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公開番号2025070667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181158
出願日2023-10-20
発明の名称天板昇降式什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 9/20 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】天板の下方において使用者が使用可能な空間を確保しつつ、制御装置に接続された配線が外れることを抑制できる構造を有する天板昇降式什器を提供する。
【解決手段】天板昇降式什器は、天板と、天板を昇降させる昇降装置を有し天板を支持する支持体と、昇降装置を制御する制御装置と、天板の下方に位置する物品載置トレイと、を備え、物品載置トレイは、天板の下方に隙間を空けて対向するトレイ本体部と、トレイ本体部から上方に突出する第1突出部と、を有し、天板とトレイ本体部との隙間は、上下方向と交差する第1方向の第1側に開放され、制御装置の少なくとも一部は、天板とトレイ本体部との隙間に露出して配置され、制御装置は、配線が接続されるコネクタ部を有し、第1突出部の少なくとも一部は、コネクタ部よりも第1側に位置する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
天板と、
前記天板を昇降させる昇降装置を有し前記天板を支持する支持体と、
前記昇降装置を制御する制御装置と、
前記天板の下方に位置する物品載置トレイと、
を備え、
前記物品載置トレイは、
前記天板の下方に隙間を空けて対向するトレイ本体部と、
前記トレイ本体部から上方に突出する第1突出部と、
を有し、
前記天板と前記トレイ本体部との隙間は、上下方向と交差する第1方向の第1側に開放され、
前記制御装置の少なくとも一部は、前記天板と前記トレイ本体部との隙間に露出して配置され、
前記制御装置は、配線が接続されるコネクタ部を有し、
前記第1突出部の少なくとも一部は、前記コネクタ部よりも前記第1側に位置する、天板昇降式什器。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1突出部のうち前記天板と前記トレイ本体部との間に位置する部分の少なくとも一部における前記第1方向の寸法は、上下方向と交差し前記第1方向と直交する方向における前記第1突出部と前記制御装置との間の距離よりも大きい、請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項3】
前記第1突出部の上側の端部は、前記コネクタ部よりも上方に位置する、請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項4】
前記トレイ本体部の前記第1側の縁部には、上方に突出する立ち上がり部が設けられている、請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項5】
前記第1突出部の上側の端部は、前記立ち上がり部の上側の端部よりも上方に位置する、請求項4に記載の天板昇降式什器。
【請求項6】
前記第1突出部は、前記トレイ本体部のうち前記第1方向の両端部から前記第1方向に離れた中間部に設けられている、請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項7】
前記第1突出部の前記第1方向の中心は、前記トレイ本体部の前記第1方向の中心よりも前記第1側に位置する、請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項8】
前記昇降装置は、上下方向と交差し前記第1方向と直交する第2方向に間隔を空けて配置された一対の昇降脚を有し、
前記物品載置トレイは、前記第2方向に間隔を空けて一対配置され、
前記制御装置の前記第2方向の位置は、前記一対の物品載置トレイ同士の前記第2方向の間の位置である、請求項1に記載の天板昇降式什器。
【請求項9】
前記制御装置の前記第1側には、電源タップを保持可能な保持部が設けられている、請求項8に記載の天板昇降式什器。
【請求項10】
前記コネクタ部は、前記制御装置の前記第2方向の側面に設けられ、前記天板と前記トレイ本体部との隙間に露出している、請求項8に記載の天板昇降式什器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板昇降式什器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスクが配設されているのが一般的である。このようなデスクにおいて、作業のし易い天板高さは、執務者の体格や性別、嗜好等によって個々によって大きく異なる。しかし、天板高さが一定である一般的なデスクでは前記の実状に対応できないため、従来、天板高さを上下に変更可能とした天板昇降式デスク(天板昇降式什器)が提供されている。
【0003】
このような天板昇降式デスクを用いることにより、執務者の要望に応じた天板高さの作業エリアを提供することができ、作業効率を向上すると共に、執務者の体への負荷を低減することができる。天板高さを上下に変更するための手法としては、ガススプリングを用いることや、ギアを用いることなどが提案されている。これらの手法によれば、天板昇降式デスクを比較的簡易な構造にすることができ、天板昇降式デスクの製造コストを安く抑えることができる。
【0004】
しかしながら、これらの手法では、力の弱い執務者では操作し難い場合があったり、天板の高さにおける操作姿勢の悪さの影響を受けやすいという問題を有していた。こうした問題に鑑み、執務者の操作性を良好にする手法として、天板高さを自動的に上下変更できる昇降機構ユニット(昇降装置)を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この手法によれば、執務者が簡易な操作で天板高さを変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6627140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような天板昇降式デスクにおいては、昇降機構ユニットを制御する制御ユニット(制御装置)に接続されたケーブルに使用者が不用意に触れるなどして当該ケーブルが外れることを抑制するなどのために、一対の脚体同士を接続する連結部材に設けられた空間部内に制御ユニットを配置する場合がある。この場合、制御ユニットを収容するために連結部材が大型化し、天板の下方に設けられる物品載置トレイが相対的に小さくなる問題があった。したがって、天板の下方において使用者が使用可能な空間が小さくなる問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みて、天板の下方において使用者が使用可能な空間を確保しつつ、制御装置に接続された配線が外れることを抑制できる構造を有する天板昇降式什器を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1) 本発明の天板昇降式什器の一つの態様は、天板と、前記天板を昇降させる昇降装置を有し前記天板を支持する支持体と、前記昇降装置を制御する制御装置と、前記天板の下方に位置する物品載置トレイと、を備え、前記物品載置トレイは、前記天板の下方に隙間を空けて対向するトレイ本体部と、前記トレイ本体部から上方に突出する第1突出部と、を有し、前記天板と前記トレイ本体部との隙間は、上下方向と交差する第1方向の第1側に開放され、前記制御装置の少なくとも一部は、前記天板と前記トレイ本体部との隙間に露出して配置され、前記制御装置は、配線が接続されるコネクタ部を有し、前記第1突出部の少なくとも一部は、前記コネクタ部よりも前記第1側に位置する。
【0009】
本発明の天板昇降式什器の一つの態様によれば、制御装置の少なくとも一部が天板とトレイ本体部との隙間に露出して配置されているため、制御装置を当該隙間から隔離して配置する場合に比べて、制御装置を隔離する空間を別途用意する必要がない分、天板昇降式什器を大型化することなく天板とトレイ本体部との隙間を広くしやすい。これにより、天板の下方において使用者が使用可能な空間を確保できる。したがって、使用者は、天板とトレイ本体部との隙間に第1側から手を挿入して、トレイ本体部上に配線などの物品を載置する作業などを行いやすい。また、第1突出部の少なくとも一部がコネクタ部よりも第1側に位置するため、天板とトレイ本体部との隙間に第1側から挿入された使用者の手が、制御装置のコネクタ部に触れることを、第1突出部によって抑制しやすい。また、第1側から隙間内において作業を行う使用者からコネクタ部が視認されることを第1突出部によって抑制しやすい。これらにより、制御装置の少なくとも一部を隙間に露出する位置に配置しても、使用者が不用意にコネクタ部に接続された配線に触れること、および使用者が誤って配線を引き抜くことなどを抑制できる。以上により、本発明の天板昇降式什器の一つの態様によれば、制御装置の少なくとも一部を隙間に露出させることによって天板の下方において使用者が使用可能な空間を確保しつつ、制御装置に接続された配線が外れることを第1突出部によって抑制できる。
【0010】
(2) 上記(1)の態様に係る天板昇降式什器において、前記第1突出部のうち前記天板と前記トレイ本体部との間に位置する部分の少なくとも一部における前記第1方向の寸法は、上下方向と交差し前記第1方向と直交する方向における前記第1突出部と前記制御装置との間の距離よりも大きい構成としてもよい。
この態様によれば、第1突出部と制御装置とを、上下方向と交差し第1方向と直交する方向において比較的近づけて配置しつつ、第1突出部の第1方向の寸法を比較的大きくしやすい。これにより、天板とトレイ本体部との隙間の第1側から使用者が作業を行う際に、使用者から見てコネクタ部が第1突出部によって覆われやすくでき、使用者の手がコネクタ部に不用意に接触すること、および使用者が誤って配線を引き抜くことなどをより好適に抑制できる。したがって、制御装置に接続された配線が外れることをより好適に抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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