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公開番号2025033493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139239
出願日2023-08-29
発明の名称消化管蠕動運動を阻害するための組成物、及び消化管蠕動運動を阻害する方法
出願人京都府公立大学法人
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類A61K 45/00 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、単独投与でも消化管の蠕動運動を阻害することが可能な化合物を含む、消化管蠕動運動を阻害するための組成物を提供することを一課題とする。
【解決手段】Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤を含む、消化管蠕動運動を阻害するための組成物により課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤を含む、消化管蠕動運動を阻害するための組成物。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤が、3-アリールクマリン化合物、及びアスコルビン酸化合物から選択される少なくとも一種である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
3-アリールクマリン化合物が、下記一般式(I)で表される化合物、又はその薬学的に許容される塩、配糖体、若しくはエステル化体である、請求項2に記載の組成物:
TIFF
2025033493000011.tif
49
167
(式中、R

は、水素原子、水酸基、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐鎖状アルコキシ基、炭素数1~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルキル基、又は炭素数2~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルケニル基であり、


は、炭素数2~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルケニル基、又は炭素数1~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルキル基であり、


は、水素原子、炭素数1~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルキル基、又は炭素数2~6の直鎖若しく状分岐鎖のアルケニル基であり、
mは、0~5の整数である。)
【請求項4】
一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(II)で表される化合物である、請求項3に記載の組成物:
TIFF
2025033493000012.tif
54
167
(式中、R

、R

、R

は上記に同じ。)。
【請求項5】
一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(III)で表される化合物である、請求項3に記載の組成物:
TIFF
2025033493000013.tif
48
167
(式中、R

、R

、R

は上記に同じ。)。
【請求項6】


が、プレニル基である、請求項4に記載の組成物。
【請求項7】
プレニル基が、下式(IV)で表される基である、請求項5に記載の組成物:
TIFF
2025033493000014.tif
28
167

【請求項8】
一般式(I)で表される化合物がグリシクマリンである、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
アスコルビン酸化合物が、アスコルビン酸、アスコルビン酸-2-リン酸、アスコルビン酸2-グルコシド、3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸、グリセリルオクチルアスコルビン酸、アスコルビン酸モノステアレート、アスコルビン酸モノパルミテート、アスコルビン酸ジパルミテート、アスコルビン酸テトライソパルミテート、及びこれらの薬学的に許容される塩よりなる群から選択される一種である、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
in vitroにおいて、Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤を動物の消化管組織と接触させる工程を含む、消化管蠕動運動を阻害する方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書には、消化管蠕動運動を阻害するための組成物、及び消化管蠕動運動を阻害する方法が開示される。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS)における腹痛に対して、漢方薬である桂枝加芍薬湯が改善に寄与したことが報告されている。また、生薬である芍薬、甘草は鎮痙作用を有することが報告されている。さらに芍薬と甘草を含有する芍薬甘草湯(SKT)は内視鏡検査時に腸管収縮抑制作用を認めると報告されている(非特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Kimura M et al. Japan J Pharmacol. 1984; 36: 275-82
Maeda, T. et al. J. Pharmacobio-Dyn. 1983; 6: 153
Ai M et al. World J Gastroenterol. 2006; 12: 760-4
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、漢方薬は様々な成分を含んでおり、非特許文献1においても、芍薬甘草湯に含まれるpaeoniflorin、及びglycyrrhizinの組み合わせが、神経筋接合部の遮断効果を有すると記載されている。
本発明は、単独投与でも消化管の蠕動運動を阻害することが可能な化合物を含む、消化管蠕動運動を阻害するための組成物を提供することを一課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の実施形態を含みうる。
項1.Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤を含む、消化管蠕動運動を阻害するための組成物。
項2.Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤が、3-アリールクマリン化合物、及びアスコルビン酸化合物から選択される少なくとも一種である、項1に記載の組成物。
項3.3-アリールクマリン化合物が、下記一般式(I)で表される化合物、又はその薬学的に許容される塩、配糖体、若しくはエステル化体である、項2に記載の組成物:
TIFF
2025033493000001.tif
51
170
(式中、R

は、水素原子、水酸基、炭素数1~3の直鎖若しくは分岐鎖状アルコキシ基、炭素数1~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルキル基、又は炭素数2~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルケニル基であり、


は、炭素数2~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルケニル基、又は炭素数1~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルキル基であり、


は、水素原子、炭素数1~6の直鎖若しくは分岐鎖状アルキル基、又は炭素数2~6の直鎖若しく状分岐鎖のアルケニル基であり、
mは、0~5の整数である。)
項4.一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(II)で表される化合物である、項3に記載の組成物:
TIFF
2025033493000002.tif
53
170
(式中、R

、R

、R

は上記に同じ。)。
項5.一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(III)で表される化合物である、項3に記載の組成物:
TIFF
2025033493000003.tif
49
170
(式中、R

、R

、R

は上記に同じ。)。
項6.R

が、プレニル基である、項4に記載の組成物。
項7.プレニル基が、下式(IV)で表される基である、項1~5のいずれか一項に記載の組成物:
TIFF
2025033493000004.tif
24
170

項8.一般式(I)で表される化合物がグリシクマリンである、項1に記載の組成物。
項9.アスコルビン酸化合物が、アスコルビン酸、アスコルビン酸-2-リン酸、アスコルビン酸2-グルコシド、3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸、グリセリルオクチルアスコルビン酸、アスコルビン酸モノステアレート、アスコルビン酸モノパルミテート、アスコルビン酸ジパルミテート、アスコルビン酸テトライソパルミテート、及びこれらの薬学的に許容される塩よりなる群から選択される一種である、項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
項10.in vitroにおいて、Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤を動物の消化管組織と接触させる工程を含む、消化管蠕動運動を阻害する方法。
【発明の効果】
【0006】
消化管蠕動運動を阻害するための組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
蠕動運動観察システム100の概観図を示す。
生理食塩水を臓器槽に添加した前後の蠕動運動の時空間マッピングの結果を示す。
SKTを臓器槽に添加した前後の蠕動運動の時空間マッピングの結果を示す。
生理食塩水、SKTのそれぞれを臓器槽に添加した際のPF、AUC、及びPPAの値を示す。
カンゾウ粉末を臓器槽に添加した前後の蠕動運動の時空間マッピングの結果を示す。
生理食塩水、シャクヤク粉末、カンゾウ粉末のそれぞれを臓器槽に添加した際のPF、AUC、及びPPAの値を示す。
GMを臓器槽に添加した前後の蠕動運動の時空間マッピングの結果を示す。
DMSO液(control)、GA、GM、GAGのそれぞれを臓器槽に添加した際のPF、AUC、及びPPAの値を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.消化管蠕動運動を阻害するための組成物
ある実施形態は、消化管蠕動運動を阻害するための組成物(以下、単に「組成物」とも表記する)に関する。組成物は、Cav3.2 T型カルシウムチャネル阻害剤を含む。
【0009】
Cav3(T)型カルシウムイオンチャネルは、低閾値(約-60 mV)で活性化される。T型カルシウムイオンチャネルのチャネルポアは、α1サブユニットのみから構成されカルシウムイオンチャネルとして機能する。α1サブユニットには、Cav3.1(α1G)、Cav3.2(α1H)及び Cav3.3(α1I)の3つのサブタイプが存在する。本実施形態においては、Cav3.2(本明細書において、「Cav3.2 T型カルシウムチャネル」とも表記する)を阻害するカルシウムチャネル阻害剤を消化管蠕動運動を阻害するための組成物に添加する。
【0010】
消化管蠕動運動を阻害するとは、消化管の蠕動運動を組成物を摂取後、一定時間停止させることを意図する。消化管蠕動運動が阻害されているか否かの評価方法は、次項の「消化管蠕動運動を阻害する方法」において説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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