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公開番号
2025033440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139160
出願日
2023-08-29
発明の名称
蓄電モジュール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/213 20210101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】円筒型蓄電セルへの衝撃を緩和することが可能な蓄電モジュールを提供する。
【解決手段】蓄電モジュール100は、複数の蓄電セル10(円筒型蓄電セル)と、複数の蓄電セル10に取り囲まれるように配置された柱部20と、複数の蓄電セル10を収容するケース30とを備える。柱部20は、Z方向に沿って延びている。Z方向(軸方向)における柱部の長さL1は、Z方向における複数の蓄電セル10の各々の長さL2より大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向が互いに略平行となるように配置された複数の円筒型蓄電セルと、
前記複数の円筒型蓄電セルに取り囲まれるように配置された少なくとも1つの柱部と、
前記複数の円筒型蓄電セルを収容するケースと、を備え、
前記柱部は、前記軸方向に沿って延びており、
前記軸方向における前記柱部の長さは、前記軸方向における前記複数の円筒型蓄電セルの各々の長さより大きい、蓄電モジュール。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記柱部は、前記軸方向に延びるとともに冷媒が流通する内部流路、または、消火剤が充填されている空洞部が形成されている、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項3】
前記ケースに収容され、前記複数の円筒型蓄電セルを冷却するための冷却器をさらに備え、
前記冷却器は、前記軸方向における前記柱部の一方端と接することにより、前記一方端から前記柱部を冷却するように構成されている、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項4】
前記軸方向における前記柱部の一方端と前記ケースとの間に配置されている熱伝導部材をさらに備え、
前記熱伝導部材の熱伝導率は、前記柱部および前記ケースの各々の熱伝導率よりも高い、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項5】
前記ケースは、
前記軸方向における前記柱部の一方端側に設けられる壁部と、
前記壁部に配置されている複数のフィンと、を含み、
前記複数のフィンが形成されている領域は、前記柱部と前記軸方向に重なる位置に設けられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の蓄電モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許第4921629号公報(特許文献1)には、複数の円筒状の電池モジュールが配列されている電池パック構造体が開示されている。複数の電池モジュールの各々は、軸方向の両端が電池ホルダにより固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4921629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、複数の電池モジュールの各々の軸方向の両端が電池ホルダにより固定されているため、電池ホルダに加えられた衝撃が直接的に電池モジュールに伝わる。電池モジュール(円筒型蓄電セル)への衝撃を緩和することが望まれている。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、円筒型蓄電セルへの衝撃を緩和することが可能な蓄電モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る蓄電モジュールは、軸方向が互いに略平行となるように配置された複数の円筒型蓄電セルと、複数の円筒型蓄電セルに取り囲まれるように配置された少なくとも1つの柱部と、複数の円筒型蓄電セルを収容するケースと、を備える。柱部は、軸方向に沿って延びている。軸方向における柱部の長さは、軸方向における複数の円筒型蓄電セルの各々の長さより大きい。
【0007】
本開示の一の局面に係る蓄電モジュールでは、上記のように、軸方向における柱部の長さが、軸方向における複数の円筒型蓄電セルの各々の長さより大きい。これにより、円筒型蓄電セルの軸方向における端部のうち少なくとも一方を、ケースから離間させることができる。その結果、円筒型蓄電セルの軸方向の両端がケースにより固定されている場合に比べて、ケースに加わった衝撃が円筒型蓄電セルに伝わるのを抑制することができる。これにより、円筒型蓄電セルへの衝撃を緩和することができる。
【0008】
上記一の局面に係る蓄電モジュールにおいて、好ましくは、柱部は、軸方向に延びるとともに冷媒が流通する内部流路、または、消火剤が充填されている空洞部が形成されている。柱部に内部流路が形成されていることにより、内部流路を流通する冷媒によって円筒型蓄電セルを冷却することができる。また、柱部に空洞部が形成されることによって、円筒型蓄電セルが変形する程の衝撃が蓄電モジュールに加わった場合に、破裂した柱部の空洞部から消火剤を吐出させることができる。
【0009】
上記一の局面に係る蓄電モジュールは、好ましくは、ケースに収容され、複数の円筒型蓄電セルを冷却するための冷却器をさらに備える。冷却器は、軸方向における柱部の一方端と接することにより、一方端から柱部を冷却するように構成されている。このように構成すれば、柱部を介して冷却器により円筒型蓄電セルを冷却することができる。
【0010】
上記一の局面に係る蓄電モジュールは、好ましくは、軸方向における柱部の一方端とケースとの間に配置されている熱伝導部材をさらに備える。熱伝導部材の熱伝導率は、柱部およびケースの各々の熱伝導率よりも高い。このように構成すれば、熱伝導部材によって、柱部とケースとの間の熱交換を効率的に行わせることができる。その結果、柱部を速やかに冷却することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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