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公開番号
2025034649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141154
出願日
2023-08-31
発明の名称
飲料供給装置の原材料キャニスタ
出願人
サンデン・リテールシステム株式会社
代理人
弁理士法人相原国際知財事務所
主分類
B67D
1/08 20060101AFI20250306BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】同一の部品で蓋体のロック機能の有無を容易に変更可能な飲料供給装置の原材料キャニスタを提供する
【解決手段】コーヒーマシンの上部に配置され開口部を有し原材料を貯留する容器であるキャニスタ本体部と、開口部を覆う蓋体11とを備えたキャニスタであって、蓋体11に着脱可能に保持されるロックユニット20を有し、ロックユニット20は蓋体11に対する取付方向が変更可能に保持され、蓋体11によってキャニスタ本体部の開口部を覆った際に、キャニスタ本体部と蓋体11とがロック可能となる第1仕様の取付方向と、ロック不能である第2仕様の取付方向とに変更可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
飲料供給装置の上部に配置され開口部を有し原材料を貯留する容器であるキャニスタ本体部と、前記開口部を覆う蓋体とを備えた原材料キャニスタであって、
前記蓋体に着脱可能に保持されるロックユニットを有し、
前記ロックユニットは、前記蓋体に対する取付け方向を変更可能に保持され、前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記キャニスタ本体部と前記蓋体とがロック可能となる第1仕様の取付方向と、ロック不能である第2仕様の取付方向とに変更可能である
ことを特徴とする飲料供給装置の原材料キャニスタ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ロックユニットは、外方に突出する爪部を有する第1面部と、前記第1面部と対向し平面である第2面部と、を有し、
前記キャニスタ本体部には、前記爪部が係止される係止穴が設けられ、
前記蓋体には、前記ロックユニットを保持する保持部が備えられ、
前記第1面部及び前記第2面部のいずれかを前記蓋体の外方に向けて保持させることで、前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記爪部が前記係止穴に係止可能な前記第1仕様と、前記爪部が前記係止穴に係止されない前記第2仕様と、に変更可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置の原材料キャニスタ。
【請求項3】
前記ロックユニットは前記第1面部と前記第2面部とを離間する方向に付勢する付勢部を有し、
前記第1仕様の前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記爪部が前記係止穴に係止されて前記キャニスタ本体部と前記蓋体とがロックされ、前記付勢部の付勢に抗して前記第1面部を前記第2面部に近づく方向に移動させることで、前記爪部と前記係止穴との係止が解除されて前記キャニスタ本体部と前記蓋体とがロックが解除される
ことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置の原材料キャニスタ。
【請求項4】
前記キャニスタ本体部には、前記第1仕様の前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記ロックユニットの前記爪部の先端が前記係止穴から外部に露出し、前記係止穴から露出した前記爪部の先端が内方に押し込まれることで、前記爪部と前記係止穴との係止が解除され、
前記係止穴は、指の先端部より小さい
ことを特徴とする請求項3に記載の飲料供給装置の原材料キャニスタ。
【請求項5】
前記保持部は前記蓋体の対向する一対の端部に夫々前記保持部を備え、
前記キャニスタ本体部には、前記保持部に保持された前記ロックユニットの爪部が係止される係止穴が、前記保持部に対して夫々設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置の原材料キャニスタ。
【請求項6】
飲料供給装置の上部に配置され開口部を有し原材料を貯留する容器であるキャニスタ本体部と、前記開口部を覆う蓋体とを備えた原材料キャニスタであって、
前記キャニスタ本体部に着脱可能に保持されるロックユニットを有し、
前記ロックユニットは、前記キャニスタ本体部に対する取付け方向を変更可能に保持され、前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記キャニスタ本体部と前記蓋体とがロック可能となる第1仕様の取付方向と、ロック不能である第2仕様の取付方向とに変更可能である
ことを特徴とする飲料供給装置の原材料キャニスタ。
【請求項7】
前記ロックユニットは、外方に突出する爪部を有する第1面部と、前記第1面部と対向し平面である第2面部と、を有し、
前記蓋体には、前記爪部が係止される係止穴が設けられ、
前記キャニスタ本体部には、前記ロックユニットを保持する保持部が備えられ、
前記第1面部及び前記第2面部のいずれかを前記キャニスタ本体部の外方に向けて保持させることで、前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記爪部が前記係止穴に係止可能な前記第1仕様と、前記爪部が前記係止穴に係止されない前記第2仕様と、に変更可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置の原材料キャニスタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給装置の原材料等を貯留するキャニスタの蓋のロック機構に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
コンビニエンスストア等に備えられているコーヒーマシンのような飲料供給装置には、コーヒー豆や粉末等の原材料を貯留しておく容器であるキャニスタが備えられている。
キャニスタは、例えばコーヒーマシンの上部に備えられ、その上部に蓋が設けられており、蓋を開いてキャニスタ内に原材料を補給可能になっている構成が多い。
【0003】
例えば特許文献1には、カップ式飲料自動販売機において、飲料の原材料であるコーヒー粉末を貯留するキャニスタが備えられている。キャニスタの上部は開口部を有し、開口部を覆うように蓋体が備えられている。キャニスタの開口部及び蓋体は矩形状であって、蓋体は一辺がヒンジを介して上下方向に揺動可能にキャニスタの本体部(箱体)に支持されている。ヒンジの対向する側でキャニスタの開口部の縁部と蓋体とはマグネットによって係止可能になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-160944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、蓋体を含むキャニスタの上部を外部に露出させた飲料供給装置を多くの人が取り扱い可能な場所に設置した場合、いたずら等を防止するためにキャニスタの蓋体にロック機構を備えることが要求される場合がある。
また、例えばコンビニエンスストアのカウンタ内のように店員のみが取り扱い可能な場所に設置した場合には、ロック機構は不要である場合が多い。
したがって、ロック機能の有無によって飲料供給装置の仕様が異なることになり、飲料供給装置の製造者にとっては部品の種類が増加するといった問題点がある。また、飲料供給装置を設置したユーザーにおいては、例えば、装置の設置後に設置場所がキャニスタの蓋体にロック機構が不要な場所から必要な場所に変更になった場合に、キャニスタを交換したり、装置全体を仕様の異なる飲料供給装置に交換したりしなければならないといった問題点がある。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、同一の部品で蓋体のロック機能の有無を容易に変更可能な飲料供給装置の原材料キャニスタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の飲料供給装置の原材料キャニスタは、飲料供給装置の上部に配置され開口部を有し原材料を貯留する容器であるキャニスタ本体部と、前記開口部を覆う蓋体とを備えた原材料キャニスタであって、前記蓋体に着脱可能に保持されるロックユニットを有し、前記ロックユニットは、前記蓋体に対する取付け方向を変更可能に保持され、前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記キャニスタ本体部と前記蓋体とがロック可能となる第1仕様の取付方向と、ロック不能である第2仕様の取付方向と、に変更可能であることを特徴とする。
【0008】
あるいは、本発明の飲料供給装置の原材料キャニスタは、飲料供給装置の上部に配置され開口部を有し原材料を貯留する容器であるキャニスタ本体部と、前記開口部を覆う蓋体とを備えた原材料キャニスタであって、前記キャニスタ本体部に着脱可能に保持されるロックユニットを有し、前記ロックユニットは、前記キャニスタ本体部に対する取付け方向を変更可能に保持され、前記蓋体によって前記開口部を覆った際に、前記キャニスタ本体部と前記蓋体とがロック可能な第1仕様の取付方向と、ロック不能な第2仕様の取付方向と、に変更可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、飲料供給装置の原材料キャニスタにおいて、蓋体またはキャニスタ本体に対しロックユニットが着脱可能であり、蓋体またはキャニスタ本体に対するロックユニットの取付方向を変更することで、ロック機能の有無を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態のキャニスタを備えたコーヒーマシンの概略外部形状を示す斜視図である。
本実施形態のキャニスタの外形を示す斜視図である。
蓋体を外した状態のキャニスタの構造を示す斜視図であり、ロックユニットを追記した図である。
ロック機能を有する蓋体におけるロックユニットの取付部の構造を示す斜視図である。
ロックユニットの構造を示す斜視図である。
ロックユニットの構造を示す斜視図である。
ロック機能を有する蓋体での、蓋体に対するロックユニットの取付方向を示す説明図である。
ロック機能を有する蓋体でのロックユニット取付部の構造を示す縦断面図である。
ロック機能を不要とする場合での、蓋体に対するロックユニットの取付方向を示す説明図である。
ロック機能を不要とする蓋体におけるロックユニットの取付部の構造を示す斜視図である。
ロック機能を不要とする蓋体でのロックユニット取付部の構造を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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