TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025032689
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138113
出願日
2023-08-28
発明の名称
伸縮門扉
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E06B
11/02 20060101AFI20250305BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】既設の門柱とは見込み寸法の異なる伸縮扉体を設置できる伸縮門扉を提供すること。
【解決手段】伸縮門扉1は、既設の門柱2Aに対してアタッチメント5を介して伸縮扉体10Aを連結するものであって、伸縮扉体10Aは、門柱2Aに対して見込み寸法が異なり、アタッチメント5は、門柱2Aに取り付けられる門柱取付部51と、門柱取付部51の位置に対してZ軸方向に異なる位置に配置されると共に伸縮扉体10Aが連結される扉体連結部61とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
既設の門柱に対してアタッチメントを介して伸縮扉体を連結する伸縮門扉であって、
前記伸縮扉体は、前記門柱に対して見込み寸法が異なり、
前記アタッチメントは、前記門柱に取り付けられる門柱取付部と、前記門柱取付部の位置に対して見込み方向に異なる位置に配置されると共に前記伸縮扉体が連結される扉体連結部とを有する
ことを特徴とする伸縮門扉。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の伸縮門扉において、
前記門柱には、見込み方向内側に延出する被掛け部が構成され、
前記門柱取付部は、前記被掛け部に掛けられる掛け部と、前記掛け部の位置に対して見込み方向外側の位置に配置されると共に前記門柱に固定される固定部とを有する
ことを特徴とする伸縮門扉。
【請求項3】
請求項2に記載の伸縮門扉において、
前記被掛け部は、見込み方向内側に延出して前記門柱に一体的に形成される延出片部または見込み方向内側に延出して前記門柱に装着される別体の延出片で構成される
ことを特徴とする伸縮門扉。
【請求項4】
請求項2に記載の伸縮門扉において、
前記門柱には、上下方向に溝状に延びた被固定部が形成され、
前記被固定部の溝内部には、固定具によって前記固定部に螺合連結された裏板が配置される
ことを特徴とする伸縮門扉。
【請求項5】
請求項1に記載の伸縮門扉において、
前記伸縮扉体は、前記門柱に対して見込み寸法の異なる框体を端部に有し、
前記扉体連結部には、前記框体が連結される
ことを特徴とする伸縮門扉。
【請求項6】
請求項1に記載の伸縮門扉において、
前記アタッチメントは、前記門柱に対して見込み方向に一対取り付けられ、
前記伸縮扉体は、前記一対のアタッチメントの前記扉体連結部に連結する一対の被連結部を有し、
前記一対のアタッチメントにおける前記扉体連結部の見込み方向の間隔は、前記一対の被連結部の見込み方向の間隔と同じ間隔である
ことを特徴とする伸縮門扉。
【請求項7】
既設の門柱に対してアタッチメントを介して伸縮扉体を連結して伸縮門扉を構成する改装方法であって、
前記伸縮扉体として前記門柱に対して見込み寸法の異なるものを準備し、
前記アタッチメントとして、前記門柱に取り付けられる門柱取付部と、前記門柱取付部の位置に対して見込み方向に異なる位置に配置されると共に前記伸縮扉体が連結される扉体連結部とを有するものを準備し、
前記門柱に対して、前記門柱取付部を取り付け、
前記扉体連結部に対して、前記伸縮扉体を取り付ける
ことを特徴とする改装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、既設の門柱に取り付けられる伸縮扉体を備える伸縮門扉に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、既設門柱に新規の伸縮門扉本体(伸縮扉体)を取り付けて改装される伸縮門扉が知られている(特許文献1参照)。伸縮門扉本体は吊元框および戸先框を備えており、既設の吊元側の門柱には吊元門柱用アタッチメントが設けられており、既設の戸先側の門柱には戸先門柱用アタッチメントが設けられている。吊元框は吊元門柱用アタッチメントに連結されており、戸先框は戸先門柱用アタッチメントに係合可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-122297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の伸縮門扉は、戸先側の門柱、戸先門柱用アタッチメントおよび戸先框の各見付け面は同一平面に揃えられるものであることから、既設門柱と同じ見込み寸法の伸縮門扉本体が取り付けられるものであり、改装前の既設の伸縮門扉本体よりも見付け寸法の小さい伸縮門扉本体を既設門柱に取り付けることは想定されておらず、このような既設門柱とは見込み寸法の異なる伸縮門扉本体を新設する構成とはされていない。しかし、既設門柱とは見込み寸法の異なる伸縮門扉本体を新設することが望まれる場合がある。
【0005】
本発明の目的は、既設の門柱とは見込み寸法の異なる伸縮扉体を設置できる伸縮門扉を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の伸縮門扉は、既設の門柱に対してアタッチメントを介して伸縮扉体を連結する伸縮門扉であって、前記伸縮扉体は、前記門柱に対して見込み寸法が異なり、前記アタッチメントは、前記門柱に取り付けられる門柱取付部と、前記門柱取付部の位置に対して見込み方向に異なる位置に配置されると共に前記伸縮扉体が連結される扉体連結部とを有することを特徴とする。
本発明の改装方法は、既設の門柱に対してアタッチメントを介して伸縮扉体を連結して伸縮門扉を構成する改装方法であって、前記伸縮扉体として前記門柱に対して見込み寸法の異なるものを準備し、前記アタッチメントとして、前記門柱に取り付けられる門柱取付部と、前記門柱取付部の位置に対して見込み方向に異なる位置に配置されると共に前記伸縮扉体が連結される扉体連結部とを有するものを準備し、前記門柱に対して、前記門柱取付部を取り付け、前記扉体連結部に対して、前記伸縮扉体を取り付けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、既設の門柱とは見込み寸法の異なる伸縮扉体を設置できる伸縮門扉を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る伸縮門扉を示す全体説明図。
前記実施形態に係る伸縮門扉の要部を示す横断面図。
前記実施形態に係る伸縮門扉のアタッチメントの取付手順を示す説明図。
前記実施形態に係る伸縮門扉の改装手順を示す説明図。
前記実施形態に係る伸縮門扉のアタッチメントの取付けを示す説明図。
前記実施形態に係る伸縮門扉の第一変形例を示す全体説明図。
前記実施形態に係る伸縮門扉の第二変形例の要部を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2において、本実施形態に係る伸縮門扉1は、設置面GL(地面)に設置されて自動車駐車場などの敷地内外(敷地側および道路側)への出入り口を開閉するものであり、既設の左右一対の門柱2A,2Bと、門柱2Aと、門柱2Aに対してアタッチメント5を介して吊元側が取り付けられた伸縮可能な伸縮扉体10Aと、門柱2Bに対してアタッチメント5を介して吊元側が取り付けられる伸縮扉体10Bとを備えて両開き式に構成されている。伸縮扉体10A,10Bは、それぞれの戸先側において互いに施錠および解錠可能に構成されている。なお、図1は道路側(敷地外側)からみた正面図と上からみた平面図とを示しており、図2は、紙面上側を道路側とし且つ紙面下側を敷地側(敷地内側)として要部を拡大して示す横断面図である。
以下の説明において、伸縮門扉1の左右方向をX軸方向とし、伸縮門扉1の上下方向をY軸方向とし、伸縮門扉1の見込み方向(敷地内外方向)をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
【0010】
門柱2Aは、アルミ製押出形材で構成されており、図2および図3に示すように、Z軸方向において互いに対向するY軸方向に沿った一対の中空枠部21と、一対の中空枠部21をZ軸方向に連結する連結体25とを備えている。中空枠部21には、枠本体22と、枠本体22からZ軸方向内側に延出した延出片部で構成される被掛け部23と、被掛け部23の位置に対してZ軸方向外側の位置にある溝状の被固定部24とを有している。ここで、本実施形態では、Z軸方向内側は伸縮門扉1のZ軸方向における中央側を意味し、Z軸方向外側は伸縮門扉1の中央側からZ軸方向に離間する側を意味する。
枠本体22は、X軸方向に沿った枠見付け片部221,222と、枠見付け片部221,222に連続していると共にZ軸方向に沿った枠見込み片部223,224とを有しており、枠見付け片部221,222はZ軸方向で対向し、枠見込み片部223,224はX軸方向に対向している。枠見付け片部222は枠見付け片部221よりもZ軸方向内側に配置されており、枠見込み片部224は枠見込み片部223よりもX軸方向内側に配置されている。枠見込み片部224には後述する固定ねじ55が挿通される開口224Aが形成されている。また、枠本体22は、枠見付け片部221,222に連続していると共に連結体25がねじ止めされる連続片部225を枠見込み片部223,224間に有している。連続片部225は、X軸方向外側に向かって窪んだ凹部225Aを有しており、この凹部225AでZ軸方向に延びた連結体25にねじ止めされている。
被掛け部23は、枠見付け片部222および枠見込み片部224の連続部分からZ軸方向内側に延出しており、先端がX軸方向外側(枠見付け片部221側)に折曲されている。
被固定部24は、前述した枠見付け片部221,222、開口224Aが形成された枠見込み片部224および連続片部225によってY軸方向に沿って溝状に形成されている。被固定部24で形成される溝内部24Aには、後述する裏板54が配置されている。
なお、門柱2Bは、門柱2Aとは左右逆向きに配置されているが概略同様に構成されているので、門柱2Bの各構成については門柱2Aの各構成と同符号を適宜付してその詳細な説明を省略する。また、本実施形態では、門柱2A,2Bは、伸縮門扉1が両開き式であるために、双方とも吊元側の門柱とされる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
防犯網戸システム
2か月前
松本金属株式会社
手摺構造
今日
三協立山株式会社
連結設備
1か月前
三協立山株式会社
防火設備
1か月前
三協立山株式会社
防火設備
1か月前
株式会社大林組
障子
1か月前
三協立山株式会社
建築装置
25日前
三協立山株式会社
開口部装置
14日前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機の取付枠
10日前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
24日前
三協立山株式会社
袖ユニット
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
10日前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
24日前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
24日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
大林株式会社
ゲートの製造方法
24日前
株式会社ニチベイ
電動遮蔽装置
2か月前
個人
戸枠装置及び戸枠の施工方法
1か月前
立川機工株式会社
遮蔽装置
1か月前
有限会社やまもと
シャッター装置
18日前
株式会社大林組
建築物
1か月前
株式会社大林組
シャッター装置
2か月前
三協立山株式会社
連結設備の製造方法
4日前
株式会社LIXIL
建具
4日前
株式会社LIXIL
建具
4日前
株式会社LIXIL
建具
4日前
株式会社ニチベイ
電動ブラインド
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
建具
5日前
松本金属株式会社
面格子の取り付け構造
2か月前
長谷川工業株式会社
梯子体
1か月前
昭和フロント株式会社
建具
2か月前
続きを見る
他の特許を見る