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公開番号2025034710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141259
出願日2023-08-31
発明の名称スイッチ装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H01H 9/18 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ブラインド操作性が高められたスイッチ装置を提供する。
【解決手段】検出部11は、被制御装置に所望の動作を実行させるためのユーザの指示入力を検出可能である。クッション層12は、検出部11を覆っている。クッション層12は、第一柔軟性を有する第一部分121と、当該第一柔軟性よりも高い第二柔軟性を有する第二部分122とを有している。第二部分122は、検出部11と対向するように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被制御装置に所望の動作を実行させるためのユーザの指示入力を検出可能な検出部と、
前記検出部を覆っているクッション層と、
を備えており、
前記クッション層は、第一柔軟性を有する第一部分と、当該第一柔軟性よりも高い第二柔軟性を有する第二部分とを有しており、
前記第一部分と前記第二部分の一方が、前記検出部と対向するように配置されている、
スイッチ装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記クッション層は、前記検出部により近い第一の面と、前記検出部からより遠い第二の面とを有しており、
前記第二柔軟性は、前記第二部分における少なくとも前記第二の面に形成された凹凸部により実現されている、
請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記第一部分と前記第二部分は、同一の材料により形成されている、
請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項4】
前記クッション層は、ワンピース成形品である、
請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項5】
前記クッション層を支持し、前記クッション層よりも高い剛性を有する基材を備えている、
請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項6】
前記検出部は、前記指示入力により変位する可動部材を備えており、
前記基材は、前記可動部材の変位を許容する開口部を有しており、
前記第一部分は、前記可動部材と対向するように配置されている、
請求項5に記載のスイッチ装置。
【請求項7】
前記第一部分は、可動部材の変位に伴い前記開口部内に進入可能である、
請求項6に記載のスイッチ装置。
【請求項8】
ユーザに対して露出する表面を有しており、かつ少なくとも前記クッション層を覆う表皮材を備えている、
請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項9】
前記クッション層は、前記検出部により近い第一の面と、前記検出部からより遠い第二の面とを有しており、
前記第二柔軟性は、前記第二部分における前記第二の面に形成された凹凸部により実現されており、
前記凹凸部に含まれる凸部の先端は、前記表皮材に接している、
請求項8に記載のスイッチ装置。
【請求項10】
前記被制御装置は、移動体に搭載されている、
請求項1に記載のスイッチ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スイッチ装置に関連する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、移動体の一例としての車両に搭載されるスイッチ装置を開示している。当該装置は、ユーザの操作入力に伴う外力により変位する可動部材により操作されるタクトスイッチを備えている。可動部材は、クッション部材により覆われている。クッション部材は、表皮材により覆われている。ユーザが表皮材における可動部材に対向する部分を押圧することにより、可動部材が変位し、タクトスイッチが操作される。可動部材と表皮材の間にクッション材が介在されているので、柔らかな押圧操作感が提供される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-024832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ブラインド操作性が高められたスイッチ装置を提供することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示により提供される態様例の一つは、スイッチ装置であって、
被制御装置に所望の動作を実行させるためのユーザの指示入力を検出可能な検出部と、
前記検出部を覆っているクッション層と、
を備えており、
前記クッション層は、第一柔軟性を有する第一部分と、当該第一柔軟性よりも高い第二柔軟性を有する第二部分とを有しており、
前記第一部分と前記第二部分の一方が、前記検出部と対向するように配置されている。
【0006】
上記のような構成によれば、ユーザは、スイッチ装置における指示入力を受け付け可能な位置を、クッション層から提供される感触の変化を通じて、目視に頼ることなく認識できる。したがって、ブラインド操作性が高められたスイッチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るスイッチ装置の構成を例示している。
図1のクッション層を上方から見た外観を例示している。
図1のスイッチ装置の動作の一例を示している。
図1のスイッチ装置の動作の別例を示している。
図1のクッション層の形状の別例を示している。
図1のクッション層の形状の別例を示している。
図1のクッション層の形状の別例を示している。
図1のクッション層の形状の別例を示している。
図1のスイッチ装置が設置される車両を例示している。
図1のスイッチ装置の構成の別例を示している。
図1のクッション層の形状の別例を示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。説明に用いられる各図においては、例示される各要素を認識可能な大きさとするために、縮尺を適宜に変更している。
【0009】
添付の図面において、矢印Fは、図示された構造の前方向を示している。矢印Bは、図示された構造の後方向を示している。矢印Uは、図示された構造の上方向を示している。矢印Dは、図示された構造の下方向を示している。矢印Rは、図示された構造の右方向を示している。矢印Lは、図示された構造の左方向を示している。これらの方向に係る表現は、説明の便宜のために用いるものであり、図示された構造の実際の使用状態における姿勢や方向を限定するものではない。
【0010】
本明細書で用いられる「前後方向」という語は、上記の前方向と後方向に沿う方向を意味している。本明細書で用いられる「上下方向」という語は、上記の上方向と下方向に沿う方向を意味している。本明細書で用いられる「左右方向」という語は、上記の左方向と右方向に沿う方向を意味している。
(【0011】以降は省略されています)

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