明の態様3では、態様2に記載の天板昇降式什器において、連結部材は、配線を保持可能な底部と、底部から上方に立ち上がる立ち上がり部と、を有する。前方開口は、立ち上がり部の上方に設けられる。
底部により配線が安定して保持される。また、立ち上がり部により配線挿通空間内の配線の前方への露出が抑制されるので、体裁が良い。また、前方開口により前方から配線作業を行いやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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