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公開番号2025034390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140741
出願日2023-08-31
発明の名称撮像装置、制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/40 20230101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置の姿勢に応じた撮影モードであることをユーザが容易に認識できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、複数のタリーを有する撮像装置であって、該撮像装置の姿勢を検出する検出手段と、撮影する映像が第1の構図となる姿勢を検出手段が検出した場合、第1の撮影モードに対応する第1のタリーを用いて第1の撮影モードに設定されていることを報知し、撮影する映像が第2の構図となる姿勢を検出手段が検出した場合、第2の撮影モードに対応する第2のタリーを用いて第2の撮影モードに設定されていることを報知する制御手段と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のタリーを有する撮像装置であって、
該撮像装置の姿勢を検出する検出手段と、
撮影する映像が第1の構図となる姿勢を前記検出手段が検出した場合、第1の撮影モードに対応する第1のタリーを用いて前記第1の撮影モードに設定されていることを報知し、
撮影する映像が第2の構図となる姿勢を前記検出手段が検出した場合、第2の撮影モードに対応する第2のタリーを用いて前記第2の撮影モードに設定されていることを報知する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1の構図は、撮影する映像が横長となる構図であり、
前記第2の構図は、撮影する映像が縦長となる構図であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1のタリーが設けられる第1の面と、前記第2のタリーが設けられる第2の面とは互いに略直交していることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第2のタリーは、少なくとも一部が前記第2の面から突出していることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第2のタリーは、該撮像装置の光軸の方向に離れた位置に複数、配置されていることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1のタリーは、前記第1の構図となる姿勢において該撮像装置の上側となる第1の面に設けられ、
前記第2のタリーは、前記第2の構図となる姿勢において該撮像装置の上側となる第2の面に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
撮影する映像が前記第1の構図となる姿勢を前記検出手段が検出した場合、前記第1のタリーを点灯するとともに前記第2のタリーを消灯することにより前記第1の撮影モードに設定されていることを報知し、
撮影する映像が前記第2の構図となる姿勢を前記検出手段が検出した場合、前記第2のタリーを点灯するとともに前記第1のタリーを消灯することにより前記第2の撮影モードに設定されていることを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
前記第1の撮影モードに設定されている状態で該撮像装置にエラーが発生した場合には、前記第2のタリーを用いてエラーを報知し、
前記第2の撮影モードに設定されている状態で該撮像装置にエラーが発生した場合には、前記第1のタリーを用いてエラーを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項9】
設置面を有する基台と、
前記基台に対してパン回転する旋回ヘッドと、
前記旋回ヘッドに対してチルト回転する撮像部と、を有し、
前記第1のタリーおよび前記第2のタリーは、前記撮像部の筐体に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項10】
複数のタリーを有する撮像装置の制御方法であって、
該撮像装置の姿勢を検出する検出ステップと、
撮影する映像が第1の構図となる姿勢が前記検出ステップにおいて検出された場合、第1の撮影モードに対応する第1のタリーを用いて前記第1の撮影モードに設定されていることを報知し、
撮影する映像が第2の構図となる姿勢が前記検出ステップにおいて検出された場合、第2の撮影モードに対応する第2のタリーを用いて前記第2の撮影モードに設定されていることを報知する制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、制御方法およびプログラム等に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンやタブレット端末等の縦長の電子ディスプレイで映像を視聴することが普及している。従来の映像制作用のカメラや、インターネットを利用した映像配信に適したPTZカメラは、横長の映像を撮影するのに適した製品となっている。したがって、このようなカメラを用いて縦長の映像を撮影(縦撮り)して配信する場合には、カメラを90°傾けて撮影した映像を配信することが行われる。
【0003】
非特許文献1には、カメラ部のみを90°回転させて撮影するPTZカメラが提案されている。PTZカメラを90°回転させた際には映像を90°回転させて配信する縦撮りモードに切り替えられることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
Insta360 Link - AI駆動の4Kウェブカメラ,ポートレートモード,[online],insta360.com,[令和4年4月20日検索],インターネット <URL:https://www.insta360.com/jp/product/insta360-link>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、撮像装置を90°傾けた際に、撮影モードが縦撮りモードに正しく切り替えられているのかを、被撮影者や撮影者(撮影補助者を含む)等のユーザが認識することができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、撮像装置の姿勢に応じた撮影モードであることをユーザが容易に認識できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、複数のタリーを有する撮像装置であって、該撮像装置の姿勢を検出する検出手段と、撮影する映像が第1の構図となる姿勢を前記検出手段が検出した場合、第1の撮影モードに対応する第1のタリーを用いて前記第1の撮影モードに設定されていることを報知し、撮影する映像が第2の構図となる姿勢を前記検出手段が検出した場合、第2の撮影モードに対応する第2のタリーを用いて前記第2の撮影モードに設定されていることを報知する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置の姿勢に応じた撮影モードであることをユーザが容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置の全体構成の一例を示す斜視図である。
撮像装置を正面から見た構成の一例を示す図である。
撮像装置を縦撮り用に設置した状態の一例を示す図である。
撮像装置を縦撮り用に設置した状態の一例を示す図である。
撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。
撮像装置による処理の一例を示すフローチャートである。
撮像装置を縦撮り用に設置した状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。本実施形態では撮像装置がPTZ(パンチルトズーム)カメラ10である場合を例にして説明する。本実施形態のPTZカメラ10は、ネットワークカメラであり、遠隔操作に応じて、撮影したり、パン回転やチルト回転等をしたりすることが可能である。また、PTZカメラ10は、撮影している映像をネットワークを介して外部に配信することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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